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「こんにちは!」異世界転生! 〜実はこの言葉が世界を救う奇跡の呪文だった!!〜  作者: ヤム253
第8章「こんにちは!」この呪文で魔王を倒しに行きます!ホントです。伏線回収してます。1話からもう一度よんでみて!
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【第43話】「こんにちは!」この呪文で魔王を倒しに行きます!ホントです。③

ーエリアス 鐘9回ー

魔王城はエリアスの入り口を通ってまっすぐ進んだ先にある。

人間が普通に徒歩で歩くと8時間はかかる道のりだ。ネオ率いる翼の生えた魔族が移動を手伝ってくれる。彼らの背中に乗せてもらえば魔王城っまで30分くらいで到着するという。なんという速さだ。

僕たちは魔王軍第一隊長のネオを仲間にし、そのまま魔王を倒しに向かっている。


(あのタワーマンションが魔王城なんてこの世界は不思議だなぁ)

魔王領域にある魔王城は、まるで転生前の世界のタワーマンションをそのまま持ってきたような……異世界にふさわしくない建物だ。


「私たちにしっかりしっかり捕まってくださいね」

魔族たちは僕たちに注意して背中に乗せてくれた。翼の生えた魔族の翼を広げればと片方5mくらいはありそうなくらい大きい。



この異世界に転生してまだ4日目だが、まさか魔王を倒すイベントまで来てしまうとは。

ネオを先頭に、サン、アルディン、ミーアの順番にゆっくりとエリアスの上空に浮かぶ。

(わぁ、本当に空を飛んでいる。)



「それじゃあ行くのじゃ!」


どかーん!


「な、なんだ?」


「エリアスの入り口付近で大きな音と粉塵が見えたのじゃ!」


(静かだったけど一応エリアスは魔王軍に襲撃されていたんだったな)


「近くまで行ってみるのじゃ」

そういうとネオと魔族たちは僕たちを背中に乗せ列を作りながら、エリアス入り口付近の上空まで向かった。


「あ、あれは……イエディ」

上空からエリアスの門入り口付近を見ながらつぶやいた。

イエディ……僕はサレスの森でのことを思い出す。


ーーーーー31話回想ーーーー

ミーア、心配させてごめん


でもこの呪文は奇跡の……呪文なんだ!


だから……奇跡よ……起きてくれ!!




「……なくて。」




「ん? なんだ? 最後の言葉かぁ?」






「さようならではなくて……




初対面の人にはまず会ったら




《こんにちは》って言いなさい〜〜〜!!!」








「……………はぁ?」








ピカッ!


ナイフが青白く光る




そして……


ズバッ!




ナイフの刃の部分がぐううううっと伸びてイエディの胸を貫いた。










ナイフが剣に………


刃先が90cmくらいある大きな剣に……変わった










そして剣は鋭くイエディの心臓を貫いた。




「グワァアア!!! お前えぇ! 意味わからん!!! また不意打ちかよぉ」




そう言って


イエデイが白い光に消えていった。



ーーーーーーーーーーー

(倒していたと思ったけど、《転生のスキル》生き延びていたとは。あの時奇跡的にレベルアップしていなかったら逆に僕たちがやられてしまっていた。)



「……ネオ、もうすこし近くまで行ってみよう」


「うむ」


ーエリアス 入り口付近ー

いくつかの民家が火に包まれていた。

「おいおい、こうやれば簡単に金品を探すことができるぜぇ。さっきの腹いせにこの町をぶっこわすぜぇ」

「おやめください、イエディ様! このままではせっかく無傷で占拠できた町が! ぎゃあああああ」

イエディの鋭い爪がなんと魔族の腹を貫く。その魔族は一瞬のうちに動かなくなった。

「おまえら馬鹿だなぁ。襲撃ってのははこうやるんだぜぇ。すべてぶっ壊してやるぜぇ」




「はぁ……な、なんであいつがここにいるのじゃ! あいつは力が強いし魔王への忠誠度も高いが、頭がわるいからこの作戦では町の外のサレスの森の護衛をさせていたのに。このままではせっかく負傷者を出さずに制圧できた町がだいなしじゃ。作戦を破ってまでここに来るとは思わなかったのじゃ」

「イエディ……」

(サレスの森であったイエディ。なんとか倒すことができたが転生のスキルで彼は生きており、エリアスまで来ていたのだ)

「しかたがないこのまま魔王城へむかうのじゃ、これから魔王を倒しに行くのじゃ。復興はそのあとでよい」



ーエリアス 入り口付近の民家ー

「きゃああああ」

「早く逃げないと人間族もこの爪で切り裂いちゃうぜぇ!」


アルディン「……サン、ミーア、先に行っててくれ。俺はあいつをたおしてくる。魔族の方、すまないがおろしてくれ」

「アルディンさん! 大丈夫なんですか?」

「大丈夫だ。俺は視界の悪いサレスの森で不意打ちにあっただけだ。こう見えても腕力とには自信がある。お前と初めて会ったときに言っただろう。お前たちが魔王を倒している間、俺にこの町を守らせてくれ。ここは俺の故郷でもあるんだ」



「……わかった。アルディンさん、よろしく頼むよ」

「おうよ! おれの魔術であいつを倒してやる!」

アルディンとアルディンを背中に乗せたネオの部下は地上へ降りて行った。ネオの部下がほかの魔族に見つからないような建物影に降りると、アルディンは一人イエディの元にむかった。




「……おいおい。俺は幻覚でも見ているのか?さっきの弱小おっちゃんがなんでこんなところに生きているんだぜぇ?」

「俺はラッキーだからな。お前は俺の故郷エリアスを破壊しようとした。さっきの狭い森では不意打ちを受けたが、今度はそうもいかない。行くぞスキル【玄無競争】!」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ーエリアスヴぇイストハルト卿 屋敷ー

バルト「アルディン……昔、聞いたことがあったな……」

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