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防衛特化無表情腐女子モブ子の楽しい青春  作者: 一九三
起 序章!学園生活は戦いと共に!
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ヒロイン5 授業を終えて

 やってしまった。

 寮の自室で、ひたすら身もだえする。

 悪役令嬢に叩かれたのが痛くて、なんかもう全部嫌になってて、無表情さんの言葉でわんわん駄々をこねまくった。

 元女子高生なんだから仕方ないじゃない! しかも私、まだ高校一年生だからね! まだ十五歳なんだから! ついこの前まで中学生だったんだから!

 と言っても、やらかしたことに変わりはない。

 やっちゃったよなあ。

 前以上に避けられてるし、悪役令嬢も私を無視してる。ハデスさんも『悪い』とジェスチャーしてたから、無理なんだろう。無表情さんに謝ろうにも、侍女さんが「お嬢様はひどく傷ついておいでですので」とやんわり断ってくる。あれだけふざけてた無表情さんが傷ついたってことはないだろうけど、……あれだけうざいとか言われたらむかつくよね。

 これで完全に孤立無援。

 転生した電波ヒロインルートまっしぐら。

 しかも悪役令嬢にもばれちゃったから、なんとかしないと問題になるかもしれない……。


 悪役令嬢宛てに、自分が転生者であることと、取り巻きを狙う気は一切ないこと、一度話をしたいことを書いて、手紙をそっと机に忍ばせておいた。

 お願い話を聞いて! ちょっとアレすぎる行動しちゃったけど、悪気はなかったの! もう一回だけ機会をください!


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