表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
72/101

第七十一話「学園へ」

目が覚めた竜斗には見慣れない天井が目に入った。


(あぁそういやここで生活することになったんだっけ…。)


そう思いながら竜斗は体を起こし、周りを見渡す。


(窓から光が少ししか入ってこないから、まだ早朝か…。この体になって以来、寝る時間もそこまで必要なくなったからな。起きる時間もかなり早くなった。)


(部屋の外に出るのもアレだし、侍女が来るまで暇つぶししているか。)


◇ ◇ ◇ ◇

「失礼します。」


そう言って侍女が入ってくる。


そうしてこちらを見ると、表情を変えずに話しかけてきた。


「起床なさっているようですので、こちらを渡させていただきます。」


そういって、服を渡してくる。


「皇女様の護衛がそのような服を着ていられますと舐められてしまいますから。」


それだけ言うと、侍女は部屋から出ていった。


(とりあえず、着替えるか。)


◇ ◇ ◇ ◇

渡された服を着て、自分の持ち物を装備した竜斗は城の前に来ていた。


少し待っているとカーラが馬車に乗って現れた。


「乗ってください、リュート。」


カーラがそう言うのに従い、竜斗は馬車に乗る。


馬車に座った竜斗にカーラは話しかけた。


「これから、少し行ったところに学園はあります。今日から新学期が始まり、私も2年生となります。

まずは講堂で始業式がありますので、そちらに向かいます。」


「了解。」


そうして馬車は学園へ動き出した。


◇ ◇ ◇ ◇

馬車から降りた竜斗はカーラの後ろを歩いていた。


周りを見ると、カーラと同じ学園生と思わしき人がこちらを見てヒソヒソと話している。


(まぁ、見たこともない奴が皇女様の護衛なんてしてたら話題になるわな。)


そんなことを考えながら歩いていると、急に声が響き渡った。


「どうしたんだい、カーラ?そんな平民を連れて。」


その声を聞き、前を見るとイケメンがいた。


(誰だ、あいつ?)


「誰だ、あいつ?」


「なっ、平民ごときがこの私をバカにするだと!?カーラこいつはどうなってる!」


「いやぁ、ごめん。本音が出ちゃった。」


「貴様には聞いていない!」


そんな会話をしたあと、カーラはその男に向かって言った。


「お兄様。確かに性格に問題がある可能性はありますが、実力は確かなのです。」


「なっ、そうなのか?それならばしょうがないか..。」


「不快だが、挨拶してやろう。私こそがこの国の第二皇子ランデル・オスカーだ!」








コメントや評価、レビューよろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ