オーダー57:こねこちゃん、なぞなぞにハマる。
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毎度お馴染み、アカネと水彦が来店しているカフェチャーミーキャット。
こねこちゃん「アカネちゃん!空を飛ぶと美味しくなるかきってなーんだ!?」
アカネ「何いきなり?」
突然アカネになぞなぞの問題を聞いてきた、こねこちゃん。
シズカ「こねこちゃん、最近なぞなぞにハマっているんだ。」
アカネ「へー、こりゃ意外。」
こねこちゃん「答えて答えて!」
アカネ「えーと…トビウオの羽根が生えたかき?」
アカネは果物のかきにトビウオの羽根が生えているのを想像しながら答えました。もちろんこれは不正解です。
こねこちゃん「ブ〜!正解はカキフライだよ!」
水彦「そうか!英語で空を飛ぶは、フライだからね!」
こねこちゃんが言った答えに納得する水彦。
アカネ「そっちか〜!なぞなぞって難しいよなぁ。」
春人「でも柔軟に考えれば簡単だよ。」
なぞなぞで盛り上がるこねこちゃん達。
するとそこへ、リスちゃんが来店してきました。
リスちゃん「そんななぞなぞにどハマりしたこねこちゃんに朗報だよ!」
シズカ「リスちゃん聞いてたの!?」
リスちゃん「これを見てちょ♪」
リスちゃんは持って来たチラシをこねこちゃん達に見せました。そこには鈴夏町なぞなぞ大会の内容が書いてありました。そのチラシを見て、こねこちゃんはなぞなぞ大会に出る気満々になりました。
そして大会当日。
なぞなぞ大会は、あのスイーツコロシアムが開催されたトータススタジアムに開催され、参加者はこねこちゃんも含めて7人。しかもその中には、サッカー部のサル美ちゃんも大会に参加していました。
こねこちゃん「サル美ちゃんも出るんだね。」
サル美ちゃん「もちろんっス!なぞなぞはサッカーや数学の次に得意っス!」
客席には春人、シズカ、アカネ、水彦、リスちゃん、しばけんくん、キジヨちゃんが座っていました。
シズカ「サル美ちゃんもなぞなぞ好きなんだね。」
しばけんくん「僕らも最近知ったばっかでさぁ。」
キジヨちゃん「ど、どっちを応援しようかなぁ?」
司会を務めるのは、スイーツコロシアムやドッジボール大会で実況をしていたオコジョちゃんです。
オコジョちゃん「ただいまより、鈴夏町なぞなぞ大会を開催いたします!それでは第1問!たった1つで足して6つになる果物はなんでしょう!?」
オコジョちゃんが問題を言った直後、こねこちゃんは席の早押しボタンを押して答えました。
こねこちゃん「分かった!答えはイチゴ!イチとゴを足して6だから!」
オコジョちゃん「こねこちゃん、正解!続いて第2問!蹴ったり逃げたり奪い取ったりして人を喜ばせるものはなんでしょう!?」
2問目ではサル美ちゃんが早押しボタンを押して答えました。
サル美ちゃん「答えはサッカーっス!」
オコジョちゃん「正解!」
その後もなぞなぞの問題がどんどん出題され、
こねこちゃんやサル美ちゃん達はどんどん答えました。
オコジョちゃん「食べ物の中にいるキツネとタヌキは!?」
こねこちゃん「そばとうどん!」
オコジョちゃん「大人の人が飲むボールは!?」
サル美ちゃん「ハイボールっス!」
オコジョちゃん「翼が生えているイスは!?」
おっさん「ウグイスだべ。」
そしてついに最終問題に突入しました。
オコジョちゃん「さてさて、次でいよいよ最終問題です!獲得ポイントは、なんと1000ポイントです!」
アカネ「1000ポイント!?今までの問題はなんだったんだ!?」
最終問題の獲得ポイントの多さに、客席からツッコミを入れるアカネ。
オコジョちゃん「それでは最終問題です!前は画面、下は文字。これなーんだ!?」
最終問題の内容に、こねこちゃんやサル美ちゃん達参加者全員は答えが分からず、苦戦していました。
こねこちゃん「うーと、うーと。」
サル美ちゃん「これはかーなーり、むずかしいっスね〜…。」
すると考えている最中、こねこちゃんはあるなぞなぞの問題を思い出しました。「上は大水、下は大火事」という内容です。その内容をヒントに、こねこちゃんは最終問題の答えを導き出し、早押しボタンを押しました。
こねこちゃん「答えはパソコン!」
オコジョちゃん「お見事こねこちゃん!大正解〜!!よって優勝はこねこちゃんで〜す!!」
こねこちゃん「やったー!!」
サル美ちゃん「うわ〜、パソコンだったっスか〜!さすがこねこちゃんっスね。」
こねこちゃんは見事に最終問題を正解し、客席は大盛り上がり。サル美ちゃんもこねこちゃんを褒め称えました。さらにこねこちゃんは優勝賞金の10万円をゲット
しました。
オコジョちゃん「こねこちゃん、優勝賞金の10万円、何に使うの?」
と、こねこちゃんにインタビューするオコジョちゃん。
するとこねこちゃんは満面の笑みでこう言いました。
こねこちゃん「そうだな〜…なぞなぞの本をいっぱい買って、もっとなぞなぞ詳しくなりた〜い!」
アカネ「いや、どんだけなぞなぞに依存してるんだよ〜〜〜〜〜!?」
スタジアム内に、アカネのツッコミの大声が鳴り響きましたとさ。




