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男女比率1対100の世界で男の俺がVはじめました。(ただしVのときの性別は女である。)  作者: おまめあずき×梅崎さくら
第三章 波乱…………
21/83

21 マズイ。

めちゃくちゃ短いです。すみません。

ふわりを何処かで出したいですね……。

腐話裏(ふわり)ちゃんについては前話にてご確認ください)

――

―――


「じゃあ、最後ののましゅまろだよ!

『“ア・イ・シ・テ・ル”歌ってください❗ 応援してます❗』だって。

いや、キミたちどんだけ私に歌わせたいの…? 一応最後のましゅまろなんだけど……。


〈ア・イ・シ・テ・ルかぁ〉

〈歌って!歌って!〉

〈それがワイらクオリティ。〉

〈ワイら(華っ子)クオリティ。〉

〈wwwwwwwww〉

〈最後なのにねwwww〉


「ん、でも、応援ありがとう。

歌に関しては近々歌ってみた上げる予定だから歌はそれで我慢してね〜。」


〈我慢我慢〉

〈歌ってみたなにかななにかな〜〉

〈ムリ〉

〈無理無理〉

〈我慢ムリ〉


「どうにかして我慢してね? うん。

じゃあ、今日の配信はここまで。

皆様ご視聴ありがとうございました。またお会いしましょう! おつはな〜。」


〈おつはな〉

〈乙華〉

〈お疲れい〉

〈おつはな〉

〈ばいばい〉


―この配信は終了しました―


 ###


「………………………………どうしよう。

…ヤバい。非常にヤバい。」

どうにかして配信を乗り切り片付けをして、ご飯を食べて一段落して。

やっと俺は地声に切り替え、そんな事を言いながら机に突っ伏した。

正直言って、あのましゅまろを見た後のことをほぼ覚えていない。


『ぶっちゃけ、華さんって男ですよね?wwwww』


あの、ましゅまろ。

ましゅまろは、完全匿名質問サービスなため、誰がこの質問をしたのかかはわからない。

が故にマズイ。まずすぎる。

誰がこの質問をしたのかがわからない以上、なんでそれに気づいたのか、気づかれてしまったのかがわからない。


「どうしよ……。」

電気が無駄になる、と、のろのろとパソコンの画面を消す。


―――ピコン


机の上に裏返して置いてあった携帯が振動し、通知があったことを知らせる。

なんだろ……。


============

    LINEA✉

〈くろにいちゃん〉

 へるぷみー。

============


「………くろにいちゃん………。」


よりによって……今?

こういうときのくろ兄ちゃんは放おって置くと後々面倒なことになるから放おっておけないんだよな……面相臭い。

はぁ、と呆れつつ、俺はくろ兄ちゃんの部屋へ向かうのだった。




―――今、くろ兄ちゃんが配信中だ、ということも忘れて。



いつもありがとうございます。

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