オーダー37:こねこちゃんの学園祭
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ハロウィンコスプレフェスからしばらく経ったある日、カフェチャーミーキャットにて、シズカは、こねこちゃんにこんな相談をしていました。
シズカ「こねこちゃんにお願いがあるの。今後鈴夏高校で行われる学園祭に出てみない?」
こねこちゃん「学園祭に?」
鈴夏高校では今度、学園祭が開催され、1年B組は出し物として、喫茶店をやることになったのです。
さらなる提案として、こねこちゃんも加えればさらに盛り上がるのでと思い、シズカは試しに頼んでみました。
こねこちゃん「面白そう!出たい出たい!」
シズカ「良かった〜。」
こねこちゃんは笑顔で出ることに賛成し、シズカは安心しました。
そして学園祭当日である土曜日
1年B組の教室は素敵なカフェに大変身、こねこちゃん、シズカ、あきえはメイド服を着て、美味しいケーキを作って生徒や色んな見学者をおもてなししました。
ちなみにアカネ達他の女子生徒もメイド服、
水彦達男子生徒は執事服を着て、こねこちゃん達をサポートしていました。
女子生徒「美味しい〜❤️」
男子生徒「噂通り、いやそれ以上の美味しさだね!」
こねこちゃん達の作ったスイーツを食べ、来てくれた人達は幸せな気分になりました。
こねこちゃん「みんな喜んでくれて良かった!」
シズカ「そうだね!」
1年B組のカフェが人気となり、こねこちゃんもシズカも大喜び。
あきえ「こねこちゃんがいなくても私と爪島さんでなんとかできたけど、一様いてくれて助かったわ。」
アカネ「け、どうせこねこちゃんもいてくれて嬉しいんだろ?素直じゃねぇなぁ、滝林さんよぉ。」
あきえ「うるさいわねぇ!」
シズカ「まあまあ。」
強がるあきえをアカネはからかいました。
そんな2人をなだめるシズカ。
水彦「ん?なんだか廊下が騒がしいなぁ。」
するとそこへ、さらに多くの生徒達が1年B組のカフェに押し寄せて来たのです。どうやらカフェの美味しさの噂を聞きつけ、他の生徒達が一気にやって来たそうです。
アヒル校長「あびょ〜〜〜〜〜!!お客さん達の大海原ですぞ〜!!」
B組の教室の近くに来ていたアヒル校長も驚いていました。さすがのお客さんの多さに、こねこちゃん達は大忙し。
こねこちゃん「ふにゃ〜…。」
シズカ「お客さん多くて大変だね…。」
アカネ「ダル〜…。」
あきえ「私だってキツいんだから我慢しなさい!」
???「お困りのようだねぇ。」
こねこちゃん達がヘトヘトになってきたその時、
そこへ春人が駆けつけて来てくれました。
カフェプッシーを臨時休業にし、遊びに来てくれたのですが、1年B組のカフェが超忙しいという噂を聞き、
手伝いに来てくれたのです。
シズカ「春人先輩!」
春人「さらなる助っ人も連れてきたよ!」
春人の助っ人とは…
ルミ「この学校に来るのも久しぶりね。」
なんととなり町にあるカフェミカエルのルミ、アメリ、オオカミくん、ハリネズミくんの4人でした。
今日はたまたま店が暇で、春人の頼みを受け付けることができる状態だったので、臨時休業にしてはるばる鈴夏町に駆けつけてくれたのです。
こねこちゃん「カフェミカエルのみんなだ!」
あきえ「ミカエルの4人が助っ人なんてちょっと複雑ね。」
アメリ「店長の母校がトラブって聞いてね。」
ハリネズミくん「僕達も力を貸すよ!」
オオカミくん「ま、スイーツコロシアムで戦った仲だしな。」
シズカ「嬉しい!ありがとうございます!」
水彦「これで百人力だね!」
こうして春人、オオカミくん、ハリネズミくんは執事服、ルミとアメリはメイド服を着て、こねこちゃん達のカフェの手伝いをしました。ルミ達もこねこちゃん達同様、美味しいスイーツを作り、お客さんをどんどん喜ばせ、こねこちゃん達は
大助かり。
シズカ「ルミさん達が手伝ってくれて安心だね!」
あきえ「私達も負けてられないわ!」
アヒル校長「鈴夏町ととなりの町のカフェの従業員が力を合わせ、困難を乗り越える…。感動ですぞ〜!!さて、そろそろ私もカフェに入るですぞ!」
廊下で様子を見ていたアヒル校長は、こねこちゃん達とルミ達が協力し合ってるところを見て、感動のあまり涙を滝のように流しながらB組の教室に入りました。
そしてしばらくして、学園祭は幕を閉じました。
カフェの仕事を終え、B組教室では…
こねこちゃん達6人、ルミ達4人「燃え尽きた…。」
カフェの仕事をしていたみんなは、力尽き、客席に座っていました。なにはともあれ、春人やカフェミカエルのみんなのおかげで、1年B組のカフェは大盛況で幕を閉じたのでした。
今回の学園祭回はいかがでしたか?
ただいま前後編のクリスマス回を構想中です!
そちらもお楽しみに!




