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男女比率1対100の世界で男の俺がVはじめました。(ただしVのときの性別は女である。)  作者: おまめあずき×梅崎さくら
第四章 【咲久和 華】というVTuber
58/83

58 総合評価1,000pt記念・【真の実と書いて】五万人記念配信❀歌枠【真実】⑤

……何故この短期間で二回も書いたものが吹っ飛ぶんでしょう??(いえ原因は解ってますそりゃあページを消したらなくなるわな)更新止まってすみません。

参考にした曲が何かを予想しながら見てみてください。

(※楽曲への自己的解釈が含まれます。御理解の上閲覧ください。)


―――♪


イントロが流れる。


この曲で描かれたのは、未練と、葛藤。

誰かへの、未練。

そして、誰かに素直になれなかった自分に対しての葛藤。

言葉にするように、歌う。


素直になれなかった、天邪鬼な自分。

いつか、『君』から貰った愛を、素直に受け取れなくて。


歌いながら、ぼんやりと、自分(留依)なら、今の自分()なら、『君』は誰になるのだろうか、と考える。

(今は、いいか。)

僅かな疑問をすぐに消し去り、曲に集中した。


いつか、受け止められる日まで。

素直に、諦められる日まで。

待とう。


それが答えだ―――。


 ###


「―――……このまま、行っちゃいましょう! これまたやばい、五曲目!」


〈よくこれを入れようと思ったね〉

〈勇者だよまじ〉

〈ラップやってる人ならいけんじゃね?〉

〈確かに〉


「速度は三曲目よりかはマシじゃないです?」


〈そー〉

〈それな〉

〈でもこれ高いやん〉

〈華ちゃんならいけるって!(謎の信頼)〉

〈謎の信頼w〉


「五曲目! 行っちゃいましょ〜〜〜!!」


……実は、この五曲目。

選んだのはほぼノリなのである。

いや記念配信の曲をノリで決めるなという話ではあるが、全部真面目に決めてたら逆に華らしさが無くなってしまいそうだったので、というか一回決めたセトリがあまりにもガッチガチ過ぎて雨に止められた結果である。


曲が始まる。

アップテンポというか早すぎる歌詞にどうにか食らいついていく。

(ッッッッ。あーーーーはっっっっっっや。いや、速度で言えばちゃんと三曲目のほうが速いけど、コッチのほうが難しい。)

でも、楽しい。

そう思っている心の内を表すように、留依の口元はにひっと緩んでいる。


特に大きな間違いもなく一旦休憩パート(歌がないパート)に入る。


〈また機械音声白黒!?〉

〈う ら や ま〉

〈裏山……〉

〈しろくろおぉぉお〉

〈HASUHASU(´∀`*)〉

〈HENTAI☆〉


またまた機械音声はしろくろ兄弟でお届けしている。


休憩パートが終わり、再び高速歌詞が帰ってくる。

(予想以上に…キツイ…。高速曲二曲はやっぱ無謀でしたわ…。)

それでもなんとかまちがえないように食らいつく。

節々に投げやりな感情をこめてみるものの、あまりうまくいかない。


まぁそれでも楽しいから良いかと思ってしまうのも事実である。

(……それはプロとしてどうなんだ…。)

自分に呆れつつ、ラスサビに突入する。


気持ちが高ぶる。

それでもきっちり制御はしつつ、最後まで歌い切る。

「―――………。っっはい!! ということで五曲目いかがでしたでしょうか?

 やっぱり高速曲二曲は、無謀だった……。」


〈888888888〉

〈草〉

〈無謀だね〉

〈すごかったー!! [彼岸花]〉

〈( ̄ー ̄)bグッ!〉


「彼岸さん! ありがとうございます! ……もう、何度噛みかけたことか……。

 速い上に難しいんですよ読みが。」


〈そ れ な〉

〈これカラオケで歌ったら50点以下行っちゃった話する?〉

〈むしろどうやって行くんだよ50点以下ってw〉

〈歌よかった〉

〈全部噛んだ〉

〈草〉

〈私だったら全てを噛みそうな歌詞だった [彼岸花]〉


「そうですか? 彼岸さんは意外とサラッといってしまいそうなイメージがあるんですが…。

 ……ではでは〜、六曲目! いっきましょ〜〜!!」


〈いえーーーーい〉

〈六曲目♪ [彼岸花]〉

〈いっきましょ〜〜〉

〈(≧∇≦)/イエイ〉


《今回華が歌った曲(の参考にさせていただいた曲)》

☆164様 天ノ弱

☆れるりり様 脳漿炸裂ガール

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