資料保管室01
■魔剣師
・魔剣を使い敵対者を屠る国家公務員
・特に特異点から湧出する異形の存在、来訪者を討伐する能力に長けている
・断層と呼ばれる、現世と隠世の隙間にプールされている魔力を引き出して剣を魔剣に変える
・魔剣師が魔剣を使い操る業を特に魔剣技と呼ぶ
■魔力
・剣を魔剣に変える力の源
・人間の感情が閾値を超えた際にインパルスは断層に干渉し、これを引き出す
・世界のことを疑わずありのままに受け入れている人間には引き出すことが出来ない
・だが、それだけが全てでもない
■特異点
・半世紀前に奥多摩に開いた直径5kmの大穴
・その向こうは異世界につながっており、便宜上こちら側を現世、あちら側を隠世と呼ぶ
・特異点からは来訪者と呼ばれる怪物が湧出する
・隠世に渡り帰ってきた人間は誰一人としていない
■来訪者
・特異点から湧出する怪物
・ヒトの形を模す者、獣の形をとる者、何もかもが異形である者、様々
・意識や感情のようなものが無い代わりに永遠の命を持つ
・その正体は太古の昔より人間が、神や精霊、そして天使や──悪魔と呼んだ者
■十三獣王
・隠世を統べる13柱の王
・それぞれに黄道十二星座の名が割り振られているが、蛇使い座だけは異端とされている
・半世紀前に東京が十三獣王により破壊されたことを東京事変と呼ぶ
■千里行黒龍
・全身の鱗が黒い龍。全長は未だに測定されていないが、少なくとも神奈川県よりは大きい
・特別な能力は有していないが、その圧倒的なまでの質量によって全てを破壊する
・先代の剣聖が討伐したとされているが、それが正しいかは不明であり、同時に時の剣聖は姿を消している
■剣聖
・魔剣師の最高峰に与えられる階級
・準備級、学生級、専門級、修士級、殲滅級、円卓騎士、剣聖の順に人数は減り、個人で対処出来る敵の数は増える
・先代の剣聖である降神マユラは現在行方不明となっており、7年経ちその死亡が法的に確定するまで、その地位は空座である
■ダーインスレイヴ
・ヴァチカンがドヴェルグの末裔から接収した魔剣。王庭十二剣のひとつ
・ヴァチカンによって地下90mに封印されていたが、先代の剣聖によってそれを解かれた
・一度鞘から抜けば血を吸うまで止まらないという伝承がある。事実である
・人間の魔力に依存せず、単独で魔剣として働くことができる
■魔刃学園
・私立魔刃学園、東京の西部に位置し、代々木公園10個分の土地を有する学園と学園都市
・一流の魔剣師を養成することを第一目標としている
・現在の学長は幼女であり、それが様々な憶測を生んでいるが、極めて優秀な魔剣師を排出しているのは事実であるため、世間一般による魔力排他論では机上に上げられることは少ない
・ある学生によると魔刃学園には七不思議があるとされているが、その2番目以降は誰も知らない。1番目は、2番目以降を知った者は消えて居なくなるというものである
■浅倉屋
・パン屋。浅倉シオンの実家
・転勤の多いサラリーマンだった浅倉シオンの父が脱サラして妻と共に始めた店
・一番人気は岩塩メロンパンだが、結論から言えばこの店のパンはどれも美味い
■不刃流
・不刃──魔剣を使わない魔剣師のことを言う
・かつては蔑称であったが、差別的に用いることを騎士教会が禁じている
・断層から魔力を引き出し、それを魔剣に乗せず身体に流すことで身体を魔剣化する技だが、この技には明確なデメリットがそんざいする。その強さを得ても余りある程の明確なデメリットが
「ちょっと面白そう」と思っていただけましたら……!
──下にある☆☆☆☆☆からご評価頂けますと嬉しいです(*^-^*)
ご意見・ご感想も大歓迎です! → 原動力になります!
毎日投稿もしていますので、ブックマークでの応援がとても励みになります!




