第八十五話「新たな力」
(どれもこれも強力な力だな..。)
竜斗は新たに手に入れた力の説明をみてそう思った。
(恐怖耐性は色々組み合わさって全て状態異常に耐性が付くようになった上にレベル10になってる。まぁ基本的にスキルはレベル10になってるな。)
(種族はまた新しくなってるが、まぁ多分あの年寄りが作ったものなんだろう。)
(それで問題がこの「神技」ってスキルか。神の力っていうのがいまいちわからないんだよな。)
(とりあえず使ってみるか。)
そう考えて使ってみる。
しばらくすると竜斗の目の前に魔力ではない何かが生み出された。
(はぁ、はぁ...。発生させるだけでこれかよ。これにかける労力がハンパないな。とりあえずは練習だな。しばらくは実戦では使えなそうだし。)
(ただ使いこなせるようになったら強いだろうな。明らかに魔力よりたくさんのことができそうだ。)
そんなことを考えながら竜斗はステータスを見ていく。
(亜神ってのはあの老人が言ってたものだからいいとして...って、さりげなく「大罪」と「美徳」追加されてるじゃん!確認しないと。)
追加されていた「大罪」と「美徳」に竜斗は驚き、慌てて確認する。
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『色欲』
使うと異性に魅了の効果を与える。自分よりも
レベルが高い相手と精神力が高い相手、そして
同性には効果がない。
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『節制』
MPをこの「美徳」にためておくことができる。
ためれるMPの量は自分のMPの量の半分である。
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(「色欲」も強いっちゃ強いが「節制」の方が使い勝手がいいな。)
そんなことを考えていると「憤怒」の時と同じように声が聞こえてきた。
『ちょっと、失礼よ!』
(なんだ?「色欲」。)
『というかなんでいきなり声が頭に響くことに驚きを持たないのよ。反応してくれたっていいじゃない。』
(「憤怒」の時も同じようなことがあったからな。)
『...文句を言いたいところだけど伝えたいことがあるからやめることにするわ。』
どうやら「色欲」は竜斗に伝えることがあるようだった。
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