オーダー54:白熱!ラビットマラソン
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今日は鈴夏町春のマラソン大会の開催日。
参加者の中には、2人のウサギの男女がいました。
男子の方は鈴夏高校1年A組の生徒であり、「熱苦しいウサギ」の異名を持つラビスケ。
女子の方はマーメイド女学院高等部1年の生徒であり、
スイーツ作りもできるウサギちゃん。
2人共スポーツが大好きで、このマラソン大会にでお互い闘志を燃やしていました。
ラビスケ「どっちが速いか勝負だ、ウサギちゃん!」
ウサギちゃん「あたしだって負けないよ〜!」
カフェプッシーキャットのこねこちゃん、春人、シズカ、さらにマーメイド女学院のみんな、
しかも白子や赤美達も応援に来ていました。
こねこちゃん「どっちもがんばれ〜!」
モモネコちゃん「鈴夏高校とマーメイド女学院のウサギキャラ対決!」
アオネコちゃん「世紀の対決ですの!」
白子、ナオミ「ラビスケくん、がんばって〜!」
白子とチェシャ猫コスのナオミは、アリスに抱きつきながらラビスケを応援していました。スマホゲームをしているアリスも少し嫌な気分になっていました。
赤美「ちょっとお姉ちゃん達!一旦アリスから離れなさいよ!困ってるじゃない!」
そんな白子達を叱る赤美。
アリス「熱苦しい…。ゲームに集中できない…。」
マサト「つーかマラソンなんてどこがおもしろいんだよ?カラオケの方が10倍盛り上がるだろ?」
赤美「てゆーかアリスもマサトもちゃんと応援しなさいよ!ムキ〜〜〜!!」
さらにマラソンにまったく興味のないアリスとマサトも叱る赤美。
係のお兄さん「位置について、よーい!」
パーン!
そして係のお兄さんが上空目掛けて発射された空胞の音と共に、選手達が一斉に走り出しました。
ラビスケ「行くぞ〜!」
ウサギちゃん「それ〜!」
このマラソン大会には途中、おかしな試練がいっぱいあり、それらを突破しなければいけないのです。
1つ目は重さ15キロのリュックサックを背負って、
白線の道をジグザグに走る試練。
これにより、参加者のスピードが落ちてしまい、
しんどい思いをしてしまいました。
2つ目は5リットルのペットボトルに入ってるコーラを飲み干す試練。飲み干した選手達はお腹パンパンで苦しくなり、さらにコーラを一気飲みした影響でゲップをしまくってしまいました。
3つ目は岩の壁をよじ登るロッククライミング。
中には登っている最中に力尽きて落ちてしまった選手もいまさした。
一方、応援エリアでは、
マラソン大会の様子をモニター越しに見ているシズカは、少し疑問に思ってこうつぶやきました。
シズカ「なんかマラソン大会っていうより運動会の障害物競争ぽいですね。」
春人「まぁちょっとした遊び心って捉えれば良いんじゃない?」
シズカ「なるほど、納得しました!」
こねこちゃん「納得納得♪」
赤美「いや今ので納得しちゃうの!?」
こねこちゃんとシズカの天然ぶりにツッコミを入れる赤美。
その後、多くの選手達が試練の前に脱落していき、
残ったのはラビスケとウサギちゃんの2人のみ。
ラビスケ「ゼェ、ゼェ…。」
ウサギちゃん「はぁ、はぁ…。」
2人は体力を消耗し、ボロボロになりながらも、
お互い一生懸命走り、ゴールを目指していました。
2人は走りながらこんな会話をしました。
ウサギちゃん「さすがだねラビスケくん。でも最後の最後まで手加減なしだからね!」
ラビスケ「僕だってそうさ!君みたいな子と走れて良かった!君こそ僕のライバルだ!」
お互いを認め合い、全力を振り絞ってゴールを目指すラビスケとウサギちゃん。どっちが先にゴールしてもおかしくないこのラストスパート。
ですがそんな時、何者かがものすごいスピードで近づいてきました。
キジヨちゃん「ふえ〜〜〜ん!!遅刻しちゃった〜〜〜!!」
なんとその正体は、珍しくうっかり寝坊遅刻して来た
キジヨちゃんでした。試練を無我夢中で突破したキジヨちゃんは、そのものすごいスピードで、ラビスケ達を抜かし、一気にゴールしました。
というわけで、マラソン大会の優勝者はキジヨちゃんに決定しました。遅刻したにもかかわらず、みんなから祝福され、キジヨちゃんはアタフタしてしまいました。
キジヨちゃん「えっ?ウソ!?私、優勝したの?」
一方、まさかのどんでん返しにラビスケとウサギちゃんは…
ラビスケ、ウサギちゃん「……。」
ラビスケ「あびょ〜〜〜〜〜ん!!」
ウサギちゃん「ミュミュミュ〜〜〜!!」
ラビスケはアヒル校長と同じ口癖で、ウサギちゃんは
アオネコちゃんと同じ口癖でビックリしたのでした。
次の投稿では、キャラ紹介の6弾をやる予定です!
特にアリス系キャラとブリトニーのイメージ声優は必見です!




