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アラサーの俺に毎夜「恨めしや~」と呪いにくる異国の女性のお化けは実は女神様で、俺に巨大ロボを授けてくれました!  作者: かず斉入道


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第127話 えっ! 何? あれは?(4)

「俺はお前等三人のことを心から愛している……。それも死ぬほど愛している……。だから夜の方も楼蘭妃と麗蘭妃が満足──いく、いく、まで頑張っているつもりだ! それも参国が未来永劫栄えるためにがんばっているつもりだが……。違うか? 楼蘭と麗蘭! ダイアロンQー!」


 俺は「うぅ、ううう」と唸りつつ。ガウガウ! ワンワン! と吠え、暴れ、抗う、暴走仕様のダイアロンQと楼蘭妃、麗蘭妃の三人へと、俺がまだ真剣に告げていない、愛の告白と。


 俺は、俺なりに婿養子として参国のためにがんばっていないか? と力強く告げ、説得を試みれば。


「いくら、今まで敵同士……。犬猿の仲だったとしても、隣国が完全に滅びの道……。亡国へと向けて進んでいることを知って、素知らぬ振りをするわけにはいかないだろう、三人とも? ましてや冥国の楊氏妃は、俺の妃に加えて欲しい。


 そして数少なくなりつつある、冥国の民を泣きながら救って欲しい。自分の身はどうなってもいい。俺に全部捧げると言ってくれているのだ。そんな楊氏妃を俺は男! 大王として素知らぬ振りはできん! だから冥国も俺のものなんだ……。頼むから筆頭太后になる楼蘭妃はドン! と大物らしく振る舞ってくれ、おねがいだ、楼蘭………。麗蘭……。ダイアロンQも……」と。


 俺はシクシクと涙を流しながら参国の嫁三人へと心から嘆願をしたのだった。



 ◇◇◇


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