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転生龍は人と暮らす  作者: くらいさおら
第三章 王都ガルジア
75/98

75.ブラックホール

 ようやくおとなしくなったレフィを、龍平は解放した。

 ナルチアの横に戻った小さな赤い龍の前に、お茶が注がれたカップが差し出される。


 同様に龍平の前にも、湯気を立ち上らせるカップが置かれた。

 龍平とレフィはそれぞれ小さく頭を下げ、ほぼ同時にカップを手に取った。


「……ふぅ。さて、トカゲがおとなしくなったところで、さっきの話を進めましょう。……あ~、緑茶、美味ぇ……」


 レフィには紅茶が供されていたが、龍平にはその素性を知ってか、緑茶が供されていた。

 ふと、ほうじ茶や玄米茶を、龍平は思い出していた。


「どこまで話しましたっけ……ああ、太陽の八倍以下の星は、爆発することなく冷えていくって話でしたね。冷えながら膨張するっておかしな話ですが、ちょっと言い方が悪かったですね。膨張して、燃える材料の密度が下がったせいで、表面が冷えていくって感じです。そうすると、星は赤く見えるようになります。まだ元気に燃えている星は、白に近い黄色や白、蒼白く見えるんですが、これは炎の色と同じです。レフィ、ブレスの色で解るだろう?」


 解りやすい例を、龍平は小さな赤い龍に求めた。

 当然撃ち出すブレスの温度を、龍の口は感じているはずと考えてのことだ。


――そうね。私が撃ち出す赤いブレスは捉えたものを燃やすけど、蒼白いブレスは蒸発させるような感じだわ。もちろん、蒼白いブレスの方が熱いわね――


 ティランと融合し、初めて撃ったブレスの熱さを、レフィは思い出していた。

 今でこそ当たり前に撃ち放つブレスだが、あのときは命を奪った爆発より熱いと思ったものだった。


「ありがとう。実演すると神殿が消滅するからやりませんが、ろうそくの炎もよく見れば中心が赤く、周囲は黄色く見えるはずです。ろうそくから火を移すとき、炎にぎりぎり触れる方が、中心に突っ込むより早く燃え移りますよね。あとでお確かめください」


 やはり、何人かの神官や巫女がうなずく。

 だが、まだ若いというか幼い世代の者たちは、相変わらず頭の上に疑問符を浮かべたような表情だ。


「膨張して冷え始めると、今度は収縮していきます。さっきはここまで話したんでしたっけ。収縮が限界まで行くと、消滅することなく高密度の星が残ります。これを俺たちの世界では、白色矮性と呼んでいます。先ほど説明した、寿命が尽きかけた赤く膨張した星を赤色巨星、元気に燃えている星は主系列星と呼んでいます。俺たちの世界の太陽は、生まれてから約五〇億歳。主系列星ですね。この世界の太陽も、色からそうじゃないかなと、俺は思っています」


 超新星爆発を起こせない恒星についての解説を終え、龍平は緑茶で喉を潤した。

 そして、ここからが話の核心だと、改めて姿勢を正す。


「では、太陽の八倍より重い星は、どうなるか。最初に言った水素同士がぶつかり合い、ヘリウムという物質ができあがります。水素同士が融合したものですので、当然水素よりは重くなります。重い物は中心に集まり、軽い物は外縁に押しやられる性質があり、星の中心ではヘリウム同士がぶつかり合い、さらに重い物ができていきます。外縁部では残った水素同士がぶつかり合い、ヘリウムが中心へと集まっていき、外縁部は水素の密度が下がって膨張し、温度が下がっていきます。ここでさっき説明した太陽の八倍以下の星は、燃える材料、つまり水素の在庫が尽きて、冷え始めていくわけですね」


 同じ話を繰り返すことになるが、おさらいとして龍平は言葉を入れ替えながら話した。

 自身の知識と記憶を掘り起こすためにも、必要な作業だ。


「では、八倍より重く、水素を充分に持っている星はどうなるか。できあがったヘリウムが炭素という物質になり、順次重い物質が生成されていきます。細かいところは忘れたり、知らなかったりしますが、最終的には鉄までできあがります。まるで、錬金術みたいですが、星の中心ではこんなことが起こっています。もっとも、魔法が存在しない俺たちの世界では、鉄という物質は最も安定した元素で、普通はこれ以上の核融合は起きないので、やっぱり錬金は無理なんですけどね」


 星の中心ではヘリウム同士の核融合が起き、順次重い元素が作り出されていく。

 ヘリウムは核融合で炭素に変化し、炭素とヘリウムの核融合により酸素が生成される。


 酸素同士の核融合から珪素とヘリウムが作り出され、この他にもネオンやマグネシウムが生成されていく。

 最終的に鉄が生成されると、それ以上の核融合は進まなくなる。


 最も重い鉄を中心に恒星の核が出来上がり、その周りを珪素、ネオン、マグネシウム、酸素、炭素、ヘリウム、水素が取り巻く多重構造ができあがる。

 中心は超高温超高密度の超高圧になり、想像を絶する重力が発生している。


「こうして重い物質が中心に向かって沈み込もうとする力と、重い物質が軽い物質を外に追い出すような膨張する力が釣り合っているうちは、星の寿命は尽きません。ただ、末期になるとこの均衡が崩れ始め、膨張と収縮を繰り返すようになります」


 龍平が変光星の解説に移ろうとしたとき、ひとりの中年の女官が声を上げた。

 巫女を引退した彼女は特に星を眺めるのが好きで、たまたまその現象に気づいていた。


「フレケリー卿、突然叫んでしまい、お話を遮るようなご無礼をお詫びいたします。しかしながら、わたくしの長年の疑問にお答えをいただき、心より感謝申し上げます」


 龍平の世界で最も有名な変光星は、鯨座のオミクロン星であるミラだ。

 ラテン語で不思議なものという意味を持つ収縮型変光星のひとつであり、この名を冠したミラ型変光星という分類がある。


 ミラは星が最も収縮した直後、明るさが極大になる。

 もちろん、収縮時には星が高密度、高温になり、明るさが増えるためだ。


 言うまでもなく、膨張時にはこの逆の現象が起きる。

 そしてそれだけでなく、低温になった恒星大気には光を遮る酸化チタンの雲が発生し、さらに光度を低下させていると考えられている。


 ミラは二,〇等と一〇,一等の間を、約三三二日の周期で変光している。

 だが、不安定な赤色超巨星であり、極大の等級も周期も必ず一定ではない。


 ミラは実視連星で、赤色巨星の主星であるミラAと伴星のミラBからなっている。

 ややこしいことにミラBも不規則に明るさを変化させる変光星で、変光星としての名前はくじら座VZ星だ。


 このミラBは、降着円盤を伴う白色矮星だと考えられている。

 降着円盤とは、原始星、白色矮星、中性子星、ブラックホールなどの、強大な重力を持つ天体の周りに形成される回転ガス円盤だ。


 型は違うが近年超新星爆発を予測されているベテルギウスも、ミラ型ではないが半規則収縮型の変光星だ。

 それ以外にも有名な星としては、牡牛座アルファ星のアルデバラン、蠍座アルファ星のアンタレスも脈動変光星だ。


「あぁ、やっぱりこっちにもありますか。俺、思うんですけど、同じように進化して、同じような文明が発生して、同じような文化が発達する世界なら、自然の理も同じなんじゃないかってね。そうじゃなきゃ、きっと俺は生きていられないはずです。この世界と俺の世界の、間違いなく、決定的な共通点は、酸素があって、それが俺にとっても適正な濃度だってことなんです。酸素ってのは、呼吸に必要な物質です。これがなかったら、息ができません。たとえば、袋を口に当てて、その中の空気だけを吸って吐いてしてみてください。すぐに息できなくなりますから。俺の世界でも、過去何十億年の間には、この空気中の酸素濃度が変わったことがあるらしいんです。そのときには、大量絶滅があったらしいですね」


 変光星の話から、いきなり飛躍しまくっている。

 元素の概念がまだ未発達の世界で、龍平の話は半分以上理解不能だった。


「あぁ、すみません。話を元に戻します。さて、長く生きた星の中心には、重い物質が集まって、中心に向かって落ち込んでいく力が強くなっていきます。外側では軽い物質が押し出され、外へ外へと広がろうとします。でも、落ち込んでいく力と、外へ広がろうとする力の均衡が完全に崩れるときが、いつかは来ますよね?」


 そこでいったん言葉を切り、龍平は渇いた喉に緑茶を流し込んだ。

 甘いものがほしいと、脳が栄養を求めている。


 誰もが黙って、龍平の言葉を待っている。

 幾人かの神官や巫女が、メモを取る音だけが響いていた。


「さあ、いよいよです。この均衡が崩れたとき、中心に向かう力と外に向かう力が暴発します。つまり、大爆発ですね。これが今俺たちが見ているあの星なんですよ」


 いきなり簡潔に、龍平は話をまとめた。

 龍平の知識では、これ以上の解説は無理だ。


「質問があります」


 年若い神官が手を挙げた。

 常識に疑問を持つことは、好ましいことだ。


「あの爆発のあとは、いったいどうなるのでしょうか? 跡形もなく吹き飛んで、何もなくなってしまうのでしょうか? 山が火を噴いたあと、燃えた岩や溶けた岩が大量に残されますが、あの星の残骸はいったいどうなるのですか?」


 当然の疑問だ。

 星があった場所には何も残らないと彼は考えていたが、では吹き飛んだものがどうなるのか、いつかこの大地に降り注ぐのか、彼の疑問は尽きなかった。


「はい。それなんですが、先ほど太陽の八倍以下の星は爆発しないと言いましたが、特殊な条件下ではそれもあり得ます。この大地を照らす太陽は、その心配はありませんが、その場合は何もかも吹き飛んでしまいます。吹き飛んだ鉄や様々な元素は宇宙空間、空より遙か上の方ですが、そこをさまよい、いつかは新しい星の材料になります。そして、八倍より重い星の場合……あっ!」


 Ⅰ型超新星爆発は、連星を形成する白色矮星に主星からガスが流れ込み、ある一定の条件を超えたとき起こる。

 この場合は、すべてが吹き飛び、あとには何も残らない。


 龍平はⅡ型超新星爆発を説明しようとして、ブラックホールの理論上の形状を頭に思い描いた。

 そして、事象の地平線といわれる、平面から落ち込んでいく穴を思い浮かべたとき、唐突に閃いたことに龍平は思わず声を上げてしまった。


 突然の叫びに、質問した神官は何か機嫌を損ねるようなことをしてしまったのかと、顔を蒼ざめさせている。

 レフィは、何かの拍子に龍平が筋でも痛めたかと、心配そうな視線を向けていた。


「……お騒がせして申し訳ございません。ちょっと思いついたもので。レフィ、あとで説明すっから、ちょいと手伝ってくれ」


 申し訳なさそうに龍平は頭を下げ、照れ臭そうに頬を指で掻いている。

 そして、その思いつきを実践するため、膨大な魔力を有する小さな赤い龍に視線を向けた。


――人騒がせね。いいわ。何でも手伝ってあげる。それより、今はご質問にお答えするべきではなくて?――


 どこかほっとしたような念話が返され、レフィは浮かしかけていた腰を下ろす。

 そして質問への回答を促した。


「……おう。さて、大爆発のあと、どうなるかですが。実はよく解っていません。いえ、理論的には解っているのですが、それを確かめる術がないんです。一応、三〇倍とも四〇倍とも言われていますが、それ以下の星では爆発の反動、爆縮といいます。外に向かった爆発のエネルギーと同等の力が、中心にも向かうとご理解ください。この爆縮により、中心の核が中性子星という超超高密度の星となって残ります。それ以上の場合には、さらに重い存在となって、空間に穴をあけてしまいます。これを俺たちの世界の言葉ではブラックホール、黒い穴と呼んでいます。なぜ確かめる術がないかというと、光さえ吸い込んでしまうほどの重力を持ってしまったせいで、どうやっても見えないんです」


 そこまで話し、龍平は言葉を切る。

 質問した神官の反応を待つというより、それ以上答えるための知識を持っていないからだ。


「そのぶらっくほーる、黒い穴の先には、何があるのでしょう? その穴に落ちると、どこへ出るのでしょうか?」


 案の定というか、当然のような質問が出る。

 だが、残念ながら知識を持たない龍平のみならず、現代地球に生きるすべてのひとびとが答えられない問いだった。


「すみません。そのご質問に答えられるだけの知識を、俺は持っていません。それどころか、俺の世界の誰もが、まだそのことを必死になって研究しています。ただ、ワームホール、ミミズの穴という意味ですが、ブラックホールに落ちたものがその穴を通り、ホワイトホール、白い穴という意味で、すべてを飲み込むブラックホールとの対比でつけられた名前で、白い穴を観測したわけではないのですが、すべてを吐き出す穴があるはずと考えられています。ただ、ブラックホールに落ちたものは、あまりにも強すぎる重力で、原形を留めないほどまでにバラバラにされると考えられています。ですので、ワームホールを通ってホワイトホールから出るときには、生物であれば生きてはいないでしょう」


 地球に生きる生物の常識として、ブラックホールに吸い込まれる以前に、宇宙空間に放り出されて生きていられるはずがない。

 宇宙船に乗っていることを前提にしていたが、さすがに説明が面倒になりそうで、龍平はそこまでは話さなかった。


「ありがとうございます。我々も、早く世界の果てを調べる術を、見つけないといけませんね。フレケリー卿にはまだまだ質問したいことが山ほどありますが、私の中でまだ整理できていません。非常に残念ではありますが、今回はこれで終わりたいと存じます。後日、日を改めてまたお話を伺いたいと存じますが、よろしいでしょうか?」


 質問をした神官は、龍平に向かって深々と頭を下げた。

 とりあえずの疑問が晴れたのか、すっきりとした表情で礼を述べる。


「はい、それは構いませんが……ブラックホールに関しては、俺はこれ以上の知識はないですよ。それでもよろしければ、ご都合のよろしい日に、いつでも」


  少しだけ頬をひきつらせながら、龍平は答えた。

 これ以上は逆さにして振っても、もう何も出てくるとは思えない。


「はい。この度の超新星やブラックホールに限らず、私の中にくすぶっている疑問は山ほどあります。もし、フレケリー卿がお持ちの知識でそれにお答えいただけたなら、私の研究も進みます。是非ともお願いしたいと存じます。日程につきましては、後日調整をと考えておりますので、ご多忙の卿にご迷惑などないよう充分配慮させていただきます」


 この場でこれ以上の話をしてしまえば、他の神官や巫女たちが黙ってはいない。

 龍平への面会希望が殺到し、時空魔法の研究や実験といった、龍平にとっての最優先事項に割く時間が奪われる。


 今質問した神官も、そのことは充分に理解している。

 それゆえに、日を改め調整すると言っていた。


「はい、ありがとうございます。のちほど調整、ということで。今日は、俺の話におつきあいいただき、皆さんありがとうございました。あやふやな記憶を整理し直すことができて、俺にとって非常に有意義な時間でした。また、こんな時間を持てれば、と思います」


 そう言った龍平は、居並ぶひとびとに頭を下げた。

 それでこの場は、解散の雰囲気に包まれる。


 あとはナルチアの居室に戻って、魔法のイメージを作りたかった。

 もちろん、眠り込んでしまったティランも叩き起こしてだ。


 龍平の頭の中には、すべてを飲み込むブラックホールと、それを吐き出すホワイトホール。つまり、ワームホールが描き出されている。

 召喚魔法のイメージだった。


 理論上、ブラックホールに飲み込まれた物体は、想像を絶する重力で原子以下のレベルに分解されると想像されている。

 これを物理法則など無視した魔法の力で守ってやれば、無作為の地点から無作為の物体を召喚できると龍平は考えた。


 相手方にブラックホールを、こちら側にホワイトホールを形成し、ワームホールでつなげばいい。

 ブラックホールが辺り構わずすべてを飲み込む前に消せばいいし、事象の地平線を越えた物質やエネルギーでこの世界が暴発する前にホワイトホールを閉じればいい。


 理論的にはワームホールでつながったふたつの世界を崩壊させること間違いなしだが、そうあれかしというイメージこそが魔法には重要だ。

 筆頭巫女を務めるほどのレニアの魔力があれば、連発はできなくてもなんとかなりそうな気がしている。


 まずはイメージをレフィとティランに伝え、繊細なコントロールを開発する必要がある。

 魔法を発動させた瞬間に相手方のすべてを飲み込み、こちらの世界に全部が無秩序に吐き出されては目も当てられない。


 そんなことになれば、膨大なエネルギーがこの世界を席巻し、一秒を永遠と感じるほどの短時間で世界が崩壊する。

 まずは、この世界の中だけで、極限まで限定された範囲で実験するしかない。


 光すら吸い込む力を限定的に弱め、対象も限定し、ブラックホールの超超重力からは魔法の皮膜で分解を防ぐ。

 それと同時にホワイトホールをこじ開け、テレポートのように顕現させる。


 言うことは簡単だが、失敗は許されない。

 召喚魔法の解析が禁じられていることと、おそらくは無縁ではないだろう。


 神に許された超常の魔法を軽々しく解析し、万が一にも行使に失敗すれば世界が崩壊することを、その超常の存在は解っていたのだろう。

 だから、その超常の魔法の行使を許された者は、筆頭巫女に登り詰めた者に限定された。


 そう考えるのが自然だ。

 だが、龍平は召喚魔法を解析しようとは、考えていない。


 あくまで独自の理論を構築し、次元を越える方法を作り出すつもりだ。

 ブラックホールに思い至った時点で、龍平は四属性ではない重力に着目していた。


 まだこの世界この時代では認識されていない重力と、核と電気と磁力を組み合わせれば、たいがいのことは魔法で実現できそうだ。

 つくづく、学び考える途中でさらわれたことに、龍平は残念な思いを抱いていた。

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