表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
僕が理不尽召喚された場所は密林のジャングルで。嫁はオークの酋長でしたが。武も魔も無い僕だからNTRされちゃったけれど、挫けずに頑張ります!  作者: かず斉入道


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

123/689

第85話 憤怒!(4)

 するとアイカのバカと目が合い。


 アイツは僕と目が合えば直ぐに慌てて下に放置していた。


 僕が毎日小川で洗濯をしているビキニ水着のような下着兼衣服とパレオのような腰巻で。


 自身の胸や陰部を夫である僕に見られるのが嫌、恥ずかしそうに隠すと。


 あのバカは、僕の許へと慌てて駆けより、泣きながら言い訳や謝罪──命乞いをする訳でもなく。


 間男ウォンの背に慌てて隠れ震え始めたよ。


 アイツ! アイカのビッチは、自分が何をしでかしたか、よくわかっているから。


 間男ウォンに僕から守って欲しいと言わんばかりな態度をとり。


 あの阿保男に魅せ、あいつの女だと自分で示した阿保な女だから。


 初めは僕に浮気現場を押さえられて呆然としていたウォンの奴も。


 自身の眼尻と口の端を吊り上げ、ニヤリと微笑む。


 そう、あのクソ男ウォンは、ビッチが夫の僕ではなく。


 自分を頼ったからもう、その気だよ。


 またあいつは、懲りもしないで。


 あの集落の男王になった気で。


「おいおいチビ、マジか? 何故、チビ、お前がここにいる、と言うか? お前何時からそこに立っていたのだ? もしかしてお前? 俺とアイカが愛し合い。交じり合う姿を。自分の物を大きく硬くしながら見ていたの? お前、マジで気持ち悪いし。趣味が悪いな……。チビ、お前はもしかして他人の最中を覗き見するような変態癖があるのか?」


 ウォンは僕を侮りながら悪態をつけば。


「わっ、ははは」と。


 自分の方が変態で阿保の癖に。


 自身のお腹を押さえつつ高笑い、嘲笑いをおこなうと。


「アイカも、そう思うだろ? お前の元旦那は変態だと思うだろう?」と。


 バカが、バカに高笑いをしながら尋ねるから。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ