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反省会と助っ人

※唯さん視点の話です



「流石にやり過ぎちゃったな〜」


純平くんが学校に行ったあと誰もいない部屋で一人反省会を行う


(いくら寝顔が可愛かったからって、ついやっちゃいましたとはいかないもんね、純平くんもやだよね、こんな年上の人、って高校生からしたら私ってもうおばさんだったり?!流石にそんなことはないよね?よね?純平くんは私のことどう思ってるんだろう、)


余計な思考が頭の中をぐるぐると周りやるべきこともやらず家の中を右往左往する


(こんなことばっかり思ってたら引かれちゃうよね、というか私ってもしかして重いのかな?俗に言うヤンデレってやつになっちゃう?!

22にもなって運命とか思ってるのきもいかな、)


考えれば考えるほど考えは良くない方に進んでいき

どんどん気持ちはそこに沈んでしまう


(やっぱり告白って大事だよね〜、私のものってアピールもできるし、だけど今してオッケーしてくれるとは思えないんだよな、)


掃除をほったらかしてソファーに寝転びクッションに顔を埋める

この気持ちをどうしようもできず足をバタバタさせていると家のチャイムがなった


誰だろう?そんなことを思い、手ぐしで乱れた髪を整えながら玄関に向かう


「唯〜来たよ」


「っ!えっ?!お母さん?」


「久しぶりー、でもないけど」


「どうしたの今日?なにか要事?」


「特に何もないよ?」


「とりあえず立ち話も何だからあがって」


母をリビングに通した

その後に気づく、今日何もしていないことに


「それで?今日は何もないの?」


「うん、唯元気かなって」


「本当は?」


「純平くんを見に来た」


「純平くん、学校だよ?」


母は相当純平くんのことを気に入ったらしい

仲が良いことは嬉しいけど良すぎると嫉妬してしまう


「そっか、残念」


「他には何もないの?」


「じゃあ一つ聞いてもいい?」


「うん、」


どんな質問が来るのかドキドキしながら固唾を呑む

でも多分そんなにきついものではないだろう


「純平くんとはどこまで行ったの?」


「へ?」


予想外の質問に間抜けな返事をしてしまう


「へ?じゃないわよ、大きいベッドもあるし、純平くんは高校生でしょ?それでどこまで行ったの?」


どう答えようか言葉が詰まる


「あの、えっと、」


「まさかキスもしてないの?」


「それはしたっちゃしたけど、」


先程のものを含めていいのならした


「まぁ唯初彼氏だもんね、」


「うん」


まさか親とこういう話をすることになるとは思っていなかった


「しょうがない、協力するよ、」


「ありが、とう?」


「だから今日は泊めて?」


「それって純平くんに会いたいだけじゃ?」


「まぁまぁほら、純平くんとのこと話してみて」


予想外の助っ人?に驚きながらもこれからについて相談をした

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