フロスト調査ファイル01
【調査対象】
浅倉シオン
【基本情報】
誕生日:2023年08月08日
性別:女性
血液型:A
出身:千葉県浦安市
身長:154㎝
体重:54.2㎏
【身体的な特徴】
・髪色はグレー。長さはミディアム。色はアーツの影響と思われる
・両腕の肘から先が薄い墨色で、浅くひびが走っている。痛みはないらしい
・魔剣の代償により右目が深紅の魔眼となっている、能力は後述する
・体脂肪率が低く筋肉質で太ももが太い。腹筋は割れている
・視力はあまり良くないが魔眼は良く見通せる
【性格】
極めて正義感が強く諦めが悪い。究極的には世界平和を望んでいるが、それがそう簡単でないことも理解できる程度には理性的。しかし自分のこととなると蔑ろにすることを厭わず、自己犠牲的な戦いをすることも。それは戦闘スタイルにも現れ、自爆特攻の様な真似もする。私生活ではボケとツッコミをどちらもこなす。また、恋愛においても攻め手にも受けてにも回るポテンシャルを秘めていると感じる。異様にモテているが無自覚的である。本人は自分のことを陰の者だと自称しており、青春コンプレックスを強く抱いている。オタク気質な側面が強い
【所持登録されている魔剣】
・Black Misery(St. Noire製)/23㎝:龍王の鱗が芯に使われており、七匠の一人が鍛えた魔剣
・Lævateinn(レーヴァテイン)/1.2m:普段は藤堂イオリである王庭十二剣のひと振り
・十徳魔剣:鍵の形をした七つの魔剣の束。エネルギーをプールする
【使用する能力】
〇不刃流:降神マユラより継承
・一式/終わりなき修羅の道:狂暴化、寿命を削る
・十二式/限界無しの経戦能力:徒手空拳の威力を跳ね上げる
・三十式/限界無しの正義執行:部分的な超硬化
・三十一式/限界無しの天誅執行:重力加速を乗せた硬化強撃
・五十一式/境界線上の恋心:超重力を生じる漆黒の剣
・九十九式/果てのない憧憬:過去一度だけ使用
・無詠唱:単純魔力を射出する
〇Gravity:Black Misery由来の技。魔剣に重力指向性を持たせる
・1 to 0:重力から解き放つ
・1 to 80~10000:重力を強める、水平方向、垂直方向、前方向の指定が必要
・1 to SiriusB:白色矮星シリウスBの重力を再現する
・1 to over 10 million:強化指定の重力操作
・Zero Gravity 考えうる全ての方向:重力を暴走させる
・1 to billion:強化指定の重力操作
・Furious Gravity:「衝動/怒り」を合わせ重力波を飛ばす
〇終わりのない衝動:浅倉シオン本人の魔剣技
・Gravity:アーツを使いたいという焦りの感情
・Furious:高威力。怒りの感情をエネルギーに変換
・Justice:最高速度。純粋な怒りを詰め込んだ感情
・Rivalry:多段攻撃。怒りに嫉妬と憧れを含んだ感情
・Fallen:不可避圧縮。恋に落ちた感情
〇Lost Magic:レーヴァテイン由来の技
・To say Good bye is to die a little.:蒸発させる
〇ブラックガントレット:千里行黒龍由来の技
・Enchanted Arm/Amplifier:アーツの広域増幅
・Extra Order/Imperial Dawn:半径20m圏内の重力を無制限操作
・Extra Order/Additional Gravity:Black Miseryを腕に突き刺し超重力を生成
〇魔眼の力:右目の魔眼由来の技
・魔視:魔力の流れ読み、魔力をプールする
・破戒の時雨:所持する魔剣技を選択し自由に組み合わせる
【脅威度】
SS:八神ライザには及ばないが、将来何かに成る──化ける危険性を考慮しダブルエスとする
【備考】
千里行黒龍を宿し、王庭十二剣を操るという情報からかなりの危険人物だと推察されたが、実際にはSS程度の脅威度である。だが、この調査書を書くにあたって伝えなければならないのは、浅倉シオンの最も恐ろしいところは、その強靭さである。「負けない限りは負けない」という考えを持つため極めてタチが悪い。少なくともヴァチカンが敵にすべきではない。逆に言えば──これ以降は個人的な所感とするが、私は彼女がとても剣聖に向いていると感じた。部下にはなりたくないが。
【記録者】
フロスト・ヴァンペルト三等級内部調査官(庶務)
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