美形も得ばかりじゃないんだな
はい、更新遅くてすいません
そして短いです、前回の後書きで戦闘あるとか言ってたけど無いに等しいですごめんなさい
「ほら頑張れ頑張れ~」
「そんな棒読みで、言われたって、頑張れません、よ!」
「口より手を動かした方が早く終わるぞ」
やぁどうも、現在イースさんの元で戦闘の特訓中です
といっても、イースさんが自ら教えてくれる訳がなく
そこら辺にいた狼型の魔物の相手をやらされてます、しかも何を考えてか知らないけど石ころぶつけて怒らすし
アークよりマシだと思った自分に助走をつけて殴りたいわ…
しかも今相手してるワンコが妙に素早いから攻撃しても当たらないし避けるのに苦労するしで辛いの何の、あぁもうまた避けるし! 避けるな当たってとっととくたばれこのワンコめ!
それから約十分後
「はぁ…はぁ…やっと終わった」
「筋は悪くないな、それ以外はダメだが」
「いやあんた途中から半分寝てたじゃないですか、しかも仲間呼ばれたのに助けとか一切ないし」
「一応危なくなったらアークを行かせるつもりだったが」
アイツが助けに入る訳ないじゃないですか、良い顔しながら人に魔法ぶつけてくるのに
というか今更だけどさ、なんで変化しなかったし自分…
してたら空中から攻撃とか出来たじゃん、次からはそうしようじゃないといつか死ぬ
「で、その助けに来るハズだった人物は何処に」
「そこでつまらなさそうな顔してるだろ」
イースさんが指差した先に目を向けると確かにいたわ、もう少し傷付けよって顔しながら人を睨んでるハーフエルフが
てかなにアイツ、そんなに俺が嫌いなのか? いい加減泣くぞコノヤロウ
「あれはあれで楽しんでるから気にするな」
「それはもしかしなくても、次はどうやって悲鳴を叫ばすかっていう考えとかですか」
「……黙秘させてもらう」
肯定に近いですよそれ、そしてお願いだから目を反らさないで下さい
なんか物凄くこれからに不安を感じて来た……
―――――
で、あの鍛錬からだいたい一週間経ちました
今更だけど、この世界だと何日とかを何の日って言うみたいです
まぁ一月30日なのは変わらないみたいだけど、それで現在俺達は何をやってるかと言うと
「お前等だけで行ってこい、俺は外で待ってる」
「貴様がいなければ誰がコイツを見るんだ、いい加減諦めろ」
「それこそ断る、だいたいそんなの宿に置いとけばいい話だろ」
「賊が迫った時に一人では何も出来んだろうが」
とまぁこんな風にとある町の門の前で言い争いしてます、どうしてそんなに嫌がるかねぇ
たかが女装するだけなのに…
まだ性別変わるよりはマシだと思うが
、まぁとりあえずどうしてこうなったかと言うと
いい加減疲れたから宿で休む為に町へ行こうって言って向かったは良いけど、そこがまさかの男性禁制の花園でした
俺は適当に獣人にでも変化してりゃいいんだけどアークは女装しなけりゃまず入れない、だけど別に化粧やら何やらせずにただ女っぽい格好すればいいだけなんだよな
素材が良いから、イケメンで化粧とか無しで女装が似合うとかもう憎たらしくて毎夜毎夜五寸釘を藁人形に刺したいぐらいだよ
というかイースさん何気に俺の事戦力外扱いしてますよね、泣きますよ?
「あぁ~、ちょっとこっちこい!」
「おい待て引っ張るな!」
「誰かさんが素直に従ってたらこんな事はせん」
…なんか色々説明してたらアークが茂みの奥に引きずられて行った、なに始める気ですか? てか、また置いてけぼりですかやっぱ泣きますよ
とか考えてたらなんかアークの声が聞こえてきました、ちょっと傾けて見ますか…
「やめろ無理やり脱がすな!」
「いつまでたっても文句しか言わないからだ、分かったらさっさとこれに着替えろ」
「誰が着るか! いいから俺の服を返せっておい燃やすな!」
「早く着替えないと風邪引くぞ、ほら服ならそこにあるだろ」
あぁうん、御愁傷様そしてざまぁみやがれ
とりあえずイースさんは怒らしたらダメという事は分かった、面倒臭がりってこういう時の行動力凄いし怒らすと怖いし
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で、それから大体十分後
女装させられたアークとやり遂げた感のある顔をしたイースさんが帰ってきました、うんやっぱ女装似合うわアークの野郎
服装はちょっとした髪飾りにロングドレス、パッと見は美人だわ
「よし、行くぞ」
「くそっ、俺は誰かと違って女の姿が好きな変態じゃないのに」
「誰が変態だ! 能力使うと女体化してしまうだけだっての」
「漫才は良いからさっさと宿を取りに行くぞ」
「「誰がこんな奴と漫才するか!!」」
くそう、なんでイースさんは俺とアークが漫才してると思ってるんだか分からぬ…
ただ否定をしてるだけなのに、とりあえずさっさと宿言って休もう疲れた
教えて、イースさんのコーナー
いらんだろこのコーナー、とりあえず答えるか
まず一つ、アークは俗に言うイケメンとかそういうのだ
まぁエルフなんてのは美男美女が大半だからな
次、私がイキイキしていた理由はただ嫌がるアークに服を無理矢理着せるのが楽しかったからだ
以上で終了だ、ここから先は作者の謝罪とかだ
はい皆さん遅くなってすいませんでした、ネタ浮かばずグダグダした結果こうなりました
次回は今回より早く出来たらいいな~、とか思ってますし努力もします
という訳で、また次回にて




