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休み最終日


今日は水曜日

今日で休みが終わる

心のケアという名目でもらった休みなのに結局色々遊んでしまった、楽しかったけど


「唯さん、今日で終わりですね」


「そっか、今日で終わりか」


何故か唯さんが悲しそうな顔をする


「色々準備しなきゃいけないのでお昼前ぐらいで家に帰りますね」


「うん、分かった」


やっぱり今日の唯さんは元気がないように見える


その後いつものようにゲームをしたのだが

今日の唯さんは調子が悪かった



その時玄関のインターホンがなった

唯さんがインターホンを見る


「っ、」


唯さんがとてもびっくりしている

どうしたのだろうか?


「唯さん、どうしたんですか?」


「えっと、どうにかごまかすから座ってていいよ」


「わかりました、」


俺はそう言うと椅子に座って待つことにした

とりあえず返事をしたのだが何をごまかすのだろうか


あまり時間が経たないうちに知らない声が聞こえた


「こんにちは」


気がつくとその人は俺の目の前にいた

魔法?!と思ったけど俺がぼーっとしてただけだった


「こ、こんにちは」


戸惑いながらも挨拶をする

この人唯さんに似ていてとても綺麗だった

あるところはある感じのスタイル

唯さんの大人な感じをさらにグレードアップさせた感じだった


「お名前はなんて言うの?」


「えっと、桜井純平です」


「純平くん、いい名前だね」


「ありがとうございます、お姉様はなんて言うんですか?」


「あら、お姉様だなんて」


「ちょっとお母さん、純平くんのこと困らせないでよ、」


「え、お母さんって、、」


「私は唯の母の里中麻衣です、よろしくね」


「すいません、お姉さんだと思ってしまって」


「いいのよ、下に見られて嫌がる女の人はいないから、多分」


多分なのか、


「そんなことより純平くんは唯とはどういう関係なの?」


一番困る質問が来てしまった

本当のことは人に話すことじゃないし、

かと言って他に何も言えないし

どうしよう


「それは私から話すよ」


「すいません唯さん」


「お母さん、私と純平くんは付き合っています」


えっ、えぇぇぇ

え、マジで?

俺と唯さんって付き合ってたの

そっか、そうだよな、こんだけ一緒にいたんだから責任取らないとな、大人の男の人って難しいな


「そっか〜唯にもついに男が〜」


さっきまで真剣だった唯さんのお母さんの顔が崩れた


「それにしても唯、こんな可愛い子とどこで知り合ったの?」


えっ、俺って可愛いの?

この中だと一番年下だから?

身長が160ぐらいだから?

なるほど、難しいな


「えっと、色々縁があって」


「こんな可愛い子がいたら教えてくれてら良かったのに」


そう言って唯さんのお母さんは俺に手招きをする


「どうしたんですか?唯さんのお母さん」


「そんなかしこまらなくてもいいのよ、私のことは麻衣さんと呼んで」


「わかりました、麻衣さんどうしたんですか?」


俺がそう聞くと答えも言わずに俺を抱きしめてきた

埋もれる

苦しいぃ、


「ちょっとお母さん純平くん、苦しんでるからやめてあげて」


「そう?残念」


やっと離してくれた


「それで、純平くんとはいつから一緒に住んでいるの?」


「一週間ぐらい前から」


「どこまで進んでるの?」


「全然」


「もしかして別々に寝てるの?」


「別々ではないけど、」


麻衣さんが寝室を除く


「あら、もっと大きいベットじゃないと」


「狭くないしいいかなって」


確かに二人で一人用のベットは小さいか

俺も小さいけど

そう思うと少し悲しい


「なら大きいベット買いに行きましょうか」


「そうなるよね?」


てことで何故かベットを買いに行くことになってしまった

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