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男女比率1対100の世界で男の俺がVはじめました。(ただしVのときの性別は女である。)  作者: おまめあずき×梅崎さくら
第四章 【咲久和 華】というVTuber
60/83

60 総合評価1,000pt記念・【真の実と書いて】五万人記念配信❀歌枠【真実】⑦

前回参考にさせていただいた曲のせ忘れてました…。すいません。

前回の曲は、DECO*27様の愛言葉Ⅳになります。

今回の曲が何なのか想像しながら見てみてください。

では、本編どうぞ。


〈おお〉

〈めっちゃ満面の笑みでいうやん〉

〈かわよ〉

〈ニッコニコやなw〉

〈ニコニコw〉

〈かわいい〉


「え、そんなでした?」

(そんなに顔に出してた?? …恥ずかし。)


〈めちゃくそ笑顔〉

〈めっちゃ〉

〈満面の笑み〉

〈かわいい〉

〈恥じらいかわよ〉


「あー…ゔゔん。……ということで!」

コメントしづらくなったので咳払いで仕切り直す。


〈草〉

〈話題転換〉

〈草ぁ〉

〈乙〉


「ということで!! ……七曲目、行きましょう!」


〈二回目w〉

〈そうだね〉

〈Kawaii〉

〈二回言った〉

〈Hana is cute〉


二回言った、というツッコミは無視して音源をながす。


この曲は、問いかけから始まる。

大丈夫かな、と。

喜んでもらえているかな、と。

こちら側だからこそ、わからない。

怖い。


それでも、私は、VTuber(アイドル)だ。


アイドル(偶像)でしかない?

だから何だ。

アイドル(偶像)であるのだから。

私は、VTuber(アイドル)であるのだから。


頑張りが当然? そんなわけがない。

頑張るのってつらいんだ。

立ち止まりたくなるんだ。

何度も何度も心折れかけるんだ。

それでも立ち上がろうとするんだ。


それが、今の私だ。

()()()」なんて、絶対絶対言わせない。

だって、一番嫌いだから。

絶対に、言わせない。


ブスだとか、加工だとか。

ほんとに見えては居ないのに。

今の私は(リスナー)の理想像じゃないかもしれない。

わからない。


でも本気だから。

絶対絶対推させてみせるから。

ありのままの私を―――留依も、華も。

好きになって欲しい。

これはわがままなのかな?


可愛くなくたって好かれてたい。

傷つきたくない。

エゴだよ、解ってる。

でもそれが私のアイドル(理想)


勝手に駄目だって言われたって。

影で笑いものにされたって。

めげるわけ無いよ、だってアイドル(皆の理想)だもん。


まぁ現実はそん強いわけでもなくて。

普通に傷ついたりもするけど。

それでもそんな理想を追い求める。

目指してしまう。


そんな大馬鹿者ですが。

応援してくれる皆が居て。

支えてくれて。

いっぱいいっぱい、元気を貰って。

まだ返せないかもしれないけれど。

いつか、必ず返したいから。


待っててね。


「―――っっ大好きーーーーーーっ!!」


そうやって私が叫んだ後。


〈ありがとう〉

〈だいすきいいい〉

〈煙!?〉

〈お衣装チェンジだアアアアアアアアア〉

〈新衣装ううううううううう〉

〈キタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!〉


全画面が白い煙に包まれ、今回、この曲のために用意した画面へと切り替わる。

私の、華の衣装も、いつもの和メイド服から、桃色を基調としたふりっふりのアイドル衣装に切り替わる。


首元にはピンクのリボン。いつものツインテールにもリボンの髪飾りが巻き付いて。

ふんわりと膨らんだパフスリーブの袖に、たっぷりと付いたフリルのお陰でギリギリ膝までのスカート。


鶴さんが、今回のために描き下ろしてくれた新たな私の身体。


そして、ラスサビに入る。


イメージじゃなくて。理想じゃなくて。幻想じゃなくて。

私を、()を見て。

今の、私を。


訴えかけるように、心を込めて歌いきった。


今回参考にさせていただいた曲は、HoneyWorks様の「誇り高きアイドル」になります。

わかりましたか?


誤字脱字などがありましたら、遠慮なく誤字報告をお願いいたします。

また、感想なども遠慮なくお願いいたします。

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