第151話　領地での生活！　（１）

「よーし！　今日もがんばるか！」と。

　僕は自身に今日も気合を入れれば。

「フェイン、お願い。今日も魔法の訓練をお願いできないかな？」

　朝食を終え、腕立て伏せ、腹筋──。

　その他の筋トレを終えた僕は、その後は領地内を軽くランニングをして戻ってくれば。

　川へと洗濯へといくと言うことはもうなくなったから。

　僕は朝食だけ終えれば、自分自身が強くなるための訓練を始める。

　まあ、筋トレと高校の授業で習った剣道の素振り。

　それとこの領地の姫さまであるフェインから僕は、魔法を教わっているのだと説明をすれば。

　みなさんは『あれ？』と思ったに違いない。

　そう、アイカの時は、『集落』と言った言葉を使用していたのだけれど。

　ここでは『領地』と言った言葉を使用しようと思う。

　何故かと言うと？

　この領地は、カイジさんが戦で服従させた集落の連合体なのだよ。

　だからアイカの集落よりも規模も大きくて、力も財力もあるから領地または、国と呼んだ方がいいかもしれない。

　特にこの領地の国主であるカイジさんは元々ウイングルと呼ばれる。

　この辺りで一番大きな国で傭兵家業を営んでいたみたいでね。