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第126話 えっ! 何? あれは?(3)
「うぎゃぁああああああああああああっ!」
「ぎゃぁあああああああああああああああっ!」
「ぶっ殺してやる~~~!」
「殺してやるからなぁあああっ!」
「必ず~~~!」
「七代まで祟って~! 呪い殺してやる~! からなぁあああっ!」と。
俺の生前……。
そう楼蘭妃と麗蘭妃の親子丼が、キョンシーとなって俺の枕元にたち──何故、自分たちと国の民を置いて他界したのか? と恨み、辛みを漏らしたり。
自分たち以外の女性を娶る七代まで祟ってやる、呪い殺してやると、自分の亭主と父親の転生者である俺のことを毎晩脅していたころと変わらぬ、恐ろしい言葉を漏らすから。
「お前等なぁ~! いい加減にしろ! 俺がいつお前等三人を捨てると言った!」
俺はグゥ! グゥ! ギュ! ギュ! とパワー全開でパワー不足になりつつあるダイアロンQを力づくで、押さえつけ、身動きをとれないようにしているアルトミラAの胎内コクピットから三人へと怒声を吐くと。




