第154話 一か八かだ!(4)
「アルトミラAー! 俺を胎盤コクピットから放出しろー! 今直ぐにだー! 俺が楊氏妃とアルトミラAを嫉妬心と憎悪で束縛する、元皇帝の爺さんをお前等二人の代わりに供養してやるからー! 俺を今直ぐ放出するんだー! アルトミラ!ー! 俺は易々と死ぬようなな男じゃないからだいじょうぶだー!」と。
俺は憧れのスーパーロボットのアニメの主人公さま──兜〇児さまのように甲高く! 威勢よく! 後先考えず! こちとら江戸っ子だぜ! 喧嘩はお手のもんだ! と。
アルトミラAへと告げ、アイツのことを説得すれば。
「……うぅ、ううう。は、はい、わかりました……。アルトミラAは陛下の指示に従いますます……」と。
元皇帝陛下の爺さんの呪いの下手糞の歌や奇声……。魔法の詠唱……。
「シュ~、チュパ、ポン!」
「チュパ、チュパ」
「ブチュ、ブチュ」
「シュ……。シュ……」
「チュパ、チュパ」と。
タコさん! イカさん化した! タコ入道の元皇帝陛下の爺さんの悪霊! 妖魔に、自分の身体中をチュチュ攻撃──貪られて精気や妖力、気力を《《ヒル》》のように吸われ、更に身動きできないでいるアルトミラAへと俺は最後の力を振り絞り、外へと放出してくれと嘆願をしたら。
アイツは了承をしてくれた。
だから俺は「楊氏妃とアルトミラA! もう少し我慢をしていろ! 俺が直ぐに爺さんを成仏させ、終わったら、腰が砕けるまで可愛がってやるからな」と。
俺は二人に親指を立て告げると。
「いいぞ~! アルトミラA~! 俺を放出するんだ~!」とカッコ好く下知をだした。
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