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【超訳】小倉百人一首   ~百の彩り 百の想い~  作者: 桜井今日子
平安サロン 当時の流行 最先端 歌もおしゃれも 火花バチバチ
80/110

075 約束は守らないと

75 契りおきし させもが露を 命にて あはれ今年の 秋もいぬめり

 ちぎりおきし させもがつゆを いのちにて あ()れことしの あきもいぬめり


【分類】人生


【超訳】あの約束はどうなった?

「任せとけ」って約束したよな? その言葉だけを信じてきたのに、何なんだよ。もうあの人事が決まるころだろ? どうなっているんだよ。


【詠み人】藤原基俊ふじわらのもととし



【決まり字】ちぎりお(4)


【雑感】作者は息子の出世を望み、藤原忠通ふじわらのただみち(76)に頼み、忠通も快諾しました。けれども約束は守られず、出世は叶わず、あきらめの歌を詠いました。

 うーん、人事ってタイヘンですよね。今も昔も。水面下でいろいろ交渉が行われているんでしょうね。この方の息子さんの出世(昇進?)もそんな水面下の約束だったのかもしれません。定員オーバーだったのか、そもそも昇進するだけの実力がなかったのかはわかりませんが、お父さんにとっては残念な人事異動だったようですね。

 息子よ、落ち込まずガンバレよ。今はジャンプ前のしゃがんでいる状態かもしれないよ。なんてね、事情がよくわかりませんが励ましてみます。

♪次回予告

076 海と波と雲と空

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