第五十二話「初めての依頼と討伐」※天谷健斗視点
冒険者ギルドに登録した次の日、健斗たちはアルトとクインに連れられて、冒険者ギルドに来ていた。
アルトと受付の人が喋っている。
そしてしばらく喋ったあと一つの紙を持ってきた。
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「ゴブリン討伐の依頼」
カルハラ草原でゴブリンを2匹討伐し、死体をもって来て欲しい。
報酬:銀貨3枚
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「この依頼をそれぞれ受けてもらう。」
「今日君たちにはレベルを上げてもらうよ〜。」
そう言われて5人はアルトとクインに連れられて冒険者ギルドを出ていった。
◇ ◇ ◇ ◇
「よし、あそこにゴブリンがいるだろう?アマタニ、まずはお前があれをやれ。」
「わかりました。」
そう言うと健斗は剣を抜き、訓練の時のようにゴブリンに向かって剣を振り下ろした。
「グギャ!」
ゴブリンはそう一声あげるとぴくりとも動かなくなった。
(ウッ、血がはっきり出ているし、気持ち悪い。)
顔色が悪くなっている健斗を向かってアルトが言う。
「グロいのはわかるが、とりあえずステータスを確認してみろ。」
健斗は吐きそうなのを抑えながら自分のステータスを見る。
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名前:天谷健斗
種族:人間
職業:勇者
Lv:2/100
HP: 510/510
MP: 510/510
SP:510/510
基礎攻撃力:141
基礎防御力:121
基礎魔攻力:141
基礎魔防力:121
基礎敏捷力:131
スキル:
『鑑定Lv:3』『光魔法Lv:3』『剣技Lv:4』『逆境覚醒Lv:1』
称号:
『異世界からの転移者』
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「見ればわかるだろうがステータスの数値が上がっているだろう?」
「こうやって倒せばステータスが上がるからあまりスキルを上げる人がいないんだよね〜。」
「それはわかりますけど、このゴブリンの死体どうにかなりませんか?どうしても気持ち悪くて。」
「わかった。クイン、やってくれ。」
「了解〜。」
そしてクインは水魔法を発動させ、ゴブリンの血だけを分離させた。
「はい。これで綺麗になったよ〜。」
「これで少しは落ち着いただろう。アマタニにはあと一体、他は二体ゴブリンを倒してもらう。」
そして健斗たちはゴブリンを探しにそれぞれ散らばった。
◇ ◇ ◇ ◇
全員がゴブリンを倒した頃には陽が傾きはじめていた。
「よし、全員倒し終わったようだな。」
健斗たちはそれぞれ青ざめた顔でいる。
「気分が悪いのはわかるよ〜。私も最初は吐きそうになったしね〜。」
「夜は視界が悪くなる。今日はこのまま王城に戻るぞ。ゴブリンの方はこちらで処理しておく。」
そうアルトに言われて健斗たちは王城に戻っていった。
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