番外編【デレデレ!領主の美少女娘は転生勇者と結婚したい!】後半戦
番外編から読み始めても楽しめますが、本編を読むともっと楽しめると思います!
ーエリアス ヴエイストハルト卿 屋敷
(詳しくは19話をチェック!)
食事中、サン様があの言葉を唱えた後倒れてしまいました……
私たちは発音する事ができないあの言葉を……呪文を唱えて……大丈夫かしら….
『王子様の眠りを覚ますのはお姫様のキスじゃよ』
昔おばあ様に読んでもらった本に書いてあった事を思い出す。
(私がサンにキ……キス……)
頬が赤くなる……
よし!私がサンを目覚めさせる!様子を見に行こう。
ーエリアス ヴエイストハルト卿 屋敷 客人用寝室にてー
(詳しくは20話をチェック!)
コンコン
ガチャ
「失礼します。サン……大丈夫ですか?」
(サンにキス……私が目を覚ましてあげるんだから!)
「あ、うん……大丈夫だよ。少し疲れてしまっただけだよ。」
「意識……ハッキリしているんですか……残念」
「ん?なんだいミーア? なんか言った? 今は身体が自由に動かないけれど意識はハッキリしてるよ。」
「い……いえ……。なんにも」
(作戦……失敗。いやいや! 元々サンの具合を見にきたんだから別に失敗なんてないわ!)
スタスタ
私はサンの近くの椅子に腰掛けた。
「それにしても、ごめんね。急に倒れてしまって……」
「いえいえ、大丈夫ですよ。それに今日はもう鐘が7回なったので、アリアスまで帰るのは不可能です。なので泊まって行ってくださいな。」ニコッ!
「え、いいの!? ありがとう! ミーア、優しいね!」
「い…いえいえ! 私はサンのお役に立てて嬉しいです!」
ミーアの顔が赤くなり、本当に嬉しそそうだ。
(私……頼りにされてる……嬉しい!)
(サンの手がすぐそこに……
今は2人だけ。サンは動けない……
だから少しくらい良いよね!)
ニギニギ
「これくらいの大きさで…… 」
ニギニギ
「サンの手…あったかい…」
ニギニギニギニギ
(こうやってずっと触っていたいわ)
ニギニギニギニギ
(スベスベしていて気持ちいい。ずっと触っていたいな……)
ガチャ
お父様が部屋に入って来た。
「あっ!」
私は急いで触っていたスッ!と手を引っ込めた。
「お父様……ノックもなしに。タイミングも悪すぎです…」
(せっかく、サンと私の2人だけの時間だったのに……
なんか2人で色々話してたのに……もう!)
ーーーーーー会話は本編をチェックーーーーーー
バルト
「……それでは明後日、一緒にドラゴンの碑石へ向かおう! それまではこの屋敷で寝泊まりしてもらって構わない。碑石はアリアスから1時間くらいのとこだから、封印の強化が終わり次第アリアスに送っていこう。」
バルト
「ミーア、お前には明日1日休みをやろう。だからお気に入りのバラ園の手入れをするのも良し、サン殿とエリアスの街を回るのも良し…。」
お父様はその後、私の方を見て小さな声で「明日2人で楽しんでおいでミーア」と言ってくれた。
ミーア
「え、良いんですか!?お父様、ありがとうございます!!サン、明日は私がエリアスをご案内しますね!」
サン
「うん。ミーア、明日はよろしく頼むよ」
バルト
「では、サン殿が休めるように我々は部屋を出て行こう。ミーア? 行くぞ」
サン
「はい。お父様! サン、明日は楽しみにしてくださいね!」
(本当はずっと隣に居たかったのですが…残念。でも明日は2人でエリアスの街を……。楽しみ!!!)
ーーエリアス ヴエイストハルト卿屋敷 ミーアの部屋ー
ふふーん♪
明日もサンとデート!
お父様は「あの事をお母様に伝える」と言えばなんでも言うこと聞いてくれるんだから♪
明日はエリアスの街を歩くからメイの言う通り普通の服装で出かけましょう。
手を繋いじゃったりして……えへへ
(それにしてもサンの手……大きかったなぁ……)
……でも一つ気になる事があるわ。
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ーーエリアス ヴエイストハルト卿屋敷 客室ー
「ありがとう。メイドさん」
(メイに…ありがとう…?)
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もしかしたら
エリアスの街を案内しているときに
他の女の人からサンが声をかけられたら……。
イヤイヤイヤ!!!
それは許さないんだから……
サンが他の女の子に声をかけてしまう事だってあるかも知れない。
かっこいいんだもんそういう事あるかも知れない。
イヤイヤイヤ!!!
サンの事……私が監視しなきゃ!!
おばあ様! 私を見守っていてください!
私、サンと幸せになります! その日まで!!!
次回【ヤンデレ領主の美少女娘は転生勇者を監視しすぎて夜しか眠れません!】
エリアスの街を2人で歩きます!ちなみにミーアのおばあ様は生きてるのでご安心ください。




