オーダー26:春人の同窓会
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こねこちゃん達がコアラくんの歓迎パーティーで盛り上がっている一方、春人や元太達、鈴夏高校の卒業生達がいるグリルひまわりにて、同窓会が開かれていました。
春人「ついに始まったね。」
元太「ま、オレとハルはしょっ中会ってるし、かず坊ともついこの間あったばっかだからあんま久しぶりって感じでもねぇけどな。」
かずき「確かにね。」
そんな話をしながら笑い合う春人、元太、かずきの3人。
ハムスターさん「みんなー!遠慮せず、じゃんじゃん食べてやー!」
テーブルにはハムスターさんと元太が腕によりを掛けて作ったハンバーグやスパゲッティ、ピザにチキンラタトゥイユなどの料理がズラっと置かれており、卒業生のみんなは美味しい料理とそれぞれの仕事の話題などで盛り上がっていました。
春人「うん!最高!」
かずき「やっぱりここの料理はホント美味しいね!」
元太「まぁな♪」
春人やかずきに料理を褒められ、得意げになる元太。
するとそんな3人の前にメガネをかけた1人の女性が現れました。
???「久しぶりね、月風くん。」
春人「あっ!君はルミちゃん!」
現れたのは春人の同級生である霧山ルミでした。
ルミもケーキ作りがすごく上手で、若干21歳で隣町のカフェミカエルの店長を務めているのです。
元太「よっ、ルミ!」
かずき「ミカエルの方はどうだい?」
ルミ「もちろん順調よ。高校生のアルバイトも3人入ったのよ。」
春人「奇遇だね!僕の方もアルバイトの女の子を雇ったんだ!しかもケーキ作りがめっちゃ上手な猫の女の子もいるんだよ!」
ルミ「風の噂で聞いたわ。お姉さんがフランスへ修行に行った後も、結構繁盛してるみたいじゃない。」
春人「それに僕もケーキ作りの練習を始めたんだ。姉ちゃんやそのこねこちゃんほどの腕前じゃないけどね。」
お互いで働いているカフェの話題で盛り上がる春人とルミ。その最中、ルミは春人にこんなことを話しました。
ルミ「月風くん、もし良かったら今度開催される鈴夏町スイーツコロシアムにカフェチャーミーキャットのみんなで参加してみない?私達も参加するつもりなんだけど。」
ルミもカフェチャーミーキャットに来店してきたアメリ達のように、春人にスイーツコロシアムへの参加をオススメしました。
春人「スイーツコロシアムか…。どうしよう…。」
オススメされた春人でしたが、少し迷っていました。
そこへ、そんな迷える春人を元太とかずきの2人が励ましました。
元太「試しに出てみろよ!この間のスイーツバトル以外で練習の成果を試す良い機会じゃねぇか!」
かずき「春人なら大丈夫。きっとこねこちゃんやシズカちゃんの力になれるよ。」
春人「2人共…。分かった!出てみるよ!」
元太達の後押しにより、春人もスイーツコロシアムへの参加を決意しました。
ルミ「楽しみね。でも手加減はしないわよ!」
春人「こっちだって全力で挑ませてもらうよ!でもその前にこねこちゃん達に相談しなきゃ。」
ルミ「それなら問題ないわ。今ごろうちのバイトの子達がカフェチャーミーキャットに行って大会に参加しないか聞いているわ。」
春人「そこまで僕らを参加させたかったのか…。ま、きっとこねこちゃんも出る気満々だと思うな。」
何はともあれ、春人もスイーツコロシアムへの参加を決意したのでした。
そして夕方、
同窓会を終え、カフェチャーミーキャットに帰ってきた春人は、こねこちゃんとシズカの2人にスイーツコロシアムに関することで相談していました。
シズカ「春人先輩もスイーツコロシアムに出てみないか誘われたんですね。」
春人「うん。こねこちゃん達の足手まといにならないか不安だったんだけど、ルミちゃんに挑戦してみたくてね。」
こねこちゃん「春人くんはモモネコちゃん達とのスイーツバトルでもがんばってたし、きっと大丈夫だよ!スイーツコロシアムもがんばろうね!」
春人「うん!みんなでがんばろう!」
シズカ「確かチーム対抗なので、あきえちゃんも誘ってみましょう!」
こねこちゃん「あきえちゃんもいればさらに心強いね!」
こうして、こねこちゃん達3人は、鈴夏町でもうじき開催されるスイーツコロシアムへの闘志を燃やすのでした。それからというもの、あきえもコロシアムの参加に賛成し、コロシアムで作るスイーツを試行錯誤したり、実際に作ってみたりして、大会当日に備えていました。
次回からスイーツコロシアム関連の長編に突入します!
でもその前にキャラ紹介の4弾をやる予定です!




