登場人物整理1
ざっと、整理です。
ヨシュア・ガーランド
我らが主人公たる傭兵。「地獄帰り」や、「規格外」などと呼ばれている。今はだいぶ柔らかくなったものの、昔は無愛想かつ無感情な性格の持ち主だった。
相棒のフレイチェリとは、騙されて転落した奈落の底の迷宮で出会う。紆余曲折あって脱出できた後も、行動を共にしている。
専属の雇い主はいない「フリー」であり、金を示されれば基本的にその国につく。受けた依頼は最後までやり通す主義。
今回、オルテルの依頼により国を作り、その王となる羽目になった。
武器は大剣および刀(本人曰く父親の形見の半曲刀)。防具として、遺跡で手に入れた魔術回路が仕込まれた部分鎧を纏う。肩当ては外套に装着。
剣術は我流だが、並の剣士には引けは取らない。使えるものはなんでも使う。
フレイチェリ・シュターゲン
ヨシュアの相棒であり、地の底を出てから行動を共にしてきた。七千年前に栄えた古代文明の遺児とも言える存在であり、ずっと奈落の底の迷宮に設置された装置の中でコールドスリープ状態にあった。
ヨシュアにより解放され、以後彼の仲間となる。
ログライズン合衆国大統領の一人娘であり、戦時中に育ったため自衛のためにと魔術と狙撃術を学んだ。魔力総量がいかなる理由か著しく多く、それを生かした物量戦法を得意とする。
ちなみに、ロリ体型にして身長148センチ。あまり肥えている体型ではないが、育つところは育っている模様。
魔術はチートクラス、狙撃も1.5キロまでは狙える。
武器:ログライズン・アーマメント製RS-95AT“アグニ”実弾対物ライフル(実包は魔術による複製)
パラディン・アーマメント製PR-564“ガスト”実弾大型リボルバー(実包は魔術による複製)
コウノスケ・ハタノ(秦野幸之助)
旧日本海軍の技術士官だった。空技廠所属、専門は航空機。一応銃や砲、弾薬の構造も把握しており、三八式歩兵銃と三八式実包の再現に成功する。
火薬には加圧魔力を使用、実包の製作は彼以外は不可能。なお、彼自身には魔力はないため、リーリアの協力が必須となる。
身一つで異世界に放り出されたが、サバイバルをしている最中にリーリアに拾われた。
その後、持ち前の兵器の知識で銃を作り出し、今に至る。
生成魔術のスクロールを所持。
技官とはいえ軍人なので、一通りの戦闘訓練は受けている。故に、他の面々とも遜色ない連携を行える。
基本はサポートに徹する。
謹厳実直な性格。
武器:三十八年式歩兵銃、三十八年式歩兵銃(生成魔術製)、十四年式拳銃
リーリア
エルフの弓手。
シルエットは可憐な乙女のそれだが、顔に走る傷跡と纏う剣呑な雰囲気が“捕食者”という印象をあたえる。しかし、それに反して実に気さくな性格。
精霊魔法にも適性はあるが、使用できるのは泥濘と睡魔のみ。
魔力を放出・加圧固着させることができるため、コウノスケの弾薬製作に協力している。なお、この技能はフレイチェリのみならず世の上級魔術師も持つ。
“翡翠の森”出身。
傭兵稼業は長く、ヨシュアとほぼ同レベル。
アルド
魔族の王である魔王、その次期候補。
魔剣の力をフル活用した接近戦を得意とする。ちなみに、大抵出番が来る前に終わってしまう。
少年と言って差し支えない年であり、一行の中で最も経験が不足している。ただし、戦闘能力ならば並の戦士を凌駕する。
今の所最も陰が薄い。




