オーダー58:3人目のニャルフ星人
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ある日、カフェチャーミーキャットに
茶色いロングヘアーに茶色い猫耳としっぽ、さらにエルフの耳が生えた大人びた女の子が来店してきました。
どうやら彼女はマルやニナとは別のニャルフ星人のようです。
???「ここが噂に名高いカフェチャーミーキャットね。」
シズカ「猫耳と…。」
春人「エルフの耳…。」
こねこちゃん「お姉ちゃんもしかしてニャルフ星人?」
レナ「えぇそうよ。私の名前はレナ。あなた達のことは親友のマルから聞いているわ。ま、私の方が歳は1個上だけどね。」
シズカ「確かマルちゃんが私と同じ16歳だから、一様先輩ってことになるんですね。」
レナ「そういうこと。それはともかく、注文しようかと思うの。でもその前に〜♪そこのこねこちゃん、少しなでなでして良いかしら?」
レナは、こねこちゃんになでなでして良いか聞きました。レナは無類の猫好きなのです。
こねこちゃん「うん!良いよ!」
レナ「やったあ♪」
こねこちゃんは快く受け入れました。
レナも大喜び。
レナ「ヨチヨチ♪」
こねこちゃん「ふにゃ〜❤️」
レナはこねこちゃんの前でしゃがみ、こねこちゃんの頭やあごをなで始めました。
さっきまでのクールな表情から一変、こねこちゃんをなでている時は、優しい表情になっていました。
シズカ「レナさん、まるで天使みたい…。」
モモネコちゃん「こんにちわ〜!」
アオネコちゃん「お邪魔するですの。」
そこへ、モモネコちゃんとアオネコちゃんの双子姉妹も来店してきました。それに気づいたレナは、こねこちゃんをなでるのをやめ、モモネコちゃんのところへ駆け寄りました。
レナ「あなた達も可愛いわね!なでなでして良い!?」
モモネコちゃん「え?別に良いけど。」
レナ「良かった〜❤️ヨチヨチ♪」
両手を使い、モモネコちゃん達を同時になでるレナ。
突然なことに最初は引いていたモモネコちゃん達でしたが、レナになでられる気持ち良さに、すっかり癒されました。
ミケネコちゃん「遅れてお邪魔しまーす。」
次にモモネコちゃん達と同じくマーメイド女学院中等部2年のミケネコちゃんが来店してきました。
レナ「あ!また可愛い猫ちゃん発見!ヨチヨチ♪」
ミケネコ「き、気持ちいい〜。」
レナはモモネコちゃん達の次にミケネコちゃんの頭をなでました。
アメリ「久しぶりに来たわよ。」
今度は隣町のカフェミカエルのバイトである猫の女の子・アメリが来店してきました。
レナ「いや〜ん❤️今度はスマートな猫ちゃんだわ❤️ヨチヨチ♪」
アメリ「えぇ!?あなた誰!?でも気持ちいい〜❤️」
今度はアメリのあごをなでるレナ。
シズカ「なんかだんだん強引になでていますね。」
春人「それほど猫のことが大好きなんだよ。」
こねこちゃんやカフェに来店してくる猫達をなでまくるレナを見て、春人とシズカはそうつぶやきました。
???「チュチュチュのチュ〜!!」
こねこちゃん「あ、この声は!」
なんとカフェの外ではクマネズミくん一味の5人が建物中にスプレーで落書きしまくっていました。
そんなクマネズミくん達を止めるため、外に出るこねこちゃんやレナ達。
こねこちゃん「クマネズミくん!イタズラはやめて!」
春人「てかお花見に雪を降らせた時よりイタズラのスケールダウンしてない?」
クマネズミくん「うるさいでチュ!てゆーかクマネズミ大王と呼ぶでチュ!」
レナ「ま〜❤️また可愛らしい猫ちゃん発見♪ヨチヨチ♪」
するとレナは一味側のヤマネコちゃんのあごをなでなでし始めました。
ヤマネコちゃん「ちょっといきなり何すんのよ〜!?でも気持ちいいから良いや〜。」
ヤマネコちゃんもレナになでられ、癒されました。
クマネズミくん「コラ〜!何勝手にうちのメンバーとイチャイチャしてるでチュか!」
レナ「……。ヨチヨチ♪」
レナは怒っているクマネズミくんを見た後、彼を無視してヤマネコちゃんへのなでなでを再開しました。
クマネズミくん「無視するなでチュ!」
レナ「あーもう、うるさい!デストロイショット!!」
怒ったレナは右手に持った杖から紫色のエネルギー弾を発射し、クマネズミくん達4人を空の彼方へ吹き飛ばしました。
クマネズミくん、ウシガエルくん、キツネザルちゃん、射太郎「どわ〜〜〜〜〜!!バイバイチュ〜〜〜〜!!」
キラーン⭐️
レナ「ヨチヨチ♪」
ヤマネコちゃん「クマネズミくん達飛んでっちゃったけど、気持ちいいからいっか♪」
邪魔なクマネズミくん達を追い払い、ヤマネコちゃんを再びなでなでするレナ。
春人「レナちゃん、おっかないな〜。」
シズカ「もしかしたらマルちゃん以上に怒らせたらヤバそうですね。」
猫を可愛がるレナの邪魔をすると痛い目に合うと恐る恐る実感した春人やシズカ達でした。
こねこちゃん「レナちゃんかっこいい〜!」
アオネコちゃん「はい!デストロイショット、痺れちゃったですの!」
でもこねこちゃんとアオネコちゃんは逆に感激していました。
その後、カフェに戻り、レナはこねこちゃんの作ったスイーツを美味しくいただいて、ニャルフ星に帰っていきましたとさ。




