番外編【デレデレ!領主の美少女娘は転生勇者と結婚したい!】中盤戦
メイが着替えと一緒にサン様を別室に連れていってくれた。その間に私は服を着替えて靴を履き替えていた。これで歩きやすい! というかあのヒールの靴履着こなせる人いないでしょ笑
(ん? あ……あれは、サン様と……メイ?)
ーーエリアス ヴエイストハルト卿屋敷 客室ー
本編 15話部分
「……ありがとう。メイドさん」
(ん? メイに…ありがとう……?)
メイ
「客人を安心しておもてなしするのもメイドの勤め。私は外でお待ちしております。その後お嬢様がお待ちしているいつもの庭にご案内します」
(メイのやつ……サン様にあんなに馴れ馴れしく……もしかして私のサン様に気があるんじゃあないでしょうね。)
「わかりました。少し待ってて下さいね。あっ、ちなみに残りのゴミ……衣服はこちらで処分しとくので………」
(サン様が着ていたお召し物をゴミ……って言いました?)
「はーい、じゃあ着替えますね」
ガチャ
扉が閉まった。
(……もう、我慢できない!)
「ちょっと! メイ!」
「あら、何ですかお嬢様……お履物を変えられたのですね。」
「ええ! 初めから思ってた通り歩きやすい靴が一番よ! それよりあなた! サン様と話しすぎじゃないかしら?」
「私、何かしまして?」
「何かしまて? じゃないわ! あなたの優しい振る舞いでサン様があなたのことを好きになったらどうするのよ!」
「は、はぁ……私はお着替えする為のお部屋まで案内しただけですが……」
「うぅ〜! とにかく! メイ! あなたは料理の支度の準備に行きなさい。私がここでサン様が着替え終わるのを待ってるから。
そそそそそれに!
そのほうが私が庭まで案内できるし…///
メイは食事の準備ができる…効率的でしょ!」
メイ
「……かしこまりました(何言ってるんだろう……まあそっちの方が助かるのでいいですが)」
そう言ってメイは離れていった。
ー数分後ー
「メイドさん。お待たせしまし……た?」
「サン様!」
(お召し物が似合って素敵!)
「あのね。あのメイドは新人なの。なので庭先の場所がが分からなくて、待ち合わせた庭に来れない可能性があるから………(アセアセ)」
(という事にしとこう。)
「そうなんですね。
わざわざ来てくれてありがとうございます。」
(サン様が褒めてくれた!褒めてくれた!!)
「いえいえ! そんな事ありません! 私だってもうすぐ15歳。それくらいの心遣い心得ていましてよ!」
サン
「言いづらいでしょ、サンで大丈夫だよ。僕もミーアって呼んでるし。」
『気がある者はお互いに、お互いの名前で呼び合うじゃ。』
おばあ様の言葉を思い出す。
(……サン様……いえ、サンが私の名前を。
もしかしサンも私のことが好きなんじゃ。)
「分かりました……それではサ…サン。私の自慢のお庭までご案内しますね。」
(きゃー///!名前で呼び合うってこんな恥ずかしいことなんて!!!)
ーエリアス ヴエイストハルト卿 花園ー
16話部分
「サン?どう?私のお庭は?」
「凄いよ! ミーア! こんな綺麗なバラ園はじめて見たよ!」
「えへへ…実は毎日手入れを毎朝頑張っているんです。」
(バラ園を紹介できてよかった!!!)
『日々の日課を共有して分担する事が、良き夫婦のあり方じゃ!』
(おばあ様! 私はサンと一緒にお気に入りのバラ園を一緒にお世話したい‼︎)
「へぇ、そうなんだ! すごいね!」
(よ〜し! 頑張って紹介しちゃうぞ〜! サンのハートを掴むんだから。)
「はい! 朝起きて薔薇にお水をあげたり肥料を蒔いたり……ついている虫さんを手で掴んでは潰し掴んでは潰し潰し潰し……今日だって何匹潰したか……手が真っ赤になりましたわ。」
(サンと一緒に、バラ園を綺麗にお世話したい!ちゃんとやり方を教えてあげないと!)
「ほらこんなふうに…」ぶちぶちぶちぶち
(サン……こうやってお手入れするんですよ! 毎日大変ですが一緒にやれば楽しいと思うんです!)
サン
「ぎゃあああ!」
(サンってこんな高い声で叫ぶんですね! 可愛い!!)
「まぁ、サンって虫如きでそんな声を上げるなんて……なんて可愛らしい(ポッ///)」
(素敵です……サン……もっと一緒にいたいです)
「えっと……。ねぇミーア?あそこにあるどうぞってドラゴンだよね? エリアスの入り口にもあったんだけど、この街はドラゴンとなにかあるの?」
「あ、はい! 実はこの街のドラゴン像は伝説になっておりまして、災いから避けると言われています。」
「そうなんだ。そういえばゴブリン病って魔王の国のドラゴンが原因って言ってましたよね?」
「あっはい……」
(うーん……なんか話を逸らそうとしている!?もしかして私のバラ園を気に入ってもらえなかった???いえ、もっと紹介しなきゃ!)
「多分お話が長くなるかもなので、後で食事の時に世界の情勢をお父様が話してくれるからその時にわかると思いますよ。」
「それより、このバラ園を一緒に……歩きましょうか!」
サン
「あ……うん」
「実はこのバラ園はですね! 私が大好きなおばあ様が管理してですね…」ぶちぶちぶちぶち
サン
「み、ミーア手が真っ赤…」
「私の手……ですか!?
ちゃんと後で手を洗うから大丈夫です。
それよりもお世話をする所を見せられて良かったです。サンってこんな可愛いお顔するのね! もっと色々な顔を見せて下さいね……ふふふ♪」ぶちぶちぶちぶち
ーエリアス ヴエイストハルト卿屋敷 屋敷内ー
17話部分
「時間はまだまだあります!次は屋敷を案内いたしますね!!」
サン
「凄くおおきなお屋敷ですね……」
「この部屋が屋敷の倉庫…この部屋が……で…」
(普通に部屋を淡々と説明するのはつまらないわ……。)
『誰かを楽しませるためには、まず自分が楽しむことが重要なのよ……。』
(なるほど!おばあ様!さすがです!)
「ねぇ! この屋敷の中広いから鬼ごっこしましょ! サンが鬼でね! じゃ!」
「待ってよ! ミーア!!」
(この屋敷は沢山のお部屋があるから走って案内すれば効率的だよね!)
「…ちよっとミーア! ねぇ! 足速いってば!」
「ふふふ……サン。私の後をちゃんとついてってくださいね。」
(あー! 楽しい!!)
「もう……ミーアはここに住んでいるからわかるだろうけども僕は何も知らないんだぞ!」
「ふふーん」
(サンが私だけを見てくれている! 嬉しい!)
こうして私はサンと楽しい時間を過ごすことができました!




