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雅楽伝奏、の家の人  作者: 喜楽もこ
五章 万里一空の章

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#09 嗚呼、なんたる恋多き人生かな

 


 


 永禄十二年(1569)五月十八日



 




 戦力は同等数。つまり用兵と練度がモノを言う。


 天彦はいつにない深刻な表情で伝令がもたらす戦況報告を待ち受けていた。

 すべてを背負う辛みたるや。家人の緊張を一手に引き受け、つくづく実益を連れてくればよかったと後悔する。ついでに茶々丸も。つまり武闘派。

 青侍がすべて出払ってしまった天彦の周りには圧倒的に武威が不足しているのだった。護衛を請け負ってくれた与六一人ではどう考えても心許ない。いくら勇猛な武人であっても。


 ややあって伝令が砂塵を巻き上げ駆け込んでくる。急停止、鞍上のまま。


「申し上げますっ!」

「申せ」

「はっ――」


 曰く、手伝い戦は戦いにもならなかった、とのこと。在地の豪族らしき野盗集団は不利とみるや一当ての応戦もせず一目散に離散、敗走していった。

 だが無傷無害を喜んでばかりもいられない。伝令曰くその用兵、まさに電光石火の手並みであったらしく、それを証拠に常に意気盛んなあの行ったきりでお馴染み藤堂高虎でさえ追撃の下知を躊躇するほど。野党と思しき寡兵の動きはまさに秀逸機敏であったのだった。


「蒲生様、藤堂様、片岡様、お三名は当地に残留引き続き警戒継続。猶殿におかれましては至急お尋ねしたき儀ありけりとの由、ご報告仕った。御前失礼仕る」


 伝令は慌ただしく馬首を翻し去っていった。

 つまり高虎の戦感を裏づけるように菊亭青侍衆も警戒感を露わに次の襲撃に備えまったく気を緩めようとはしていないのだろう。

 伝令の報せを訊いた諸太夫文官たちも、戦場のその気配を敏感に察知したのか同様に勝利の余韻に浸り浮かれる者は皆無であった。


 つまりそれの意味するところは即ち烏合の衆ではないということ。正しく戦況が判断できる指揮官がいてこそあのヒット&アウェイは成立する。

 天彦は戦慄する。そんな用兵が可能でこの近辺に根を張る豪族言えば一家しか知らない。するとこの寡兵ではかなりまずいのでは……。おまけに加えて敵は公家と承知で襲撃している。菊亭だけが安全と何故いえる。瞬間的に汗がぶわっと噴き出てくる。

 だが思い当たる豪族の支配地たしか小県。ここからは山をまたぐほどそうとう遠いはずである。記憶が定かであるのなら。

 怪訝に思っていると、護衛役を買って出てくれた与六が馬首を寄せてきた。


「参議、如何なさるおつもりか」

「参るよ。参らなしゃーないもん」

「随分とそうと伝わるお顔とお声をなされる。なにか危惧でも」

「ある。ありまくりや。……まず一つに信濃くんだりでこんなお見事さんな用兵できるん、身共は一氏しか知らんねんもん」

「真田にござるな」

「……なんや、知っとったんか。うん、そや」

「信濃十郡氏族は僅か数年前まで烏合の衆でござったが、それをお見事まとめ切った惣領が出現し、今の連合に通じてござる」

「四郎さんやろ」

「はは、まさか。あの御仁はどなた様かに頭をお下げになられただけの幸運なお人」

「なんや厭味ったらしく聞こえるな」

「では意図が正しく伝わったようで何よりにござるな、あっはっは」

「あははやあらへん。それは完璧な八つ当たりさんや」

「我が殿も申されてござった。三つ紅葉紋なくば我の上洛は必ずや叶っていたであろうと」


 天彦は曖昧に頷くだけにとどめコメントを差し控えた。当然のお察しである。天彦がいようがいまいが無関係に越後ドラゴン氏の上洛が叶う世界線はきっと訪れなかっただろうから。


「して、お二つ目の危惧とは」

「葉室さんや。当家と九条とはバチバチやろ。葉室さんは九条門流や」

「……お血筋の一派、に、ござるな。それは中々」

「切っても切れる間柄やない。そやし展開読めてるねん」

「ほう。では賭けまするか」

「ええよ。何を賭ける。何が欲しい。身共、その刀欲しいな」


 すると与六の目の色が変わる。ずずっと巧みな綱捌きで更に馬首を寄せると、至近にもかかわらず胸に空気をいっぱいに吸い込み宣誓した。


「欲するに値するかは存じませぬ。ですが我が命をお賭け致す。欲するは菊亭家直臣の一席。いざ尋常に勝負っ!」

「ふぁっ」


 アホやろ。阿保やったわ。生粋の武士もののふってなんでこうなん。

 そんなゆうたらドラゴン氏にシバかれる。シバかれるで済んだら御の字か。氏ぬ。

 だから弁舌にも熱がこもった。


「この戦乱、喰うに困ったお公家は多い。葉室さんも漏れなくそうとう困窮しているはずさんや。なにせ九条一派、多くが勅勘による参内停止を申し渡されているからや。つまり唯一の収入源であった務め碌まで途絶えてしまっているんやから。そら困窮して当然さん。どこもかしこも悲鳴上げとる中で特に葉室は糊口を凌ぐどころの騒ぎやないんと違うやろか」

「個別に兵糧攻めをなさっていたので」

「そうや。どこもあそこには銭を貸さん。そういう仕様や。おーこわ」

「……吉田屋殿ですな」

「誰さんかは存じんな。けどこれだけは確か、身共むちゃんこ虐められたん。仕返しもあかんか」

「いいえ。いっそお優しいと存じます。某なら首を頂戴仕る」

「まあお武家さんはな。お公家にそれはないけど確かに穏便やと思う。で、とち狂って当主自ら御金策。たとえばそやな……、古い権利書引っ張り出して家領でも返せと直談判したんと違うか。大方押領先がここらの国人さんやったとか。もっと酷いとあるいは大名さんに直々直接とか。同じ家紋の好で何卒。考えただけでも寒気するわ。どんな因縁放り込んどんねん。けどアホやんとも吐き捨てられへん。あいつらはあいつらで切実なんや……」


 天彦は一息に推論を語って聞かせた。だがなのか与六の反応は思いの外大きかった。

 あまりの驚きだったのだろう。満身が小刻みに震わせている。

 これを放置しておくといつまでも惚けていそう。天彦はぺしぺしと鍛え上げられた与六の二の腕を鞭でシバいた。

 そして叩いた後ではたと気付く。この機に逃げたらよかったと。だがそれはそれ。それよりも今はまあまあの本気力でシバいているのになんやこのリアクションの無さは。そっちが重要な問題だった。


「では籠には葉室尚書殿がおられると」

「まず痛がって? 本気一歩手前でシバいたんやで。身共の立場は」

「痛い。では籠には葉室尚書殿がおられると」

「おい」

「あー痛い痛い。これまでに感じたことのない痛みを手の甲に感じてござる」

「いや下手! 場所ちゃうし! ほんでござるやめいっ」


 だがなぜだか謎にそして逆に天彦が目で咎められてしまう結果となった。あ、はい。

 いやいやなんで。なんでなん。むちゃくちゃ真っ当な要求やよね。まあええわ。


「では籠には葉室尚書殿がおられると」

「いや違う。尚書はすでに帰らんお人さんか、あるいは人質となっている」

「すると一団には迎えのお身内が」

「そうや。妹御前、会うたことは一度もないが内裏でも噂に上るほどの別嬪さんらしいで。我が愛妹のお次さんくらいの」

「それはいささか――」

「あ゛」

「あいや、失言にござった。お許し召されよ。しかし御自らが。……御自らを」

「あくまで予測の上に組み立てた推論やけどな」


 何と恐ろしくも凄まじい予見。もはや見ずとも正解だとわかってしまう。これだから痺れるのだ。与六はともすると恍惚として遠くを見る目で心をどこかにおいやった。

 やがて考え込むようにじっと固く目を閉じたので、ちゃーんす。

 その隙を逃す天彦ではない。賭けなど成立させてたまるかボケ茄子の巻。ハイやっ。


 言うだけ言うと与六のターンを待たずにレンタルポニーの腹を蹴り進めの合図を出してとっとと逃走。気色の悪い阿保さんは放置一択に限っていた。

 だが与六もすかさず気配に気づき馳せ参じる。なにやら植田殿がお怒りにござったが。声を張らずとも伝えられる余裕すらもってまったく引き離されずにお見事追走してのけて。逃げたつもりの天彦にまんまと青侍たちの待つ場所へと辿りつかせてしまうのだった。うそーん。


「まあ、もう二度と与六とは馬で競わんわけやが。おい与六、お前さんは手加減と遠慮を覚えなさい。諸々まずはそれからやね」

「畏まってござる」


 天彦は“お前どうせ絶対無理やん”の顔でたっぷり見咎めてから、現場見分の場に立ち会うべく向かうのだった。




 ◇




 天彦が現場に向かうとやはり姫がおられた。姫は三名の侍女の背に守られそれでも表に降りて出ていた。むろん完全に顔を隠してだが。

 それでも天彦は素直に賞賛を送る。野盗の襲撃などついぞ経験したことなどないだろうに。おまけに箱入り公家姫なのだ。その気丈さ。公家の姫にしておくのは勿体ないと本気で思った。

 思ったので一声かけようと歩み寄った次の瞬間。その感情がフラグとなったのか。姫を筆頭にそれまで眉一つ歪めていなかった侍女たちもひっくるめてすべて天彦の姿を目で確認するやおよよよとその場に泣き崩れてしまったのだ。


 姫はその拍子に被っていた市女笠が外れてしまう。なんというタイミング(棒)と天彦は直観的に感じたが、周囲の賛同は得られなかった。


「……何たる美顔。息も止まるとはまさにこのことよ」

「おお、なんと凄まじい。世にこれ程の美姫がおられるのか」

「すっご、やっば、えっぐ」

「わあ、むちゃんこ美人さん」

「某の妻に来ぬか」

「お願いいたす」


 ござる、ござる、ござる。のシュプレヒコールが巻き起こった。

 姫はそれほどに美姫だった。ここまでは天彦の推論通り。だがしかし……、まあ普通に考えて誰の目にもあるいは少なくとも天彦の目には下手の三文芝居劇団員の安演目としか思えない。

 さしずめ演目は“美姫の窮地に駆け付けた若き宰相”あたりだろうか。

 いずれにしても、いっそ見ているこちらの方が恥ずかしくなってしまうタイプの演劇だった。そして天彦にとってはいっちゃん怠いタイプの姫とご家来衆なのであった。


「直言をお許しください」

「ええで」

「ありがたき幸せ。菊亭卿、ご尊顔を拝し奉り祝着至極に存じまする。また窮地を御救いくださりまして感謝の言葉もおじゃりませぬ。我が名はもみじ。物心ついたときより参議菊亭さまとは浅からぬご縁を感じ、今日まで過ごしてまいりました。およよよ」

「さよか。まあ菊亭家紋ができたのは身共の分家が確定したとき。つまりほんの一年ほど前のことさんや。椛姫。いくら何でも物心つくの遅すぎんか」

「……え」

「何遍でもゆうたろ、いくら何でも物心つくの遅すぎんか」

「ひっく、ひっく、わーん」


 出た! この姫さん、いろんな技を使い分けられる寝業師タイプや。しかもビビるほど別嬪さん。それは噂にも上るはず。まあ撫子ゆうづつの方が……くっ。

 しかも地味に好感度も稼いでいる。こうなったのも菊亭のせい。言葉どころか態度にもおくびも出さずに見事演じ切ってみせたではないか。率直に感心できた。

 普通はできない。親の仇同等の憎い相手に笑顔を振りまき、あまつさえ助命に等しい救助を求めて泣き崩れるなど。よほどの事、よほどの覚悟。


 天彦は別ベクトルで感心していた。してしまっていた。

 天彦は覚悟のある人物が地位や男女の区別なく好きだった。それだけの意味で歩み寄ってしまっていた。


「どないして欲しいんや。話訊いたろ」

「菊亭さまっ」


 殿――っ!


 家人の非難、または驚嘆の声が上がる。だがその声に討ち負かされないほどの喜びを演じ切ってみせた椛姫のwinということで場は収まった。天彦が収めたのだ。この場に異論を強行できる者などいない。


 天彦はレフリーがいれば高らかに上げられていただろう方の腕を取り、そっと耳を寄せると、「話は訊いたろ、まずはそのウソの顔からやな」と低い声で言いおいた。

 すると椛姫は双眸鋭く天彦を睨みつけると一瞬で元の美顔に舞い戻し「勘のいい公家と妾に靡かぬ男子は好かぬ。これでどうさん」同じく低いトーンで言い返した。

 天彦は今度こそ嬉しそうな会心の笑顔を浮かべると、椛姫の柔らかな手を両手で包むように握りこんだ。


「姫様、ではお参りさん」

「宰相閣下、この哀れな妾に言質をくださいませ」

「図に乗る。とりま場所移すで、男を誑かす女狐さん」

「ちっ、畏まりましておじゃります。葉室は五山のお狐様の申す通りにいたしゃれば宜しいさんおすな。ふんっ」


 手強そうだが難物ではない。天彦はそんな感触を手に今後の方針を話し合える近場の村に向かうことにするのだった。




 ◇




 近場の村。何の変哲もない惣村の名主居館に一旦落ち着く。

 襲撃の件も油断ならない状態なので今夜はここで夜を明かすことにもなっている。


「名主、すまんな」

「滅相もございません。家宝のお宝にいたします。なんぞございましたらいつでも御用命を。ではごゆるりとお寛ぎください」


 名主は天彦の座ったお座布団を家宝のお宝にするらしい。名主が去るやイツメン側近連中が秒で弄ってくすりと笑う。

 だがそれも束の間、失礼いたしますの声が届いて皆が一様に緊張の面持ちを張り付けた。


「お入りさん」

「お招きいただきおおきにさんにあらしゃります」

「茶ぁは」

「いいえけっこう。菊亭さま、何卒妾を、この葉室椛を御救いください。この通りにございます」


 椛姫はゆるゆるとけれど故実に適った所作で美しく希った。


「お相手は」

「高遠諏訪におじゃります」


 知ってたけど。面を上げ。話を訊いてそれからや。言ったがやはり訊くまでもなかった。

 兄であり当主である尚書定藤が高遠諏訪に出向いた途端人質に取られた。救出方法は銭でも物でも土地でもなくただ一つ。椛との交換、それ一点だけだった。


 もう一度言おう。知ってたし。


 戦争止めに来て争いの種増やしてどうする。高遠諏訪といえば今の武田の本流やないか。四郎勝頼の後を継いだ高遠か諏訪の当主さん。あの不測の事態で戦争一個増えてもたごめりんこ。顎足付きどころか目も眩むほどのお小遣いをこれでもかと与えて気をよく送り出してくれた魔王様に申せるはずもなく。氏ぬ。


 天彦は深く重たいため息を一つ。そして出涸らしの茶を啜り、


「椛姫を妻に娶りたい者、疾く挙手せえ」


 はい――!


 菊亭では野蘭方式と呼ばれる嫁取りの儀式であった。知らんけど。

 だが二度もやればもう恒例。今回も大勢の家来の自薦があった。しかも今回は以前にも増して凄まじい応募数。鍵カッコもビックリマークもとてもではないが一桁数では足りていない。そんな数が自薦に回った。多くが呼び込んでもいないのに猛然と参加を表明した表の待機組であった。


 天彦はまたぞろ深くて重いため息を吐いて、


「菊亭のお身内ならば悪いようにはならんやろ。好きなん選び。身共がその為人と仕事ぶりは保障したるから」


 天彦が言うと椛姫はにっこり、


「どなた様でも?」

「そないゆうた」

「はい。ではよろしくお願い申し上げます。葉室椛、終生添い遂げると御誓い申し上げますわ。天彦様」


 あ。


 天彦の“あ”をまんまと置き去りに、椛姫は言ってぺこりとお辞儀をしてうふふと笑った。あるいは嗤ったのか。

 いずれにせよたいへんよろしくない悪手であったことは紛れもなく、次の瞬間には室内が極限を超えて凍りつき、結果けっして振り払えない鉄壁の緊迫の帳を降ろすのだった。


 硬直しばらくややあって、


「高虎、止めるな」

「誰が止めるか。貴様が斬らねば某が膾にして殺る」

「おいもたもたするな、疾く斬れ、早よ斬れ。いや儂が斬る」

「大恩を仇で返す不届き女狐、菊亭一番の家来である儂が成敗致す」

「貴様はよくて二番じゃ」

「然り」


 黙れ、何を、コロス。応、応、おう――。


 高虎、氏郷、且元の三人が得物を手にして中腰になった途端、ばたん、ばたん、ばたん、どしゃん。

 あまりの殺気に葉室の面々は卒倒して気を失っていた。


「はいお仕舞い。もさっとしてんと片してご飯にいたしましょ。佐吉、はよ」

「はい。ささ、青侍衆も物騒なものを仕舞うでござる」

「是知、このお人ら別室に運んで」

「はい」


 雪之丞と佐吉が見事な連携を図りお見事捌いてみせるのだった。


「若とのさん、なにそのお顔」

「別に」

「むちゃんこ不服そうなお顔したはりますけど、こればっかしは絶対にあきませんよ」

「知ってるし」

「知らん顔してますけど」

「ふん。あっそう」

「拗ねても不貞てもあきませんから」


 阿保か舐めんな。こっちはずっと恋多き人生でやらせてもろてますけどっ! ますけどっ!


 天彦の婚姻はお家の一大事。何を差し置いても一大事。最低でも格と利益が見合っていないと成立しない。そういう仕様となっている。以上。

 よって天彦の自由意思は一ミリも考慮されない。これは家令が動議し決を取って満場一致で定まった菊亭家法なので正式に作用する絶対則であったのだった。


 だからこそ天彦は理論上では100%。と言った瞬間フラグ発動条件を満たしてつまりたいてい0%よくても5%未満となってしまった一縷の可能性にすがったのだが。

 危うく殺される勢いで却下され撃沈ちーん。僅か5%にさえ見放されてしまう憐れな我が身を呪うのだった。


 なぜ天彦がこうも婚姻に焦りを覚えているのかはお察しであろう。魔王さんのあの理由なきいわれなき優しさに触れてしまえば誰だって。恐ろしいの一言で片付けられたらまだ御の字。

 魔王の一門衆即ち魔族入りは何があってもマストで避けなければならない至上命題。故にだからこそ天彦は賭けてみたのだ。もはや尤もらしい理由づけさえあれば誰だっていいレベルで切実に。


 自由恋愛、なにそれ美味いのん。たぶん美味しい。知らんけど。











【文中補足・人物】

 1、信濃十郡(支配豪族・国人)

 高井郡・水内郡(高梨氏)

 安曇郡    (仁科氏)

 更級郡・埴科郡(村上氏)

 小県郡    (真田氏)

 佐久郡    (望月氏)

 諏訪郡・高遠郡(高遠諏訪氏)←菊亭一行が進入した領地はココ

 筑摩郡    (小笠原氏)


 2、高遠諏訪家

 当主:高遠諏訪重信(長岌・幼名千代宮丸・天文11年生まれ)、勝頼の後を託されて当主となった、

 母を禰々御料人(信玄の異母妹・勝頼の叔母)とする武田家の類縁、その美貌から上杉謙信公に春日山城内に住まうことを許された逸話を持つ


 3、葉室椛(数え13)絶世の美女、菊亭出禁(永禄十二年(1569)五月十八日現在)














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― 新着の感想 ―
[気になる点] この時代の美人は下膨れの細目だから、近代価値観の天彦さんからしたら、ブ○ですよね。 そして発言からしても、性格激○スでもあると。 地雷女案件からは全力で逃げるべしとおばちゃんは思いま…
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