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第三十四話「上位存在との会話3」

『まず最初に言わせてもらうとあなたはまだ死んでいません。魂だけをこちらに持ってきている状態です。』


(で、今俺の体はどうなっているんだ?)


『ちょうど、目の前に敵の剣が振り下ろされそうなところですね。』


(え!死んじゃうじゃん!)


『安心してください。世界の時を止めていますから。それでも「大罪」や「美徳」持ちやそして滅びの原因である

 バグの活動は止まっていませんが。』


(ふぅ..。それならセーフか?)


『そしてあなたをここに呼んだのは私が「忍耐」と同じく、管理していた「強欲」をあなたに付与するためで す。』


(じゃあ、なんでこのタイミングなんだ?俺が魔法の練習していた時でよかっただろ?)


『完全にたまたまですね。あなたのことをいつも見ているわけではありませんから。』


(お〜い!危うく死にかけたんだけど!?)


『それはすいません。』


(まぁ、死ななかったからいいけど..。)


(で、なんでわざわざ俺を強欲を付与するためにここに呼んだんだ?別に「忍耐」と同じように次進化する時とか でもよかったんじゃないの?)


『それではダメなのです。今付与できなかったらそのままあなたは魔龍になってしまいます。しかしそれではダメ なのです。おそらくそれではバグに勝てません。最低でも美徳、大罪を5つは手に入れてレベルもマックスにし ないと…。』


(そこまでバグとやらは強いのか?)


『はい、大罪、美徳を持っている程度では歯がたちません。美徳に関しては最悪あなたに委譲すればいいだけの話 ですが、大罪持ちは割と好き勝手しているので私が持っているもの以外は倒してもらう必要があります。

 ですので、あなたに必要なのは大罪持ちを4人倒すことですね。』


(結構キツくない?)


『大丈夫です。この「強欲」さえ取り込んでしまえば、だいぶ楽になります。もっとも「強欲」に飲み込まれたら

 どうしようもありませんが。』


(ダメじゃん。)


『…。ともかく今から「強欲」を付与します。飲み込まれないように気をつけてください。』


(わかった。)


そうすると自称神は何やら唱え始めた。


それが終わったあと、竜斗の視界は暗転した。

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