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第149話 やばいことになりました!(7)
この爺はマジでやばいと思うから。
「ダイアロンQ~! ドリル〇レッシャーパンチだ! 冥の元皇帝陛下の爺さんを攻撃~! 奴を破壊するんだぁあああっ! ダイアロンQ~~!」と。
俺はまた、うぉ、おおおおおおっ! と語尾を伸ばしつつ、昭和のスーパーロボットのヒーローたちのように力強く叫びながら指示をだした。
「……ダイアロンQ……。陛下の御希望により、ドリル〇レッシャーパンチを発動……。発射します……」
ダイアロンQは俺とは違い、いつもの淡々とした口調、物言いで、AIらしく台詞を呟けば、アイツの利き腕のパンチ! 腕の部分から刃がキラリ! と出て発射──!
ダイアロンQの腕──! 刃が出ている部分は高速回転しながら音速のスピードで元皇帝陛下の爺さんの妖魔獣へと直撃──!
だから俺の口から。
「やり~!」
「やった~!」
「みんな~、お疲れさま~!」と労いの言葉と笑みが漏れるのだけれど。




