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僕が理不尽召喚された場所は密林のジャングルで。嫁はオークの酋長でしたが。武も魔も無い僕だからNTRされちゃったけれど、挫けずに頑張ります!  作者: かず斉入道


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第148話 目覚め(4)

 ガシだ!


 ガシッ! ギュ! ギュ~! と。


 今度は姫さまが僕のことを抱き締めてきた。


 そして唇も離してくれないどころか?


 今度は姫さまが僕の舌に自身の舌を絡め。


 そのまま倒れ込んできた。


 僕の腹部の下にある【なに】を彼女の華奢指で握りながらね。


 だから僕は、考えてはいけないことだと思うけれど。


 僕のアイカやその他の妻達もそうだったけれど。


 この辺りの女性は、何でこんなにも異性に対して解放的なのだろうかと。


 僕は姫さまを挑発して、その気にしてしまった癖に。


 僕はこんな酷いことを思い、呆れ、嘆く。


 だって僕の物だったアイカも。


 今の僕のようにウォンに強引に迫られて、あっさりと、自身の身体を許した訳だから。


 僕はそのことを考えると。


 自身の目から自然と、熱い物がこみ上げ、沸き。


 目尻から垂れてしまう。



 ◇◇◇


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