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第三十八話「リリィとの決着」

◇ ◇ ◇ ◇

竜斗がいなくなった白い空間で管理者は一人つぶやいていた。


『彼には嘘ばかりですね。もともと世界の滅びなんてものはありませんし。確かにバグが起きているのは本当です が私には負けますし、知性を持った個体がいる場所にバグがいるわけでもありませんのですぐ介入できます。』


『私は彼がどこまでいくか楽しみなのです。「大罪」に負けるか。それとも私を超えるか。』


『転移者も出てきましたし、かつての友人に出会って彼はどう思うでしょうか。』


誰もいない空間で管理者は笑う。


『竜斗さん。せいぜい私を楽しませてくださいね。』


◇ ◇ ◇ ◇

視界が戻ってきた竜斗は剣を振りかぶったリリィが向かってきていた。


(え!本当にそのままかよ!?)


傷で痛む体に鞭を打ちながらリリィの攻撃をあわてて避けた。


「あれ?まだ避けれたの?」


リリィが聞いてくる。


(周りは気づいてないんだな。よし「強欲」も手に入ったし、勝てるはず!)


(ん?ていうか「大罪」とか「美徳」にステータスアップの効果なくね?)


(まずくね?)

『条件を達成しました。

 特殊進化を開始します。』


そう思った瞬間竜斗の体が光り出した。


(何だこれ?進化する時の兆候?でもレベルは足りてないはずだけど。)


そう考えているとどんどん体が作り変わっていく感じがする。


(そうだ!あいつはどうなってる?ここで攻撃されたらひとたまりもないぞ!)


竜斗はリリィの方を確認したが、リリィは光に目がくらんで動けていないようだった。


(よしこのまま進化してしまえ!)


◇ ◇ ◇ ◇

しばらくたった後、進化が終わった。


(すげぇ。全然違う。)


自分の体の変化を実感していると、リリィが話しかけてきた。


「何が起こったの?」


『あぁ、進化が起きたんだよ。』


「そんなことはわかってる。なんで今進化が起こったのかってことよ。レベルは足りていないはずよ。」


『俺もよくわかっていないが、まぁ簡単に言えば、「大罪」を手に入れた。』


「な!嘘でしょ!?「大罪」と「美徳」は両立できないはずでしょ!」


『それは前例がなかっただけだろう。まぁ、おしゃべりはこれぐらいにしてやるか。』


『さっきまでひたすらやってくれたお返しだ。俺も全力でブレスを撃つ。止めれるなら止めてみろ。』


「くっ、やるしかないのね。」


竜斗はそういうとブレスを全力でうった。


リリィは防御する体勢をとった。


ドォォォォォォン


大きな音がなり、土げむりが舞い散った。


(どうなった?)


『レベルが上がりました。 

 レベルが上がりました 

 …..レベルが上がりました。』


(勝ったか。)


土げむりが晴れた後、そこには何も残ってなかった。


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