第24話 ファイナリストお披露目イベント3
『さぁ!続いてはですね。マカロンさん!
前の方にお願いします!
さぁマカロンさん!自信の方はいかがですか?』
マカロンは緊張している様子で自分の胸を抑えながら
『はい。考えてきたので、皆さんに伝わるように頑張りたいと思います!』
マカロンも17歳とは思えぬしっかり者だ。
『それでは準備はよろしいでしょうか!
マカロンの最後の120秒スタートです!』
『はい!皆さんこんにちはマカロンです!
私は5年間ミュージカルを習っていました!そして中学校の3年間は演劇部に入っていました。今日はそこで発声練習としてやっていた、外郎売という朗読を途中まで披露させていただきたいと思います!』
すると人が変わったかのように、
今までの普通の高校生の声の感じとは全く違う、力強く会場の隅まで届き渡るかのような声で
『拙者!親方と申すはお立ち会いのうちにご存知の方もござりましょうが!
お江戸を発って二十里上方、
相州小田原、一色町を、お過ぎなされて、青物町を、登りへお出でなさるれば、
欄干橋、虎屋、藤右衛門、只今は剃髪いたして、円斎と名乗りまする。
元朝より、大つごもりまで、
お手に入れまするこの薬は、昔、陳の国の唐人外郎という人、
わが朝へ来たり。帝へ参内の折りから、此の薬を深く篭置、用ゆる時は一粒づつ冠のすきまより取り出す。
よって、その名を帝より項透香と結わる。』
おおー!!マカロンすごい!なんて言うかすごい!!
『はい!この後やると5分たってしまうので、ここまでにさせていただきます!ありがとうございました!』
マカロンは大きくひと息ついて
『私は踊ることや歌うこと、そして表現することやこうやって皆さんの前でステージに立つことがとっても大好きです!
皆さんの投票で最後私の人生が決まります!
今まで他の候補者と比べてしまったりして私なんかがなれるわけないと思うことも多かったのですが、こんな私にもSNSで私にデビューして欲しいと言ってくださる方が沢山います!
本当に嬉しいです!
最後私がアイドルになって今まで応援してくださった大好きな皆さんともっともっと大きい夢を追いかけていきたいです!
最後マカロンをぜひ応援していただけたら嬉しいです!よろしくお願いします!』
マカロンはやり切ったという表情で胸を抑えて安心の表情を見せた。
『いやぁ~マカロンさん!滑舌!!
素晴らしい外郎売りでした!
やってみていかがでしたか?』
『やっぱめちゃめちゃ緊張しちゃったんですけど、こうやってできる機会を与えてくれて本当に嬉しいです。』
司会の方も職業柄この外郎売りを知っていたようで
『素晴らしい技術でしたね~!』
と深く感心している様子だ。
『さぁ!それではラストジャッジに向けて一言お願いします!』
『マカロンをこれからもずっと見ていてくれると嬉しいです!投票よろしくお願いします!』
『ありがとうございました!マカロンさんでした!さぁ!続きましてピースさん準備の方よろしくお願いします!』
次はファイナリストの中でもかなり人気があるピースの登場だ!
『ピースさん!意気込みいかがでしょう?』
『はい!皆さんに届ける気持ちで頑張ります!』
『さぁ!参りましょう!ピースの最後の120秒スタートです!!』
『はい!皆さんこんにちは!福岡県から来ました高校2年生16歳のピースです!
今から4時審査で披露したパフォーマンスをしたいと思います!』
するとピースは透き通る綺麗な声で歌い始めた。
そのキレイな歌声に会場からはどこからともなく手拍子が起こりはじめる。
ピースは歌い終わると
『聞いてくださり、ありがとうございます。
私は5歳の頃からアイドルという存在にたくさん救われて来ました!
そんなずっと憧れだったアイドルという存在があと一歩、もう少し手を伸ばせば届くところまで来ています!
皆さん応援してくださると嬉しいです!』
と、ここで120秒終了の合図。
『ピースさん歌われましたがどうでしたか?』
『すごい緊張しちゃいました(>ㅿ<;;)でも皆さんが優しく見守ってくれたので、すごく嬉しかったです!』
『さぁ!それではラストジャッジに向けて一言お願いします!』
『皆さんに絶対に応援してよかったと思っていただけるようなアイドルになります!』
『ピースさんでした!ありがとうございました!』
『続きまして、マリーさん!前の方へよろしくお願いします!』
マリーが画用紙を持って前に出てくる。
『マリーさん!意気込みの方はいかがでしょう?』
『はい!頑張ります!』
『それでは!マリーの最後の120秒スタートです!』
『こんにちは!京都府出身の23歳マリーです!チャームポイントは茶色い目とエクボと意外と低い声です!私はこのファイナリストの中でも珍しい関西出身なので、関西弁で今日は自己PRをしたいと思います!』
マリーが先程持って出てきた画用紙をめくると、そこには関西弁が書かれた文字が。
『まずは手始めに関西人なら言える早口言葉を用意しました!行きます!』
『あんたあたしのことあんたあんた言うけど、あたしもあんたのことあんたあんた言わへんからもうあんたもあたしのことあんたあんた言わんといてよあんた!』
と凄い早口で言って見せた☆
『ありがとうございます!あ~待ってあと20秒(笑)
今日は少しでも関西弁で喋ってたマリーっていう人いたなぁ~っていうのを覚えて帰ってくださったら嬉しいです!
最後まで頑張るので応援よろしくお願いします!』
『マリーさん素晴らしい関西弁の早口言葉ありがとうございます!いかがでしたか?』
『いやぁ緊張しましたけど、喋ってる間にも手を振ってくださる方とかいたのですごく嬉しかったです!』
『さぁ!それではラストジャッジに向けて一言お願いいたします!』
『自分の夢を叶えるためにも、いつも日頃応援してくださってる方に感謝の気持ちを伝えて、恩返しするためにも必ずデビューしたいと思っておりますので、応援よろしくお願いします!』
『マリーさんでした!ありがとうございました!』
『続きましてはカワチンさん!よろしくお願いします!』
『さぁカワチンさん!意気込みの方はいかがでしょう?』
『緊張しているんですけど、頑張ります!』
『それでは!カワチンの最後の120秒スタートです!』
『初めましてこんにちは!
福岡県出身22歳カワチンです!
誕生日は2月22日うお座のO型!
趣味はアニメを観ること好きなアニメはヴァイオレットエヴァーガーデンその中でも1番好きなのは第10話のアンへの手紙、特技は円周率を長く言えること。3.1415926535897・・・・・・
他には模写をする事と親指が柔らかいことです!
アイドルになったらしなやかなダンスと歌声で誰かの心に響くようなそんなアイドルになりたいと思っています!
ありがとうございました!』
『カワチンさん120秒いかがでしたか?
言い残したことなどはありませんか?』
『すごく楽しかったです!じゃあひとついいですか?』
『どうぞ!』
『私好きなアーティストで今解散しちゃったんですけど、フェアリーズっていうアイドルが好きなんですね!
それで今私が立ってるここでリリースイベントをされたんですけど、メンバーの皆さんが立ってたところにアイドルにはまだなってはいないんですけど、自分が立てている事に感動してます!
このステージの目の前にその時私が立ってました。』
『なるほど~では憧れの方たちと同じ舞台に今カワチンさんがたってるという!
それではラストジャッジに向けて一言お願いします!』
『私はダンスも歌も未経験でまだまだ成長出来る部分が沢山あると思っています!
そんな成長する姿を皆さんに見せていきたいなと思っているので今後もSNSとかちょっとづつ自分の魅力を発信できるように。
あとは今日少しでもカワチンっていう名前とか顔を覚えていただけたら嬉しいなって思います!』
『ありがとうございました!カワチンさんでした~!』
『続きまして!ウランさん!壇上へお進み下さい!』
『さぁ!ウランさんは120秒の意気込みいかがでしょう?』
『今日は少しでも多くの人にウランを知っていただけるように頑張りたいと思います!』
『準備の方はよろしいでしょうか!
それではウランの最後の120秒スタートです!』
『皆さんこんにちは!ウランです!
神奈川県出身高校1年生15歳です!
皆さんの前で自己PRをする機会をいただき本当にありがとうございます!
とは言っても私にはみんなみたいに自慢できる特技がありません。でも唯一!クレヨンしんちゃんのモノマネだけはみんなに褒められるので今日はそれをやりたいと思います!
オラ野原しんのすけだぞ~!
はい!どうでしたでしょうか?似ていましたか~?』
会場から拍手!!
『実はこのモノマネを腹話術でやることができるので今度皆さんの前に立つことができたら腹話術でのモノマネを披露したいと思います!
私はモノマネの他に歌も少しだけ得意です!
トゥイッターの方にいくつか歌も載せているので是非チェックしてみてください!
まだまだ未熟な私ではありますが、誰よりもアイドルになりたい気持ちだけは負けない自信があります!
これまでアイドルという夢を追いかけて沢山のオーディションを受けてきて残念な結果が続きましたがそれでも諦めずにここまでやってくることが出来ました!
ここでこのチャンスを逃したくないです!
アイドルになってデビューして、私は自分の個性や強みを最大限に活かして皆さんや、世界中の人に愛されるようなアイドルになります!
なので応援よろしくお願いします!
以上!ウランでした!』
さすが15歳にしてオーディションの場数を踏んでるだけあって堂々とした自己PR!
ウランってたまに15歳だということを忘れてしまうくらい大人びててしっかりしている。
『ウランさんありがとうございました!120秒いかがでしたか?』
『練習している時よりすごく短く感じました!』
『さぁ!ラストジャッジに向けて一言お願いします!』
『私は小学生の時にアイドルに出会ってそこからこの世界に飛び込みたいと思うようになり、必死にここまで努力してきました!
アイドルになるためには皆さんのお力が必要です!絶対に後悔はさせません!
よろしくお願いいたします!』
『はい!ウランさんありがとうございました!』
『続きましてモモさん!よろしくお願いします!』
『さぁモモさん!120秒の意気込みいかがですか?』
『少し緊張はしているんですが!こんなに大勢の前で話せる機会などは少ないので楽しんで頑張りたいと思います!』
『それでは参りましょう!モモの120秒スタートです!』
するとすごく大きな声でモモが挨拶をする。
『みなさーん!こんにちは!
配信を見てくださってる方もこんにちは!
高校3年生の17歳モモです!
私はスポーツが大好きで、健康にも自信があります!
今日は初めに大きな声で挨拶してみました!
本当の私はすごく緊張しやすいので大きな声を出して誤魔化してみました!
上手く誤魔化せてますか?^_^;
今回は私自身がアイドルに向いてるなぁーって思うところを3つ紹介したいと思います!
1つ目は応援してくださる方の気持ちが分かる。私はずーっと茂木坂46さんのファンをしているので応援する側の気持ちがすっごく分かります!
2つ目は大変なことでも楽しんでできる!
アイドルには大変なことがいっぱいあると思いますが、それを楽しんでやる自信があります!
3つ目はファンファーストいつでもどこでもどんな時でも応援してくださる方のことを考えて行動します!
皆さんのご要望などもどんどん応えていきたいと思います!
私たちは皆さんの応援がなければ活動できません!
私を推して後悔はさせません!』
『モモさんありがとうございました!
120秒やってみていかがでしたか?』
『すごいドキドキしたんですけれども、皆様の温かい声が聞こえて嬉しかったです!』
『それではラストジャッジに向けて一言お願いします。』
『私はアイドルが大好きでアイドルをすることも絶対に大好きになれます!全員私の虜になって欲しいです!お願いします!』
『モモさんでした~ありがとうございましたー!』
『続きまして!ニコさん前の方へよろしくお願いします!』
『ニコさん120秒いかがですか?』
『はい!自分の伝えられることを皆さんにめいっぱい伝えられたらいいなと思います!』
『それではニコの最後の120秒スタートです!』
『初めまして!ニコです!
今日は皆さんお集まりいただき本当にありがとうございます!』
ニコは深く長くお辞儀をした。
俺はこの会場に来ている方や配信を見ている人への深い感謝の気持ちの現れだと思った。
『まだデビュー前にも関わらずこのプロジェクトに興味を持って今日来てくださった皆さんと、直接目と目を合わせてこうやってお会い出来たことが本当に嬉しいです!
そしてここでデビューができずに皆さんと会えなくなるのも、ものすごく寂しいです。「またね!」って10月7日以降にも皆さんに言える日が続くことを信じて今日私はこのステージに挑んできました!私はこのグループと応援してくださる皆さんと世界に行きたいです!
皆さんの生きる活力にこのグループがなれるように精一杯頑張ります!
応援よろしくお願いします!』
『さぁ!ニコさん120秒終わってみていかがでしたか?』
『皆さんに私の思っていることが伝わったらいいなと思っています。』
『では改めてラストジャッジに向けてニコさん一言お願いいたします!』
『皆さんと一緒にこのグループを育てていけたらいいなと思います!
みんなと世界に行きたいです!
投票よろしくお願いします!』
『ニコさんありがとうございました!』




