表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生龍は人と暮らす  作者: くらいさおら
第三章 王都ガルジア
98/98

終章

唐突ですが、蹴りを着けないといけません。

 あれから一〇年のときが流れた。

 時空魔法を習得し、時空の時を渡る能力を龍平は身に付けている。


「じゃあ、ちょっと行ってくるよ」


 レフィに軽く声を掛け、レニアとセリスの見守る中で、龍平は呪文を唱える。

 青い空に亀裂が走り、ガラスが割れるように世界が砕けた。


 すっかり大人になったといっても、どこか幼さを残すナルチアは、不安気なまま両手を握り締めた。

 リッチが慈愛の目でそれを見守り、ガルーダはベヒーモスを抑えている。

 

 ベヒーモスは不安を隠せない視線を周囲に撒き散らし、辺り構わず噛みつこうとしていた。

 それをガルジオンの重鎮たちが穏やかな目で眺めている。


 次の瞬間、龍平は懐かしい、一〇数年振りの階段に立っている。

 あの日、あの時、吸い込まれた階段は、あの時となにも変わらずそのままだった。


 そこで龍平は振り返る。

 意を決して。


「どう説明すっかなぁ……姿はあの時のままだし……ま、いいか」


 日本で呪文を唱え、時空を割る。

 開いた向こうには、赤い小さな龍と愛すべき女性たち。


「ただいま」


 赤い小さな龍が龍平の胸に飛びこんだ。


「おかえりなさい」


二年放置となってしまいました。

魔王国、帝国とストーリーを考えていたのですが、もう文章を作る余裕がなくなりました。

私の限界です。

放置も嫌なので、無理矢理ですが最初に考えていたエンディングをねじ込みました。


もう何かを書くことも難しい状況です。

情熱がない。

今はこれで終わります。


何年かしてまた情熱がぶり返したら(中二病が発症したら)、皆様にお目にかかりたく思っています。


これまで、『狼と少女の物語』、未完ではありますが『砂塵の道』、またしても痛恨の未完となった『転生龍は人と暮らす』をお読みいただき、誠にありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ