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転生龍は人と暮らす  作者: くらいさおら
第三章 王都ガルジア
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59.面会

 クレイシアは苦りきっていた。

 面会を承諾してもらったことには素直に感謝しているが、その場所がよりにもよってミッケルの屋敷だ。


 クレイシア自身、神殿に呼びつけようとは思ってもいなかったが、よけいな警戒心を抱かせないよう、王城辺りで面会するつもりだった。

 それに対し、提示された場所はフォルシティ邸。


 ある意味、敵の総本山だ。

 現時点で、神殿に好意的な者がいるとは思えない。


 なにも、賠償金の引き下げ交渉を、王国を差し置いてしようというわけではないにしても、何らかの交渉と受け取られてしまったのかもしれない。

 たしかにレニアを幻霧の森に同行させたいと考えているが、それは交渉ではなく依頼だとクレイシアはわきまえていた。


 可能であれば賠償金交渉の場に議事録作成担当として同席し、龍平の人となりを観察しようと考えていたが、クレイシアは宴席にすら呼ばれていない。

 そのうえ、その交渉の場にはアーノルすら同席を許されなかった。


 宴席は人数の関係であり、交渉は部屋の広さといった、何かを含む理由ではない。

 だが、フォルシティ家の台所事情など知らされるはずもなく、クレイシアは神殿関係者の人数を抑制したものと捉えていた。



「アーノル様。このたびの宴席で龍平殿をご覧になり、どのようにお考えになったか、もう一度お聞かせいただけないでしょうか」


 考えあぐねたあげく、アーノルの執務室を訪ねたクレイシアは、単刀直入に聞いた。

 神殿内では切れ者と評価されているが、やはり世間ずれしていない分、一般人の心の機微には疎いと自覚している。


 アーノルは王国との折衝や、寄付者との面会を通して、少なくとも自分よりは人心の機微を理解しているとクレイシアは見ていた。

 初めて言葉を交わした日から数日が経過し、それなりに消化したであろうアーノルから、もう一度龍平の人物評を聞こうとしていた。


「フレケリー卿の人物かね? 私の見立ては変わらないよ。良くも悪くも、物知りなだけの少年。怒ることに慣れていない、人見知りな少年。見知らぬ遠い世界に戸惑い、不安に泣いている少年。だな。……なんと罪深いことよ」


 遠い目をしたアーノルが答える。

 同じ年頃の娘を持つ身として、心を引き裂かれるような想いだ。


 もし、レニアが同じような目に遭わされたら、アーノルは自制する自信などまったくない。

 相手を八つ裂きにしても、飽き足らないくらいだった。


 宴席の場で、必死になって礼を失しないように挨拶周りを続ける龍平を見て、アーノルは慚愧の念に襲われ続けていた。

 強ばり、ひきつり、笑う龍平が、望郷の念に号泣しているようにしか見えなかった。


「わたくしたちは、……取り返しのつかないことをしてしまったのですね……」


 クレイシアは、改めて暗澹たる想いに捕らわれた。

 この期に及んでまだ、神殿の体面を保つことを優先し、後輩の保身を計っている。


 龍平からはすべてを奪っておいて、自分たちは金と人で済まそうとしている。

 なんと罪深く、浅ましい考えか。


「あのときに、彼についているドラゴンから神殿への訪問を打診されたと、私は言ったな? にもかかわらず今回の面会場所を、フォルシティ邸と指定してきた。彼より、彼のドラゴンの方が、誤召喚に怒りを抱いている。この意味は解るな?」


 話は神殿でつける。

 その際に気に食わないことをするならば、神殿諸共貴様等を滅ぼす。


 今回面会場所をあえてミッケルの屋敷に指定したことは、レフィからのそういうメッセージだと、アーノルは受け取っていた。

 そして、ナルチアを罷免し監禁するか、手を出さないよう厳命に留めるか、それに頭を悩ませていた。


 単にナルチアの取り巻きを、どうにかしとけってことなんだけどね!

 アーノルさん、内緒で召喚の儀をナルチアにやらせて、胃薬を大量に召喚できるといいね!


「はい。今さらながらですが、彼のドラゴン殿の機嫌を損ねるような真似は、厳に慎め、と。嫌になってしまいます。この期に及んで、リューヘー殿から知識を引き出そうだの、幻霧の森に食い込もうと考えるなど……」


 だが、この世界にある以上、神殿はそうあらねばならない。

 組織とは、年月を経るうちに意志を持ち、造られた際の理念を越えて動き出すものだ。


 面会を申し込んだ立場ながら、どのツラ下げて会えばいいか、クレイシアは分からなかった。

 とりあえず、アンパン持ってけばいいんじゃないかな。




 クレイシアが悩み続けた七日間があっという間に過ぎ、フォルシティ邸での面会の日がやってきた。

 馬車に揺られながら、クレイシアはこの七日間のことを思い出していた。


 やはり、神殿における誤召喚最大の被害者であるナルチアの処遇が、一番の問題だった。

 筆頭巫女を軽々しく罷免するわけにもいかず、かといって監禁などすることもできない。


 筆頭巫女に上り詰めるほどの精神力を持つ人物が、そう簡単に言を翻すとも思えない。

 結局、連日にわたる説得にも折れなかったナルチアに、トロンの名で厳命を与えるしかなかった。


「はぁ……。結局、問題の棚上げよね。でも、言質は取った……」


「しかしながら、筆頭殿は解っていらっしゃいます。まさか罷免などできはしないと」


 クレイシアの呟きを聞き逃さなかった連れの女官が、心配そうな表情で危惧を伝える。

 次代がまだ充分育っていない現状で、ナルチアを罷免などするはずないと誰もが考えていた。


 もちろん平時であれば、筆頭巫女の罷免などあり得ない。

 だが、誤召喚で魔力のすべてを失った、レニアという前例を誰もが忘れていた。


 いや、忘れていたのではなく、例外中の例外だと考えていた。

 幸いにも、ナルチアがいたおかげで筆頭巫女交代という体面は繕えていたし、空位の期間を作らずに済んでいた。


 だが、前例はできた。

 できてしまった。


 筆頭巫女はあくまで象徴的な存在であり、神殿の意志を代表する者ではない。

 その者が王国と神官長の意志に背いて、和解した相手とこと構えることは、決して許されない。


 ましてや、その相手は神殿が一方的に被害を与えた人間と、世界を破壊しかねない力を持つ龍だ。

 決して、なあなあで対処していい相手ではなかった。


 自分を含めてだが、神殿に籍を置く者は、どこかひとびとに対して上からの目線でものを考えている。

 特に巫女たちにその傾向が顕著だ。


 ひとびとへの奉仕の心は当然持っているが、それは施しであり、あえて言えば思い上がりだ。

 クレイシアは今回のできごとで、それを嫌というほど思い知らされていた。


 クレイシアは過去自分が召喚したもので、最も評価されたものを手土産として持参していた。

 少しでも龍平の故郷に近いものを見てもらうことで、心を安らかにしてほしいと、素直に考えていた。




「レフィ、ぜぇぇぇったい、ことを荒立てるんじゃねえぞ? せっかく話が穏やかにまとまろうってんだ。よけいなことは言わねぇでくれよ」


 クレイシアが馬車を降りたとき、龍平はレフィに釘を何本も刺しているところだった。

 アーノルが見抜いたように、龍平は怒ることが苦手だ。


 怒るには、膨大なエネルギーが必要だ。

 その瞬間も、継続している間も。


 そんな感情を維持していたくない。

 それが偽らざる龍平の本心だった。


 そして、怒りを向けた相手からは、必ず負の感情が返されてくる。

 そんな感情に曝され続けていたくない。


 それもまた龍平の本心であり、それが嫌だから怒りたくない。

 突き詰めなくとも、それが本当のところだった。


 レフィに対しては簡単に怒りを爆発させているが、初対面時はともかく、それだけ心を開いているうえに甘えているといったところだろう。

 幻霧の森からふたりで旅立ち、故郷の話をして号泣したことがそうさせていた。


――失礼しちゃうわね。いつ私がことを荒立てるような真似をしたかしら? 私は、いつでも真摯な対応を心がけているわ――


 宙に浮いたレフィが、龍平の頬をつねりながら言い返す。

 だが、龍平の目から見ればレフィが貴族を相手にした際の振る舞いは、ほとんど喧嘩を売っているようにしか見えなかった。


 それを相手の器量が受け止めてくれただけと、龍平は思っている。

 レフィにしてみれば、日常的に繰り返された貴族同士のじゃれ合い、という認識でしかなかったが。


「あ、いてぇだろ、こんにゃろっ! それのどこが真摯な対応なんだよっ!」


 龍平がレフィのマズルを掴み、躊躇うことなく鼻の穴に指を突っ込んだ。

 レフィも負けじと、両手で龍平の口を引き裂きにかかっている。


――んん~っ! はにゃふぅえっ! ふごっ! んぎぃぃぃぃん~っ!――


「へめぇこひょ、ふぁなひゃがふぇっ! んがぁぁぁぁぁっ!」


 うん、なんというか、楽しそうだよね、いつも。

 クレイシアさんのご到着まで、心行くまでお楽しみください。




「お楽しみ中に申し訳ございませんが、ブーレイ神殿よりクレイシア様ご到着になりました」


 少しだけうらやましそうな目でふたりのじゃれ合いを見ながら、ソラが来客の到着を告げた。

 それを聞いたふたりは、慌てて互いの手を離し、龍平がレフィのリボンを整える。


 なんだかんだいって、仲いいなあんたらは。

 どうみても夫婦だよ、今の光景は。



 やがて、タエニアに先導されたクレイシアが、龍平たちが待つ応接間に入ってくる。

 レフィには緊張が走るが、龍平はいつものままだった。


 案内を終えたタエニアは、そのままジゼル、フロイ、ソラに並び、壁際に控える。

 急遽王城に呼び出されたミッケルに代わり、この面会を見届けるためだった。


 ケイリーとアミアも、この場にはいなかった。

 最初から恫喝をかけては、和やかな雰囲気もなにもなくなってしまうとの判断からだ。


 ミッケルであれば、家主であり同席してもおかしくはない。

 だが、アミアはセルニアン辺境伯の名代としての立場がある。


 後見人としての格が違いすぎるうえ、ケイリーも独自の兵力を、ガルシアに連れている。

 そのメンツに取り囲まれては、誰がどう見ても恫喝しているようにしか見えなかった。


 立ち上がった龍平と宙に浮くレフィのそれぞれの視線に、クレイシアの視線が絡む。

 柔らかな仕草で一礼し、進められたソファに腰を下ろしたクレイシアが、手土産の包みをテーブルに置いた。


「本日はようこそおいでくださいました。お初にお目にかかります。私がフレケリー・リュウヘイ・デ・クマノです。お見知り置きのほどをお願いいたします」


 さすがに、いきなり差し出された包みに手をかけるのも不躾かと、龍平は当たり障りのない挨拶から入った。

 以前よりはつっかえることなく挨拶できたとは思うが、それでもまだ棒読みに近かったのはご愛敬だ。


「初めまして。ブーレイ神殿にて女官を勤めております、クレイシアと申します。どうぞお見知り置きを。こちら、ご挨拶にと持参いたしました。どうかご笑納くださいませ」


 龍平の様子から、拒絶されたのではないと判断したクレイシアは、手土産の包みを軽く押し出した。


――アレフィキュールよ。レフィって呼んでちょうだい。こんななりだから礼儀はごめんなさいね。リューヘーの保護者ってことになるわね。で、これは?――


 最初から敵意剥き出しのレフィに、龍平の背中を冷や汗が滝のように流れた。

 レフィにしてみれば、龍平の寛容を演出するための演技だが、龍平にしてみれば気が気ではなかった。


「レフィ様、でございますね。クレイシアにございます。いきなりの不躾な振る舞い、どうかご寛恕のほどを。こちらは、わたくしが過去に召喚した菓子にございます。フレケリー卿におかれましては、もしや故郷の菓子ではないかと思い、持参したものにございます」


 前情報通りの対応に、クレイシアは辛うじて怯むことなく対応した。

 怒りを含んだエメラルドに瞳に射竦められては、龍平の観察どころではない。


――あなたは……どこまでリューヘーに残酷になれるのかしら? 異世界へ拉致したあげく、帰す当てもないところに、故郷の菓子を食べさせて、望郷の思いに泣かせるつもり? 残酷ね。私としては、今すぐにでもお帰りいただきたいわ――


 レフィは、辛うじて怒鳴りつけるのをこらえた。

 偶然口にした緑茶とは、わけがちがう。


 あのとき、確かに龍平は泣いていたが、決して嬉し泣きではなかったとレフィは思っている。

 懐かしさもあっただろうが、二度と帰れないかもしれないことを突きつけられた落胆や、理不尽への怒りもあったに違いない。


 演技をかなぐり捨てたレフィは、静かに怒っている。

 あと一歩を踏み出さずに済んだのは、龍平がしっぽを引っ張ってくれたおかげだった。


「そ、そのようなことは、決してなく……。フレケリー卿、レフィ様、申し訳ございません。わたくしの配慮が至りませんこと、深くお詫びいたします」


 クレイシアは打ちのめされていた。

 龍平に喜んでほしかったのは本心だが、召喚の有用性を認めてほしいとの思いもあったことに気づかされていた。


 そして、レフィのいう残酷さに、まるで気づいていなかったことが恥ずかしく、申し訳なかった。

 うつむいて膝の上で固く拳を握り締め、クレイシアは涙をこらえていた。


「レフィ、ありがとう。だけど、大丈夫だ。俺は気にしていない。クレイシアさん、ありがとうございます。どうぞお気になさらず。いただいても?」


 レフィが本気で怒ってくれたことが、龍平は涙が出るほど嬉しかった。

 だが、これ以上事態を拗らせたくもなかった。


 クレイシアの態度を見れば、悪意を持っていないことは明らかだ。

 ならば、この場はありがたくいただいて場を納めようと、龍平は包みに手を伸ばした。


「はい。フレケリー卿のご配慮に感謝いたします。どうぞお召し上がりください」


 震える声で、クレイシアは答える。

 龍平の配慮に涙がにじんでいることを、クレイシアは自覚していた。


「では、遠慮なく……っ! ジゼルさんっ! 緑茶っ!」


 包みを開けた瞬間、龍平は叫んでしまった。

 このときばかりは、普段の気遣いも吹っ飛んでいる。


 こんがりと焦げ茶色に焼き上げられた丸いパンの中心に、薄桃色の何かを詰められたへそがある。

 龍平は、ふるえる手でパンをふたつに割り、その断面を食い入るように見つめた。


 真っ白なパンの中に、ほとんど黒といっていい濃い紫のペーストが詰まっている。

 間違いない。龍平は確信していた。


 龍平は、ふたつに割ったパンの片割れをかじり、ゆっくりと咀嚼した。

 甘みが足りない。豆の種類が違う。餡の舌触りのなめらかさも足りない。


 いくつも本物に届いていないことがある。

 だが龍平は、これがアンパンだと認めた。



 ジゼルが緑茶をサーブしたとき、アンパンを嚥下した龍平の頬を涙がひと筋こぼれ落ちた。

 龍平がさらにひと口アンパンをかじったとき、涙は滂沱となって流れ落ちる。


「……帰りてぇ……」


 ぽつりと龍平の口から、言葉がこぼれ落ちた。

 無意識だった。


 その言葉にクレイシアは思わず顔を両手で覆い、レフィが怒りのオーラをまとわせて、ゆらりと宙に浮き上がる。

 龍平をここまで悲しませたことを、レフィはもう赦しておけなかった。


――か、きゃっ? むぐぅっ?――


 咆哮とともに帰れと怒鳴りつけようとしたレフィの言葉は、龍平に掻き抱かれ不発に終わる。

 そしてレフィの口に、残りのアンパンが押し込まれた。


「……黙って、食え……」


 龍平は自分の失言に気づいたが、涙を止めることができなかった。

 もうひとつアンパンを頬張り、泣きながら飲み下して緑茶で舌を洗い流した。


「レフィ、食ってくれ。俺の故郷の味だ……」


 龍平の言葉に、レフィは黙ってアンパンを噛み砕いた。

 赤い龍の小さな舌に、ほのかな甘さと豆の味が広がっていった。


 ジゼル、フロイ、ソラ、そしてタエニアが立ち尽くす中、レフィを抱きしめたままハンカチで涙を拭いた龍平が口を開く。

 なんとも晴れやかな、いい笑顔がそこにはあった。


「クレイシアさんっ! ありがとうございますっ! 心から礼を言いますっ! まずは、これを完成させましょうっ! こんなひでぇアンパン初めて食ったっ! 甘くねぇし、桜の塩気も足りてねぇっ! なにより餡の豆が違うし練り込みも足りねぇっ! 俺の国でこんなの売ったら、間違いなく暴動もんだっ! ……だけど……だけどっ! これは間違いなくアンパンだっ! 誰が何と言おうと、日本を代表して俺が決めたっ! これは、間違いなく、アンパンだっ! 絶対帰ってやる……ぜぇぇぇったい、帰ってやるぞ、俺はっ!」


 そこまで叫んだ龍平は、呆気に取られるクレイシアの両手を掴んだ。

 龍平に抱えられていたレフィは、テーブル上のカップをなぎ倒す前に、するりと身を躱していた。


――リューヘー、あなた、どうしちゃったの?――


 空中に浮かんだまま、さりげなく拾い上げたアンパンをかじりながらレフィが聞いた。

 龍平の様子から、怒りは霧散している。


「クレイシアさん、さんざん酷いこと言って申し訳ございません。許してください。俺、日本人ですから。でも、おかげで決心しました。絶対日本に帰るって。でも、帰るだけじゃない。また戻ってくるって。この世界と日本と、いつでも行き来できる方法を探します。俺は魔法なんて、ぜんぜん解りません。何でも手伝いますから、俺にその方法を見つけさせてくださいっ!」


 龍平はクレイシアの手を握ったまま、必死に懇願している。

 アンパンに望郷の念を掻き立てられたことは間違いないが、自分のためにあれほど怒ったレフィと二度と会えなくなるなんて絶対に嫌だ。


 涙で言葉が出てこないクレイシアは、何度も頷き返していた。

 そこには、アンパンをけなされた怒りなど欠片もない。

 神殿の総力を挙げて、龍平の望みを叶えるという決意が、そこにはあった。


 レフィは、とりあえず丸く収まったものと判断している。

 だが、龍平がアンパンをあそこまでけなした理由が、レフィには解らない。


 でも、しょうがないよね、日本人だもの。

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