26話【ドラゴンって色々伝説があるけど異世界だと意外と普通な事かもしれません!】④
異世界転生っていえばバトル!!!
でも「こんにちは」と言う言葉でどうやって敵を倒すの??
初めての方は00話で5分で復習!
何気ない言葉が、伏線になっております。どこが伏線が考えてみてね!
ー鐘1回と半分 アリアス 噴水前ー
お昼ご飯を食べた後、僕とミーア、アルディンの3人は中央噴水前まで戻ってきた。
護衛の方は馬車の隣で立って僕たちを待っていた。
ヒヒーン!!
馬も食事を終えて元気100倍!という顔をしている
「護衛さん!お待たせしてすみません!」
僕が駆け寄って護衛さんに声をかける。
「……」
あれ?聞こえなかったのかな?
「あ、あの!?護衛……さん?」
「……」
完全無視ぃ!?というか護衛はまっすく前を見ており微動だにしない。
「もう……サン、なにやってるの?」
後ろからミーアが追いつき僕に問いかけてきた。
「ミーア……どうしよう……護衛さんがずっと固まってるんだ……」
するとミーアが一息「ふう」と呟き答えてくれた
「それなんだけど、護衛はヴエイストハルトの人間にしか口を聞いてはいけない契約になってまして……ごめんなさいね。昔色々あったみたいで、お父様のご意向でそうしてるみたい…………ちょっと待ってて!」
ミーアが僕にそう伝えると、
すぐに護衛さんに……
「護衛の方。馬の体調は大丈夫かしら?」
「はい……滞りなく。いつでも出発できます。」
(うわっ……即答だ……ミーアの言う事には即答できるのね。流石領主の護衛さん。)
「1人増えても大丈夫かしら?」
「……問題ありません」
「へへっ!アルディンだ。よろしくな。」
「………」
(ヴエイストハルトの人間以外は完全無視なのね……)
「……それでは出発します。」
ペシン!
護衛が手綱を引くと馬は前に進み始めた。
「さあ!サレスの森へ!!レッツゴー!」
ーーアリアスからサレスの森 馬車で移動中ーー
……という事で僕たちは馬車に乗りながらサレスの森の近くにあるドラゴン碑石に向かっています。この場所を知っているのはバルトさん、ミーアとごく一部の人間だけらしい。
1時間ほど経っただろうか?
(アリアスに近い森だから馬車の意外と道が舗装されているな……)
馬車はガタゴトと小さな音を立てながら前に進む。窓の外には木々がずらずらと一列に並んでいた。
ーーー23話回想ーーー
『サン、お父様には明日迄に帰るとお伝えしているので封印の強化が終わったら今日はアリアスに泊まりましょう。』
ーーーーーーーーーー
今日はアリアスに泊まるって言ってたなぁ。泊まるならティーナさんのいる宿屋バレンティアかな。
ってあれ?
ーーー3話回想ーーー
『……受付は時計塔の鐘が5回なるまでに来てもらえれば大丈夫よ。今が鐘2回だから後3回なるまでに来てね。』
ーーーーーーーーーー
そうだった!!
鐘5回までに料金を支払わなければバレンティアに泊まれないんだった。うーん……今日はどこに泊まるんだろう?
「ねぇミーア、今日泊まる宿屋ってどこか決めている?僕が知っている宿屋は鐘5回までに料金を支払わなければ泊まれないんだ。」
ミーア
「それなんですけど…。どうやら護衛の方が特別な宿屋を用意してくれると……ねぇ!?護衛さん!今日の宿屋予約してくれてるのよね!」
「……えぇ、それはそれは特別な宿屋をご用意させて頂いてます。ゆっくり休めるかと思います。」
(なんか反応が機械的だなぁ。でも用意して貰ってるから帰りはゆっくりと休もう。)
「ちなみに俺はどこでも寝れるぜ!数日前まで乞食をやっていたからな!しかも68歳で!あの時は死にそうだったぜ!」ムキムキポーズ!
「……アルディンさん。こんな元気なムキムキなお爺さんはそうそう居ないよ。」
「アルディン…あなたただ付いてくるって言っただけでしょ。アリアスに住んでるんだから自分の家で寝なさいよ!」
「い……いや……あの……だな……」
2人「???」
アルデイン
「あっ……家が……まだ無くて」
2人「あっ………(;ω;)」
次回投稿予定5/1712時
アルディンさんは1話で登場しておりまして、その時はヨボヨボで今にも死にそうなお爺さんだったのですが、知らず知らず使った「こんにちは」という奇跡の呪文でムキムキなおじさんになりました。
詳しくは1話からもう一度見てみてください!!
因みにこの26話のなかで物語の根底を翻す伏線を張ってます。どこかわかるかな?。




