第七十六話「授業開始」
「そんじゃ、自己紹介も終わったことだし授業を始めるぞ。」
竜斗などの護衛の自己紹介も終わり、ジルが授業を開始した。
「まぁ、授業つっても外でやるんだが。」
「まずはお前たちの実力の確認だな。よし、お前ら実技場いくぞ。ついてこい。」
そう言ってジルは教室から出ていく。
竜斗たちはジルについていくように教室から出ていった。
◇ ◇ ◇ ◇
「よし、集まったな。じゃあまずは近接攻撃が主なやつと魔法使うやつでわかれろ。」
そしてそれの言う通りに生徒とその護衛はわかれていく。
「わかれたようだからとりあえずそれぞれあれに向かって攻撃してみろ。」
「まぁあれは去年も使っただろうが、攻撃するとダメージが表示される魔道具だ。一応1000HPぐらいは耐えれるらしいが一回の攻撃で1000も出せるやつなんてほぼいないからな。そこは心配しなくていい。じゃあ護衛は待機しておいて生徒たちはそれぞれ攻撃していけ。」
「そうだな。自己紹介と同じようにケントからやってもらうか。」
「わかりました。」
健斗は装備していた剣を引き抜くと構えて的めがけて切りつけた。
そうすると的から200という数字が照射される。
「おぉ、なかなかだな。すでにうちの国の騎士よりも強いじゃないか。」
「そうなんですか?」
健斗はそう聞く。
「あぁこればっかりは自分の持ってる職業で差が出るからな。書いてなかったがお前の職業は最上位職とか特別な職業だろ?まぁそれを考えればこのダメージも違和感はないからな。お前より強いやつはそこまでいないと思うぞ。」
「そうですか。でも自分の上もいるんですよね。」
「そうだな、ちょうどいい。カーラ、お前がやったらどうだ?」
「わかりました。」
ジルにそう言われたカーラは的の前に来て魔法を発動させる。
「氷礫。」
カーラがそう言うと氷の礫が現れ、的を撃ち抜く。
的からは250という数字が表示された。
「あいつは普通の属性以外にも氷の属性も持ってるからな。なかなか強いぞ。ただ近接はそこまで強くないからな。まぁそこは職業の問題だからしょうがない。」
「ただ、あいつは純粋な攻撃力ならお前よりは上だぞ。」
「確かにそうでしたね。カーラさんありがとうございます。」
「いいえ、別に私もあなたと同じようにやっただけなので別に気にしなくて良いですよ。」
そんな会話があり、その後も同じように生徒がやっていったが、竜斗はそれをみて終始「弱ぇな…。」と思っていた。
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