第二十六話「出発前」※リリィ視点
カクヨムの方でも連載を始めました。カクヨムの方は最初に数話放出してそれ以降はこちらと同じペースでやっていきます。
竜斗が上位属性の魔法の練習に打ち込んでいる頃、Aランクパーティー『疾風の狼』とギルマスリリィは
アルトーレ大森林の浅層に入ろうとした。
『疾風の狼』のリーダー、アルフが言った。
「今回はギルマスのリリィさんについてもらって、中層から深層までにあると思われる龍の巣の調査と場合によっ てはその龍の討伐を行う!龍は劣魔龍らしい。みんな気を引き締めてやるぞ!」
「分かったわよ。アルフ」
「おう、了解だ。」
「了解です。」
パーティーメンバーがそれぞれ魔術師のアリーシャ、重戦士のガンツ、僧侶のリンが順に言う。
「今回はよろしくお願いします。リリィさん。」
「あぁ、よろしくね。」
リリィはアルフに返事を返しながら、考える。
(『疾風の狼』。良くも悪くも安定したパーティー。深層の奥に行くならまだしも深層でも普通に戦えるし、
中層は余裕。何より私がいるからよっぽどのイレギュラーがない限りは安全。)
そこまで考えて心配することはないと自分を安心させるが、嫌な予感がここ数日続いている。
(やっぱり不安だ。そこらの異常個体程度なら大丈夫だけど、もし「大罪」か「美徳」持ちなら洒落にならない。
あの力は魔物が持つにしても人間が持つにしても大きすぎる。今は劣魔龍ぐらいの規模でも成長されたらもう 手がつけられない。)
かつて美徳「慈悲」を持った教皇に会った時は鳥肌が止まらなかった。
(「大罪」、「美徳」を持った生物は不老になる。教皇は少なくともこの王国が生まれた時からはいるらしい。
このくらいならまだ間に合うはず。「美徳」と「大罪」の内、人間が持っているのは「慈悲」の教皇だけ。
空席の「忍耐」と世界樹が持つ「救恤」と教皇の「慈悲」を除く残りの美徳はいわゆる「神」と呼ばれるものの配下の天使が持っている。この天使たちは人類が馬鹿なことをしたら天罰をしにくるけどそれ以外は無害。逆に「大罪」持ちは 自分の持ち場で好き勝手にやってる。たまに人里に降りてくることもあるけどその時は来られた時は必ず人間は 全滅。幸いなのは今のところどちらも持った個体がいないこと。教皇は神から連絡を受け取れるけど、ここから は遠いから連絡はまだ届いていない。とりあえず相手の戦力はわからない状態でやるしかないか。)
「リリィさん?大丈夫ですか?」
心配したのかアルフが声をかけてくる。
「えぇ、大丈夫よ。」
(考えすぎてもしょうがないか。とりあえず行こうか。)
「では、出発しましょう。」
(相手が「大罪」か「美徳」持ちならば私の全てをかけて倒す。それだけ。)
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名前:リリィ
種族:人間
職業:狂戦士
Lv:55/100
HP:920/920
MP:800/800
SP:780/780
基礎攻撃力:200
基礎防御力:180
基礎魔攻力:200
基礎魔防力:180
基礎敏捷力:190
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すみませんが、11日に体調を崩してしまい書けなかったので投稿できません。
13日には投稿する予定なので、どうぞよろしくお願いします。




