オーダー69:シズカ、猫耳少女になる
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ちなみにオーダー66でハワイ風パンケーキ2を出しましたが、調べたところ、初代ハワイ風パンケーキが出てくる回が見当たらなかったので、急きょオーダー11を修正して初代の方を出しました。あらかじめご了承ください。
妖狐ちゃん「聞いて驚くでおじゃる!ひざまづくでおじゃる!まろはスーパーチャーミングセクシー妖怪の妖狐ちゃんでおじゃる!!」
今日のカフェチャーミーキャットには、見た目は子狐、中身はベテラン妖怪であるキツネ妖怪の女の子・妖狐ちゃんが毎度お馴染みの名乗りを上げながら来店して来ました。
シズカ「相変わらず元気いっぱいですね、妖狐ちゃん。」
妖狐ちゃん「それほどでもあるでおじゃる!こねこちゃん、ハワイ風パンケーキ2をお願いするでおじゃる!」
こねこちゃん「はいはーい!」
妖狐ちゃんに注文され、ハワイ風パンケーキの準備をするこねこちゃん。
その待ち時間、妖狐ちゃんはシズカをジーと見つめ、
こう言いました。
妖狐ちゃん「前から思っておったが、シズカちゃんは猫耳が似合いそうでおじゃるなぁ。」
春人「確かに。」
シズカ「マルちゃんの魔法にかけられた時はふつうの黒猫になったし…本当の猫耳少女も良いかも…!是非私を猫耳少女にしてください!ほんの少しの間だけ!」
シズカは試しに猫耳少女にしてもらうよう、妖狐ちゃんに頼みました。
妖狐ちゃん「承知したでおじゃる!ではさっそく」
こねこちゃん「妖狐ちゃんお待たせ〜!ハワイ風パンケーキ2できたよ〜!」
妖狐ちゃん「その前に腹ごしらえでおじゃる♪」
そこへこねこちゃんが、完成したハワイ風パンケーキ2を持ってきました。
そしてパンケーキを美味しくたいらげた妖狐ちゃんは、
張り切ってシズカを猫耳少女にしようとしていました。
妖狐ちゃん「ゴホン!では張り切っていくでおじゃる!」
シズカ「お願いします!」
こねこちゃん「ワクワク♪」
こねこちゃんと春人は、シズカが猫耳少女になることにワクワクしていました。一方のなる方のシズカもワクワクしていました。
妖狐ちゃん「行くでおじゃる!変身妖術・猫耳少女変幻の術!!」
シズカ「うわっ!」
妖術ちゃんの指から発射されたビームをあびるシズカ。
ボワンと吹き上げた煙がシズカを包み、煙が晴れると、
シズカは黒猫の耳としっぽが生えた猫耳少女になっていました。しかも猫耳には白くてフワフワな耳毛があり、
黒と青の2色の着物を着ていました。
シズカ「すごーい!私、ホントに猫耳少女になったんだ♪それに猫耳やしっぽもちゃんと動いてる!ハロウィンの時のチェシャ猫コスは違う!」
猫耳少女になれたことに、シズカは大喜び。
こねこちゃん「うわ〜!シズカちゃんすごく可愛くなってるよ!」
春人「やっぱりシズカちゃんな黒猫コスが似合うなぁ。」
妖狐ちゃん「ちなみに黒い着物はサービスでおじゃる!」
シズカだけではなく、こねこちゃん達も大喜びしていました。
妖狐ちゃん「ではちょっと試してみるでおじゃるか…!ジャジャン!」
ちょっと悪そうな顔をした妖狐ちゃんは、どこからか大きめでよりモコモコとした猫じゃらしを取り出しました。すると…
シズカ「ゴロニャ〜ン❤️」
なんとシズカは、妖狐ちゃんの持っているジャンボ猫じゃらしに向かって飛びかかり、ジャンボ猫じゃらしのあまりの気持ち良さにメロメロになっていました。
シズカ「気持ち良い〜❤️こねこちゃんのしっぽの同じくらい気持ち良い〜❤️」
春人「猫耳少女になった影響で、シズカちゃんに猫特有のくせが付いちゃったみたいだね。」
こねこちゃん「シズカちゃん良いなぁ。私もそのデカい猫じゃらし触りたいなぁ。」
ジャンボ猫じゃらしにメロメロになっているシズカをうらやましそうに見つめるこねこちゃん。
するとメロメロになっている途中、シズカはなんとか我に返り、顔を赤くしながら言いました。
シズカ「って、いきなり何するんですか!?」
妖狐ちゃん「ごめんでおじゃる。猫耳少女になったシズカちゃんの可愛さをさらに引き出すために試してみたかっただけでおじゃる。」
シズカ「確かに気持ち良かったけど、今やられたらなんか恥ずかしいですよ〜!はっ…!」
恥ずかしがり、妖狐ちゃんに怒るシズカ。
すると妖狐ちゃんは、そんなシズカをなだめるため、
彼女のあごをなでました。シズカは再び癒されました。
シズカ「ふにゃ〜❤️」
妖狐ちゃん「気持ち良いでおじゃるか?」
シズカ「はい〜❤️ありがとうございましゅ〜❤️」
するとそこへ、あきえが怖い顔をしながら来店して来ました。
あきえ「爪島さん、大倉くんや田中さんの次はあなたが猫耳で調子乗っているのかしら?」
シズカ「あ、あきえちゃん!あの〜その〜…ごめん…。」
シズカは、あきえに謝りました。
すると妖狐ちゃんは、あきえに近づき、こう言いました。
妖狐ちゃん「確か滝林あきえちゃんでおじゃるな。猫神から聞いているでおじゃる。お主も猫耳が似合いそうでおじゃるな〜。」
あきえ「え?」
そう言った妖狐ちゃんはスマホである人物と電話しました。
猫神様「呼ばれて現れてニャニャニャニャ〜ン♪猫神様だニャ〜ン♪」
なんと妖狐ちゃんは、スマホで大妖怪の猫神様を呼び出したのです。
妖狐ちゃん「猫神よ、またあの小娘に憑依してほしいでおじゃる!」
あきえ「ちょっと!また私の体を乗っ取るつもり!?」
こねこちゃん「わーい!またあきがみ様が見れる〜!」
シズカ「正直私もまた見たいかも、あきえちゃんの猫耳。」
猫神様「それじゃあお言葉に甘えて、ニャンニャンフュージョ〜ン♪」
あきえ「や、やめて〜〜〜〜!!」
その後、あきえは猫神様に憑依され、猫耳としっぽが生えたあきがみ様に再びなったのは、言うまでもありませんでした。
あきがみ様「ニャンニャン⭐️」
今回はついにシズカちゃんを猫耳少女にしてみましたが、いかがでしたか?




