表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
僕が理不尽召喚された場所は密林のジャングルで。嫁はオークの酋長でしたが。武も魔も無い僕だからNTRされちゃったけれど、挫けずに頑張ります!  作者: かず斉入道


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

148/688

第109話 罠(3)

 その都度僕の口から。


 先ほどのような『うぎゃぁ。あああっ!』と絶叫! 断末魔が上がる度に。


『こらぁっ! 家の健太に何をしているー!』と、アイカの奴や。


『家の御方を食い殺そうとしている、貴様等~! お前等皆殺しだ~!』と。


 エリエが怒声を放ちつつ助けてくれたり。


「いや~、あなた~。あなた達は、みなごろしよ~」


「家の健ちゃんに何をしているの~?」と。


 プラウムが絶叫を上げつつやぁ。


 サラが呻りつつ魔法攻撃で全部駆除──。


 まあ、僕が死んだ場合は、シルフィーの阿保が普通に。


 そう夫婦の営み無しで、僕の身体に手を触れ、起こしていたみたいだけれど。


 ウォンの乱の時に、あのバカは、夫婦の営みをして起こしたらしいけれど。


 シルフィーの奴が何故、あんな行動に出たのかも、いまだに謎なのだけれどと、僕は説明したけれど。


 あいつらのこと……。


 特にアイカのことは、もうどうでもいい。


 僕はアイツが大嫌いだ!


 あんなサレ女、ビッチ女など。


 僕はどうでもいい。


 それに今はこれ! この状態だよ!


 そんな軽い体重の僕だから。


 いくら宙吊り状態で抗おうが。


 僕は只、ミノムシのように揺れているのが精一杯……。


 マジで辛いです……


 僕の頭、脳内、意思が飛び、ボォ~としてくるのに。


 僕はこんな悲惨な状態にも関わらず。


 浮気をしたサレ妻の、アイカの顔を思い浮かべてしまうから。


 本当に情けないと言うか?


 元妻によく調教をされた。


 まあ、何と律儀な犬なので御座いましょうか。


 僕は思わず自戒しつつ嘆く。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ