表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
73/142

オーダー67:ドリンクの力、お借りします!

感想や評価、ブックマークも大歓迎です!

ニャルフ星旅行から数日後、

鈴夏町は暑苦しくも楽しい夏休みが続いていました。

そんなある日、マーメイド女学院のモモネコちゃんと

レッドハートハイスクールのドロシーの2人が

カフェチャーミーキャットに来店して来ました。


ドロシー「やっほーい♪」


モモネコちゃん「こねこちゃん、ソフトクリーム2つちょうだ〜い!」


こねこちゃん「OK〜!」


シズカ「モモネコちゃんにドロシー先輩、いらっしゃいませ!」


春人「最近すごく仲良いよね君達。」


モモネコちゃん「ドッジボール大会でチームを組んでから意気投合しちゃったんですよ〜!」


ドロシー「うんうん!やっぱ友達って気がついたらなってるもんだよね!」


などと話している内に、こねこちゃんはソフトクリーム2つを完成させ、モモネコちゃんに渡しました。


こねこちゃん「お待たせ〜!」


ドロシー「よっ、待ってました!」


モモネコちゃん「いただきま〜す!」


モモネコちゃん達はテイクアウト限定のメニューにもかかわらず、カフェの中でソフトクリームを食べました。

白くて濃厚なバニラクリーム、さらにカリカリのコーンが2人を魅了しました。


春人「テイクアウト限定なんだからなるべく外で食べなよ。」


春人はソフトクリームを美味しそうに食べてるモモネコちゃん達を見て、ボソっとツッコみました。


ドロシー「あ、やべ。」


モモネコちゃん「あまりに美味しそうだったからつい。」


ドロシー「そういえばそのテイクアウト限定メニューにドリンクってないの?」


シズカ「あっ!そういえばありませんね。」


ドロシーの質問により、テイクアウト限定メニューにドリンクがないことに気付くこねこちゃん達。


こねこちゃん「それじゃあドリンクも追加しよう!」


春人「確かに暑い夏にはピッタリだしね。」


シズカ「オレンジジュースやコーラ、アイスコーヒーもありかも。」


テイクアウト限定メニューにどんなドリンクを取り入れるかで盛り上がるこねこちゃん達。すると…



サル美ちゃん「話は聞かせてもらったっス!!」


そこへ鈴夏高校サッカー部のサル美ちゃんが高らかに来店して来ました。


こねこちゃん「サル美ちゃん!」


シズカ「いらっしゃい。豪快に入ってきたね。」


サル美ちゃん「こんな暑い夏にふさわしいドリンク…ズバリ、バナナミルクが最適っスよ!」


サル美ちゃんはテイクアウト限定メニューに自分の好物のバナナミルクを候補しました。


モモネコちゃん「確かに夏に合うかも!」


ドロシー「それにバナナは運動に役立つし!」


春人「決まりだね!」


こねこちゃん「よし!バナナミルクをテイクアウトメニューに入れよう!」


サル美ちゃん「ウェ〜イ⭐️」


こうしてバナナミルクがふつうのメニューだけでなく、テイクアウト限定メニューの仲間入りし、サル美ちゃんも大喜びしました。




そして次の日、テイクアウト限定メニューに本格的にバナナミルクを含めたドリンク類も仲間入りした形で、

カフェチャーミーキャットはオープンしました。

ドリンクの中では特にバナナミルクが人気で、店内とテイクアウト、どちらもバナナミルク目当てで来たお客さんでカフェは賑わっていました。


サル美ちゃん「バナナミルク、繁盛してるっスね〜!」


シズカ「これもサル美ちゃんのおかげだよ!」


こねこちゃん「そうそう!」


サル美ちゃんも他のお客さん達のようにバナナミルクを美味しそうに飲んでいました。



ウサゴリラ「お頼み申すだ〜!」


そこへかつてサッカー部の全国大会でサル美ちゃん達と戦ったウサギとゴリラの間に生まれたウサゴリラが来店して来ました。


サル美ちゃん「あ、ウサゴリラパイセン!」


ウサゴリラ「ここのバナナミルクを飲むために遠路はるばる来ただよ!オラにもバナナミルク1つたのむだ!」


シズカ「すみません、今日バナナミルクはもう売り切れてしまいました。」


ウサゴリラ「えっ…?」


バナナミルクが売り切れたことにショックを受けるウサゴリラ。


ウサゴリラ「ち…ちく…ちくしょ〜〜〜〜〜!!」


ショックのあまり、なんとウサゴリラはふっ飛び、カフェの屋根を突き破って空の彼方へ飛んでいきまし。


サル美ちゃん「はちゃー。バナナミルクの美味しさの次は、バナナミルクを飲めなかった悔しさで飛んでちゃったっスね。」


春人「また家の屋根が〜〜〜!!」


こねこちゃん「カバ美ちゃんとどっちが高く飛んでるんだろう?」


数日後、ウサゴリラは再びカフェに来店し、

ついに久々のバナナミルクを飲めたのは、また別のお話。






今回はテイクアウト限定メニューにドリンク要素も取り入れてみました!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点]  バナナミルク、とっても美味しそうですね~。  自分も飲みたくなりました!
[良い点] 67話読ませていただきました! 冷たくて甘いバナナミルク、僕も飲みたくなりました!後、サブタイトルがウルトラマンオーブのオマージュネタなのが良かったです!
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ