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まるでメタルなアイツな主人公

サブタイは適当

内容は殆ど無いに等しいです、ただ憂牙の地味な能力が分かるだけです



「ファイアボール!」


なんか魔物がじゃんじゃん襲って来るなぁ、恨まれるような事・・・しましたわ

ウルフ狩って肉を焼いて食ってました、それかそれが悪かったのか!

これからも美味しく頂くので狙うのやめてください疲れます、主にアークが


「お前等も手伝わんか!」

「私は加減が出来ん」

「俺は魔法が使えない」

「この役立たずどもめ・・・」


仕方ないじゃないか、変化能力しかないんだから

イースさんなんか欠伸しながら待ってるよ、自分が動けば早く終わるのに


「はぁ・・・目的地まであとどれぐらいだ」

「だいたい十キロだな」

「長いな」

「休憩しますか?」


っと、竜人の姿になりながら聞く

なぜ竜人の姿かって? それはですね、低級な奴等なら見た目で騙せるからです

いやぁ、狙われるのがアークだけだから楽だわ


「風よ刃となりて切り裂け、エアスラッシュ」

「どこかで聞いた事ある技使うんじゃねぇ!!」


痛い痛い痛い、冗談抜きで痛いって!!

風が服を切り刻んでるぅ!? 男なのに見た目だけエロくなっちゃう、ただでさえ面積が少ない衣装なのぃ!!

今回の衣装は、タンクトップにホットパンツにハイソックスです

後は背中に二枚の羽根に足首と手首に鱗があります、もう何回かやってたら女体化にもなれましたよ


「解説はせんで良いから少しは手伝え」

「だから俺は役にたたn「なら鍛えればいいだろう」・・・はぃ?」


このエルフ様はいきなり何を仰りやがってんですか、そりゃ一応一般人並の体力とかはあるけど貴方のやり方はスパルタですよね

イースさんは無茶を言って来るけど、アークはそれを通り越して出来るまで休憩無しとか余裕で言って来るから死ねる


「いやいや、貴方のやり方ってあれですよね? 無理を通してやればどうにかなるって方法ですよね?」

「極限まで追い詰めれば限界を越えられるだろ」

「それ一部だけ! 一般人には出来ないから!!」


どこぞのサ○ヤ人とかならできるだろうけど私はただの一般人Aでっせアークさんや、そんな事したら精神的に死にますよ

というかこの世界の一般人は全員そんな特訓してるのか? だったら俺世界最弱じゃん一歩歩けば死亡フラグ満載じゃん


「安心しろ、そこまでやらん。ただ魔力の流れぐらいは感じとれるようにするだけだ」

「それってつまり魔術師相手に先手を取れって事ですか?」

「そうだ、前の黒竜戦で少し理解したがお前は観察能力だけは無駄にある。それをいかせればある程度マシになるだろ」


でもそれって確かハーピーみたいな姿になってた時にやった事だよね、普通の状態でも出来るのそれ?

できない予感しかしないんですけど、だって今竜人みたいな姿でっせ?


「鍛え方だが、普段の姿で探知出来るようになってもらうからな」

「そんなアホな、俺ただの一般人レベルなのに出来るわけ」

「安心しろ、実力だけなら貴様は一般人以下だ」


イースさんの言葉がグッサリ刺さりました、思っても口に出さないでくださいよ死にたくなるから

え、死にたいなら丁度良い木がある? ふむふむあっちですか、行ってきます


「・・・いや、どうやって会話したお前ら」

「私は読心術だが、奴は無意識だろうな」

「ちょっと首吊ってきまーす、うふふ〜」





ーーーーー





憂牙のバカがアホな事を言いながら木に向かったが、何を考えているんだ


「何も考えてないだろうな、奴が向かった先には雑魚だが木に化けた魔物がいるしな」

「バカかお前は! アイツが一般人以下レベルだと知っていながら」

「落ち着け、奴は力がないと言ってるが身に何かあれば何かしらの対処をしている。貴様の魔法も避けているだろう? 見たこともないはずの物を正確に避ける等普通は出来ん、それを考えれば行かせるのも納得出来るだろ」


確かに、アイツは無駄に素早いがそれは姿を変えたからではないのか?

いや、だが少し前に能力は変わらないと言っていたな・・・

なら何がアイツをそこまで強化させた? 魔力はあっても使えず殆ど知識もない


「まぁ見ておけ、奴がどういった人物かを」





ーーーーー





イースさんが教えてくれたのはこの辺りだよなぁ・・・ってなんか一つだけ枝が鞭のようになってる木があるんですが

なにあれどう見ても魔物ですよね、あれに食われろとでも仰るんですかイースさんは


「よし帰ろう、あんなの食われるぐらいならまだ生きていtって言ってる間になんか伸ばしてきたぁ!!?」


前言撤回するから! やっぱ死にたくないわ!! せめて彼女作ってその胸の中でゆっくり安らかに逝きたいです!

というかなにこれマジで俺狙ってない? さっきからもの凄い勢いで降り下ろされてるんだけど、いやまぁ避けてるけどさ正直ギリギリ過ぎて怖いんですよ


ーキュイィィィィ!ー

「鳴き声可愛いなおい!?」


ついツッコミ入れちゃったよ、大口開けて涎を凄く垂らしながらあんな鳴き声出すんだから誰でも入れちゃうよね仕方ないよね

だから遠くから殺気のような物を飛ばさないで背筋がぞくぞくして来ます、ていうか見てないで助けて下さいよ


―キュィ! キュキュイ!!ー

「鳴き声可愛いけど攻撃はえげつないよちくしょう!!」


蔓をドリルみたいにして飛ばして来やがったよ、なに俺がなにやったの!?

ウルフの肉を食べた事以外何もしてないよ俺、というかなんであの二人は助けに来ないの死ぬよ俺!





ーーーーー





「見込み違いだったな、俺がやるぞ」

「好きにしろ、私はもう少し見ておく」

「コイツは・・・まぁいい、炎よ槍となりて突き刺せ!」


ーキュイィィィィン!!?ー

「ギャアァァ!? 燃えるってか燃えてるぅ!!」


あのバカ、なんで近付いて・・・って狙われてたから当然と言えば当然か

だが燃えてると言いながらすぐ消しているのはどういう事だ、いくら手を抜いたとは言え一般人なら火達磨確定だぞ

耐性でもあるのか、ただ擬態の効果なのか・・・


「分かったか? 奴がどうして生きれるか」

「異能に対する耐性が高いとでも言うのか? そんなアホな話があるか、アイツは異世界の者だぞ」

「あつつつ、ちょっと誰か消して!!」

「・・・水流よ飲み込め」


五月蝿い、人が考えてる横で叫びやがって

だいたい誰のおかげでこんなに頭を悩ますはめになったと思ってるんだ、全てお前のせいだぞ

とか考えてたら助ける気もなくなって来たな、いっそのこと放っておけば良かったか




ーーーーー





「なんか俺機嫌損ねるような事言った?」

「知らんな、私からしたら貴様が生きていたのが不思議と思うぐらいだ。低級な奴や人間なら簡単に火達磨になるような魔術を受けて生きているのだからな」


・・・はい? なにそんなに強い魔法ぶつけられたの俺、アイツそこまで俺の事嫌いかちくせう

毎晩耳元で冒涜的な呪文呟いてやろうか、その内泣いて謝りに・・・逆に泣かされる未来しか浮かばなかった泣きたい

ファイアボールじゃ済まない気がするし、やっぱ雑魚だよ雑魚でいいよ俺は


「はぁ、次の町へ行って休憩したら剣の振り方でも教えてやる」

「イースさんが!? やった美人に教えてもらえる!!」


アークのスパルタより優しそう、というか稽古とかしてないしちくせう

もういいやイースさんに手取り足取りたくさん教えてもらってやる!

と決意っぽくして次の町へ向かうのであった、ちなみにアークは色々疲れた顔してました

はい、魔術に耐性があるのと無駄に素早いという事が分かっただけです

あと一般人でも魔力の流れぐらいは分かるって言ってますが、あの二人からした一般人です

普通の一般人は分かりません、でも剣ぐらいなら使えるのはいます


さて、次回は町に着いてなんやかんやします

更新遅くてホントすいません、次回は早めに出来ると良いなぁ

ではまた次回にて~

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