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アラサーの俺に毎夜「恨めしや~」と呪いにくる異国の女性のお化けは実は女神様で、俺に巨大ロボを授けてくれました!  作者: かず斉入道


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第10話 俺は立つ!(2)

 だから黒の宰相……。自分の欲望のために邪神……。魔王に取り込まれている韓黄は無言だが、その場に倒れたから。俺は直ぐに韓黄の身体に蹴りを連続で入れた。


「楼蘭と麗蘭は、早くこの場から逃げろ! 逃げるんだ!」と叫びながら韓黄に蹴りを入れ。


「うりゃぁ、ああああああっ!」、「わりゃぁああああああっ!」、「死ねぇえええっ! 死んでしまえぇえええっ! 韓黄ー!」


俺は倒れているのに、呻りすら漏らさない……。まあ、何もしゃべらない、口にもしない暗黒神の男……。この《《この参》》と言う名だったらしい国の宰相をしていた男……。王を殺し、今度は太后と皇女へと魔の手を伸ばし、殺害を企て、完全にこの国を則ることを計画している男へと物々しく、荒々しく叫び、蹴りを入れ続けているけれど。


「えぇ、でも、あなた様……」

「聖斗さまだけ、この場においては……」


しかし、この通りで、俺が二人へと逃げろと告げても。俺の背後に二人は震え、怯えながらたち、逃げようとはしないから。


俺はマジで困ったなと思うから。


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