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「こんにちは!」異世界転生! 〜実はこの言葉が世界を救う奇跡の呪文だった!!〜  作者: ヤム253
第3章「助けた領主の美少女娘が、僕を監視していて夜しか眠れません!」
22/49

21話「お花が好きな女の子は嫌いじゃないけど苦手です」⑧

ドアのノックする音がした。


ガチャ


バルトさんが部屋に入って来た。

「あっ!」

ミーアは急いで触っていたスッ!と手を引っ込めた。

(お父様……タイミング悪すぎです……)

彼女はまた何かボソボソ言っていた。



バルトさんは僕が横になっているベットの横(ミーアの隣)まで来て口を開いた。

「サン殿。具合は大丈夫か?」


「えぇ大丈夫です。身体は疲れて動きませんが、意識ははっきりとしています。横になりながらの会話お許しください。」


バルトさんはホッと息をついた。

「それはよかった。食事中に倒れるものだからびっくりしたよ……」


「ご迷惑をおかけしてしまいすみません」


「いや大丈夫だ。今日は泊まってもらって大丈夫だからゆっくり休んでくれ」


「ありがとうございます。助かります」








「して…この状況で聞くのも悪いのだが一つ確認したい。先程の返答を聞いておきたい。」


「先程の返答?ですか?」


「そうだ。私とミーアとアリアスの先にあるドラゴンの碑石まで一緒に同行して頂きたい。サン殿の奇跡の呪文が有れば封印の強化をする事は可能だ。エリアスを守るために協力してくれ!」


(あぁ…食事の時に言っていた内容だ。異世界に転生したからには世界を救う、お約束イベントは果たさなくては!)




よし。



僕は決意を決めバルトさんに

「分かりました。是非一緒にドラゴンの碑石の封印を強化しましょう。バルトさん一緒に世界を救いましょう!!」

(なんてかっこいいんだ!僕はこの世界を救ったるよ!)











挿絵(By みてみん)

ま、ベットの上で寝ながらの発言だけどね。

(かっこいいのか、カッコ悪いのか分からないね。)




「ありがとう!それでは明後日、一緒にドラゴンの碑石へ向かおう!それまではこの屋敷で寝泊まりしてもらって構わない。碑石はアリアスから1時間くらいのとこだから、封印の強化が終わり次第アリアスに送っていこう。」


「分かりました。」


「あと一つ。約束して欲しい。」



「約束…?ですか?」

…なんだろう




「ご先祖からの情報では、サン殿が使える奇跡の呪文は回数制限があると言う。次の日になればその回数制限が少しは回復する、明後日ドラゴンの碑石に着くまでは絶対に奇跡の呪文は使わないでくれ」




……なるほどね途中でドラゴンの碑石の封印が強化できなくなってしまう。

僕はためらうことなく、

「もちろんです。わかりました。」と答えた。


(あれ?でも奇跡の呪文って多分回復魔法だよね……どうやって封印を強化するんだろう……それにしてもバルトさん、奇跡の呪文についてやけに詳しいな。まあ教えてもらったから助かるしいっか)


転生前にやっていた魔王を倒すゲームでも、何故か重要キャラクターって大事なところはちゃんと教えてくれるから、きっとそういう事だろう。



バルトさんは僕に「ありがとう」と言い、ミーアの方に顔を向ける。

「ミーア、お前には明日1日休みをやろう。お気に入りのバラ園の手入れをするのも良し、サン殿とエリアスの街を回るのも良し……」


「え、良いんですか!?お父様、ありがとうございます!!サン、明日は私がエリアスをご案内しますね!」


ミーアはキラキラした顔をこちらに向け、話しかけてくる。予定もないし、そんな可愛い顔されてしまっては断れるはずもない。

「うん。ミーア、明日はよろしく頼むよ。」


「では、サン殿が休めるように我々は部屋を出て行こう。ミーア?行くぞ。」


「はい。お父様!サン、明日は楽しみにしてくださいね!」

[本当はずっと隣に居たかったのですが…残念。]


そう言って二人は部屋から出て行った。



「僕も今日はこのまま休もう……」

僕は動けない身体でどうすることもできないので目を瞑った。


挿絵(By みてみん)

(山田健斗、僕の転生前の名前だ。転生前僕は……何をやっていたんだっけ)

僕は転生前の事を色々思い出しているうちに眠ってしまった。








ー次の日 エリアス ヴエイストハルト卿 屋敷にてー


※ミーアとの休日は

サイドストーリーにて掲載致します!






ーさらに次の日 エリアス ヴエイストハルト卿 屋敷 入り口 ー


ドラゴンの碑石はアリアスから少し離れたところにあるらしい。

僕はミーアと共に馬車に乗り込みアリアスの方向へ向かう。


あれ?バルトさんは?


バルトさんが遅れて馬車の近くまでやってきた。


「ぐぬぬ……す……すまぬがサン殿。わ……私は急用が入りましてな……。すまぬがミーアと二人でドラゴンの碑石へ向かってくれ……ませんかな?代わりに……護衛を一人つける」


「え、あっ、は…。はい。」

(顔が青ざめている!もしかしてミーアが……)


「それではお父様、行ってきます!さぁ、サン行きましょう!私たちの共同活動へ!」ニコッ!


「は…はい。」

(ミーア……いったいバルトさんに何を……)




僕たちは風景を見ながら護衛と馬車にのにのんびりとアリアスまで向かった。

…昨日は色々大変だった。

ミーアと二人で過ごした1日は、忘れようとも忘れられない…。





ーーー異世界転生を始めますか?ーーー



YES←

NO


サン

lv:1

HP100/100

MP100/100


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

※ミーアとの休日1日はかなり面白い構成を考えましたので、

サイドストーリーにて共有いたします。

※次の1パートが終わり次第投稿します!

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