第154話 領地での生活! (4)
特に僕のように力が無い者が、今から弓を連撃できるようになるまでは、かなりの期間をようするようになるから。
弓兵としては役に立たないからと。
僕は匈奴の小弓の攻撃に苦労をした漢の高祖、劉邦のことを思い出し、《《弩を開発》》したのと。
蜀漢の丞相、諸葛孔明の開発した城塞防衛用の武器……。
と、言うか?
沢山の兵を一度に虐殺できる連弩も作ってみたよ。
アイカとウォン……。
僕を散々コケにした集落の奴等を一度に殺傷できる兵器もだ。
その他にも僕は、三国志時代の英雄、覇王曹操が制作した攻城兵器、投石器も制作したのだ。
特にこの辺りは、ゴムの生産が盛んだから。
大型の投石器だけではなく。
人が片手で持てる小型の投石器……。
そう、日本の駄菓子屋やおもちゃ屋などに売っている、小石を飛ばす兵器等も。
カイジさんに製作の進言をした。
そして日本の戦国期の覇王、織田信長公が、尾張の兵士は弱いから強くするために。
何かよい物はないか? と思案。
村の農民の男女を使い。
普通サイズの槍の長さの棒を男性陣に持たせ。
その槍よりも三倍以上も長い竹の棒を女性達に持たせて。
二組を争わせ、女性達が勝利したのを。
若かりし頃の信長公は見て、歓喜!
慌てて長槍を制作したと逸話が残る長槍の制作もカイジさんへと進言した。




