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人類の脅威であるアビスを殲滅するために、僕はアビス王と契約する~信用させて、キミを殺す~  作者: 夜月紅輝
第3章 嫉妬の罪、それは無理解の証

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第74話  嫉妬と悪意、そして殉教者#4

 アスミを狙うストーカーの正体、それが同級生のルッカだとわかり事件は収束したかに思われた。


 しかし、ノアが捕まえたはずのルッカは、未だ不気味な笑みを浮かべている。

 まるでまだこの後もまだ何か仕掛けているかのように。

 とはいえ――、


「君が何をするのかわからないけど、君の身柄は俺が押さえている。

 その状態で何かさせるほど僕は甘くないよ」


「ふひひ、なら逆に聞きますけど、どうしてそんな恨みを抱えてるのが私一人だけだと?

 こんなキラキラと周囲を眩しく照らす女、他の誰も目につかないと思ってるんですか?」


「どういう意味だ?」


「太陽の光を憎むのは何も私だけじゃないってことですよ!」


 その瞬間、すぐ近くの塀からガサガサと音が聞こえ、その塀を飛び越えて一人の人間が現れた。

 その姿は怪しいほど白いレインコートに覆われていて、顔には般若の仮面をつけている。


 そのコンマ数秒後、それこそレインコートの人物に目を奪われた時だった。

 背の高い塀をぶち壊すようにして、ちょうどノアとライカ達の間辺りに黒い覆面を被った大男が現れる。


 それは一瞬の目を奪われた瞬間のあまりに完璧な不意打ちだった。

 タックルで壊しただろうその男は、勢いをそのままにライカに突撃する。

 そしてそのタックルに轢かれ、護衛対象であるアスミから距離を取らされてしまう。


 その光景を目にする暇も無く、ノアも頭上から迫って来た相手に対処していた。

 白いレインコートの人物は空中で一回転すると、その回転エネルギーを足先に集中させる。


 瞬間、鋭く振り降ろされたかかとが、思いっきり地面に叩きつけられた。

 まさに魔力を持つ豪脚による人を殺すための一撃だ。

 この攻撃には、さすがのノアも躱さざるを得ない。


 故に、拘束したルッカの服を掴み、無理やりその場から大きく後退した。

 それにより奇襲の攻撃こそ回避できたが、同時にそれはルッカの拘束が解けたことを意味する。


「これを待っていたのか!?」


「誰が一人なんて言いましたか? そして、その油断があなたの死因ですよ!」


 ルッカがノアの手を振り払い、完全に手元から離れる。

 そして右手を手刀に変えると、それを素早くノアの眼前に伸ばした。

 魔力を纏った空気を裂く一撃、当たれば常人なら頭に手が刺さるだろう。

 つまり、即死の一撃であるということだ。


 容赦なく放ってくる殺意に、ノアは咄嗟に身をのけぞらせる。

 同時に、その攻撃を起点である手を右手で抑え、視線はすぐさま逆サイドへ。

 反対側から挟み撃ちを狙ってくるレインコートの人物に意識を向けた。


 どちらも殺意マシマシと言った感じで、しかし幸いにも狙いは自分だ。

 吹き飛ばされたライカの方にも、覆面の大男が対処している。

 この場にアスミを守れる人間が居ない以上、伝えるべきは一つ。


「「アスミ、逃げろ!」」


 ノアが叫んだと同時に、もう一つの全く同じ言葉が重なる。

 当然、塀の反対側にあるアパートに吹き飛ばされたライカからだ。


 その声に、膝を内側に折って怯えるアスミが一歩、また一歩と後ずさりしていく。

 そしてやがて完全に背を向けると、全力で背を向け始めた。


 そんな光景をチラッと見届けたノアが僅かな安堵を浮かべていると、すぐ近くからルッカによる不気味な声が届き、


「まるでこれで襲撃を防げたみたいな表情、とても憎いですね!

 あぁ、その自分がまるで正義を執行しているような考えが羨ましくて恨めしい!」


「相変わらず、何を言ってるかわからないな!」


「わからなくて結構ですよ、私達が抱えてる恨みつらみなんて当人には関係ない!

 でも、その甘っちょろい正義感を犯す時が一番生を実感するんですよ!」


 二対一で何とか対処するノア、その時にルッカの視線が僅かに動いたことに気付く。

 自分を見ているようで見ていない。さながら、自分の奥に対して視線を向けてるようで――


「キャアアアア!」


 事件性のある悲鳴が夜空に響き渡る。

 その声に思わず反応してしまったノアが後ろを振り向くと、アスミの進行方向の先には体をコートで覆った長い茶髪の女がいた。


「なっ.....!?」


「さっきの奇襲で全部と思ってる愚かさは好きですよ! 私と同じみたいで!

 さぁ、このまま死んでください! そうすれば、私が抱える憎しみも一つ減りますから!」


 そう言って、ルッカは両手を手刀に形を変えると、レインコートの男と一緒にノアを襲った。


****


 昔から自分の容姿は人より優れてる自覚はあった。

 周りにいる子も自分の容姿を褒めてくれて、男子から告白されることもある。


 だから、同時に周囲からその容姿でヘイトを買ってるのもわかっていた。

 とはいえ、その容姿を活かそうとは思っても、それで調子に乗ったことはない。


 自分の容姿に自信がある振る舞いをそう思われたのなら仕方ない。

 それでも、自分は可愛さに磨きをかけ、それでいてそれを力に夢に向かって手を伸ばし続けた。


 自分には夢があった――アイドルになるという夢が。

 でも、本当はそれよりも先に持っていた夢があった。

 言うなれば、アイドルを目指すキッカケとなった夢というべきか。


 自分には近所に素敵な女性がいた。

 その人は当時六歳だった自分からすれば、十二歳ほど上の女性でそれはもうカッコよかった。


 いわゆる「お姉さん」系であり、可愛い系である自分とは違う魅力を持った人。

 そんな彼女に自分は憧れて、そんな彼女が「アイドルが似合う」と言ってくれたから目指した。


 彼女が似合うと言ってくれた自分が、アイドルになって地上波に出れば、彼女の目が正しかったと証明できるから。


 あなたに憧れた自分が今も頑張れているのはあなたのおかげです――そう伝えられる気がしたから。


 そんな影響か、今ではクールキャラとして自分を偽っている。

 そう、自分の憧れたその女性が凛としていてカッコよかったから、好きだったからそうなりたかった。

 言動もテンションもクールとは程遠い自分なのに。


 そんな気持ちを抱いたまま、今では巨大なドームでコンサートを開くまでになってる。

 歌もダンスも可愛さを磨くことも一切手を抜かず、頑張って来た証だと思う。


 それにこれからだって、自分の夢を与えてくれた彼女に私の頑張りを見届けて欲しい。

 そう思っていたはずなのに――、


「羨ましい.....そんな若くて、可愛くて、キラキラして眩しい。

 あぁ、その光が憎い、目を閉じても目を焼くようなあなたの存在が」


「キャアアアア」


 逃げようとした矢先、突然暗がりの先にコートを着た茶髪の女性が現れた。

 その長い髪をした女性の顔を見ても、全然知らないしわからない。

 しかし、今この瞬間、確かな殺意が向けられてることがわかる。


 そんな急に現れる殺人鬼に対し、アスミは漏れなく周囲に響く悲鳴を上げた。

 心臓がビクンと跳ね、体が急激に固くなるのを知覚する。

 走っていた勢いを殺すように、両足でブレーキをかけ、女性に近づかないようにした。


 身が震え、舌が渇き、僅かに視界がチカチカとする。

 おぞましい恐怖が体に纏わりつくような不快感に寒気さえ感じてしまう。

 されど、そんなことに意識を向けている暇はない。


 だって、目の前の女性の方が危険だから。

 自分の生命を、自分の夢を、自分の尊厳を壊そうとする人が数メートル先にいるから。


(ど、どうすれば......)


 今すぐ逃げたい。しかし、逃げ場なんてあるのだろうか。

 正面からコートを着た女がゆっくりと近づき、後方にはルッカを含めた三人の加害を加えようとする人たちがいる。


 そして護衛であるノアとライカはその三人に対処しているのだ。

 そんな状況で自分を守ってくれる人はいない。

 ブレスレットがある以上、魔力は使えないし、八方塞がりだ。


「だ、誰なの.....!?」


 ゆっくりと近づくコートの女性に対し、アスミもまた一歩と後ずさる。

 そんな状況で発した言葉は、アスミが痺れた思考の中で巡らせた時間稼ぎだ。

 自分を守ってくれるといってくれた二人がいる、その二人を信じるための行動。


 それがどれくらいなのかはわからない。しかし、自分だって死にたくない。

 まだまだアイドル活動やりたいし、他にも経験したいことがたくさんある。

 それこそ、隠れ目標であるカッコいいお姉さんにだってなりたい。


 そのためにもこんな場所で絶対に死にたくない。

 死にたくないから問いかける。必死に言葉を尽くす。


「た、多分、私のファンとかなんだよね? そうじゃなかったらごめんなさい。

 でも、そういうのはダメだと思う。隣の芝生は青く見えるは誰だって一緒。

 私だってなりたいと憧れた自分と程遠いんだから」


「だったら、一緒にしてあげる。そして一緒に苦しめばいい。

 あなたが輝いてる時間、私はずっと苦しんできた。

 あなたのような眩しさが目から離れなくて、視界にチラついて嫌だった。

 でも、同じになってしまえば、もうこの執着も消えると思うから」


「本当に? 本当にそう思うの?

 自分の嫌な部分を誰かに押し付けて、本当に自分の心が晴れると思うの?

 そんなはずない。どうせ一時的に気が晴れても、根本的な解決にはなってないから」


 必死に言葉を尽くしてるうちに、少しずつアスミの言葉にも熱が帯びてきた。

 目の前の女性に触発されて自分の嫌なものが見えてきてるのだろう。

 内側から沸々と黒い感情が沸き上がり、憧れの女性の顔が黒く塗り潰されていく。


「私だって憧れの人がいる。その人はカッコよくて、私にないものを持ってる。

 今だって、私には持ってないし、持っているのは偽りの設定だけ。

 だから、私だってその人が羨ましいし、どうしてそうなれないのかって思う。

 ズルいと思うし、妬ましいとかさすがにわかんないけど.....なんか嫌なの!」


 視界が少しずつ黒く侵食されていく気配がある。

 実際に黒く染まるわけではないが、ただそういった黒い感情が思考を犯すのだ。

 今まで抱いていた憧れの人に届きたいと言う熱量が、マイナス方向へ反転していく。


 その人に手を伸ばすために頑張っていた努力が、その人の人生を壊すための努力に変わっていく。

 自分の心を軽くするためという一時的な快楽に身を委ねようとしてるのがわかる。


 自分が不幸なのに、こんなショックな気持ちを抱えてるのに。

 自分の憧れの人は何も答えない。

 何も言ってくれない。何も感じてくれない。

 ズルい、自分はこんなに苦しんでるのに。


 何も、何も、何も何も何も何もなにもなにもなにもなにもなにもなにも。

 ズルい、ズルいズルいズルいズルいズルいズルいズルいズルいズルいズルい。

 でも――、


「私は.....負けたくない」


 胸の内側から体中を覆い尽くさんと襲い来る悪意。

 相手を憎み、妬み、恨み、嫌悪することでしか表せない激しい「嫉妬」。

 今にもこのコンプレックスで怪物にでもなってしまいそうな気分だ。


 でも、本当にそれでいいのか?

 自分がこれまで頑張って来た努力をこんな形で裏切っていいのか?

 確かに、世の中理不尽で、不条理で、ズルいことばっかりだ。


 その中では自分がこうして一握りの夢の中で生きれているのは幸運なのだろう。

 だけど、その幸運も何もしてないで手に入れたものではない。


 生まれ持った才能をそのままにせず、さらに磨いて輝かせた。

 ただの石だったダイヤモンドの原石を、自分の努力で研磨して見せれる形にしたのだ。

 その自分が知る苦しみや辛さだけは、他の誰にも否定させてはいけない。


「他人を羨ましいと思う感情はわかるよ。

 でも、私のここまでいたる苦しみや辛さの結晶を理解せずに語るな!

 私がただの才能でここまでのし上がったと!? ふざけるな!!」


 導火線の火が爆弾に辿り着き、激発した怒りがアスミから現れる。

 それは目の前の恐怖を吹き飛ばし、怒りで熱を帯びた言葉が喉を傷めた。

 しかし、それでも何も知らない自分をバカにされたままではいられない。


「あんた達ファンに見せてるのは、綺麗な部分だ! 当然だろ!

 私は綺麗な部分を見せてるんだし、見て欲しいと思ってるんだから!

 そんな私を超えるほど努力したことあんのか!? 苦しんだことあんのか!?

 辛くて泣きそうになったことあんのか!?

 魂を叫ばせるほど本気になったことあるのか!?」


 体の強張りが、恐怖から怒りに変わる。

 言葉に帯びた熱はやがて全身を熱し、発言のたびに両手の拳に力が入った。

 視界を覆っていた黒も赤に変わり、思考を覆う闇も怒りの炎が焼き尽くす。


「眩しくて羨ましい? 視界にチラついて憎らしい? しったこっちゃねぇ!

 そう思うってことは、そう思わせるほど私の努力に、才能に磨きがかかったってことだろ?

 だったら、ざまぁないよ! 私が眩しくて可愛くて素敵でごめんなさいね! 反省は微塵もしないけど!」


 最終的に、アスミは背筋を伸ばし、煽るような言葉で言い返した。

 力の入ってた拳の一つでビシッと正面に人差し指を向け、自分の正当性に胸を張る。


 そんなこんなで言いたいことを言い切ったアスミは、少しだけスッキリした顔をしていた。

 普段誰にも言う事がない心に溜め込んでいた愚痴。


 言いたい放題の週刊誌や身勝手な発言をするSNSによって抱えたうっ憤の数々。

 それらをしっかりと言葉に出来たことで、アスミの中でも怒りの炎が沈下していく。

 そんな中だからこそ、思うのだ――


(.....あれ? 言わなくていいことまで言ってない?)


 人の怒りは時に我を忘れる。

 それこそ、アスミが抱えていたうっ憤は常人のそれ以上。

 加えて、先ほどまで黒い感情に呑まれていたこともあって、完全に油に火を注ぐ発言だった。


 仕舞には、まるで宣戦布告するようなポージング。

 どう考えても戦えない自分が切っていい啖呵ではない。

 冷めた熱が一転して氷点下まで下がり、アスミの全身から不気味なほど嫌な汗が溢れ出る。

 人はそれを――冷や汗と呼ぶ。


「......さい」


「え.....なんて?」


「うるさい、うるさい、うるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさい!」


「ひぃ、ごめんなさい!」


 突然の連続した憎悪溢れる言葉に、アスミの体が一瞬にして縮こまる。

 先ほどの威勢はどこへやら、半泣きになりながらコートの女性の反応に一歩後ずさった。

 そんなアスミに対し、コートの女性は両手で顔を覆うと、


「あぁ、うるさいうるさい! 憎い、妬ましい、忌々しい、腹立たしい!

 正当性ばっか主張して、人の心は考えないそういう身勝手さ!

 私はこんな苦しんでるのに、それを知ろうともしない!

 やっぱりこういう存在は敵だ、害悪だ、人類のゴミだ!

 こういう人がいるから日陰者はいつまでも日向に出れないんだ!」


「ムッカ~! そんなこと知らないよ! 出たきゃ勝手に出ればいいじゃん!

 あと、どこの誰にも私をゴミなんだの言われる筋合いはない!」


「そういう自分を持ってるところがウザったらしいってんだよ!」


 瞬間、コートの女性が消えた――そう思えるほど速く、気が付けば目の前にいる。

 伸ばす爪が立った右手が、すぐ顔面に迫ってることがわかった。

 あれ、どうしてわかるのだろうか。


(え、なにこれ.....世界がゆっくりに。もしかして走馬灯ってやつ?)


 ゆっくりと近づく死、それを脳裏に焼き付けるように体がゆっくりだ。

 視界もそこから動かせるわけではなく、思考の情報処理だけがやたら速い。

 まるでこれから死ぬ瞬間を見せつけられるように。


(え、やだ、死にたくな――)


 そう思った瞬間、突然右肩に優しい感触が乗った。

 そして同時に、左耳の方から同じく優しく、しかし安心させるような力強い言葉が届く。


「よく頑張ったね。もう大丈夫」


 背中を回される細い腕、しかし右肩に乗る手はとても熱い。

 紡がれた言葉には包容力があり、まるで冷えた体を温めてくれるような感覚があった。

 そう、それは自分がずっと憧れていたお姉さんのようなカッコよさ――


「――っ」


 すぐ近くに、視界いっぱい広がる同じ背丈の少女。

 長い黒髪を夜風に靡かせ、まるで宝石のような紅い瞳が輝いている。

 その目はとても力強く、見ているだけでこっちが火照てしまいそうで。


 恐怖のドキドキが、別の意味のドキドキに変化していく。

 視界の端で突き飛ばされるコートの女性が見えるが、もはやそんなことはどうでもいい。

 今の自分にはこのカッコいい少女しか目に映らない。


「.....いい」


 途切れた言葉が口から零れ落ちる。

 その瞬間、体が発火したような感覚が襲われ、思考が急激に沸騰した。

 意識した、してしまった、させてしまった。あぁ、なんと愚かなことか。

 しかし、それでもこの言葉は止められない。


「カッコいい......」


 小さい頃に自分が憧れた人も、こうした力強い目を持っていた。

 決して折れることのない自分を持っていて、それが自然と溢れ出ているのだ。

 だから、カッコイイ。だから、素敵。だから、自分は好きなのだ。


「ん? なら、良かった。言われること少ないから嬉しいよ」


「......」


 カッコいい瞳を持った少女が、まるで天使のような笑顔を向ける。

 そう見えてるだけかもしれないし、今の熱がそう勘違いさせてるのかもしれない。


 でも、もうそれでもいい。

 これが吊り橋効果の勘違いでも、何かの罠でもいい。

 この溢れ出したキュンとした感情は誰にも否定させない。


 だからこそ、自然とこの言葉が出てしまう。

 全てはこの少女に向けた敬意と賛美と愛情を込めて――


「お姉様.....!」


 両手を胸に前に重ね、アスミは瞳をハートにしながら言った。

 すぐ目の前にいる愛しい愛しい憧れの存在に対して、自分が持つ最大の敬意でもって。

 

「......え?」


 そんな言葉に対し、黒髪紅目の少女――ノアは素っ頓狂な声で反応することしか出来なかった。

読んでくださりありがとうございます(*‘∀‘)


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