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【超訳】小倉百人一首   ~百の彩り 百の想い~  作者: 桜井今日子
春は花 夏の月夜に 秋寂し 冬白清く うつくしやまと
42/110

039 切ないくらいが華?

39 浅芽生の 小野の篠原 しのぶれど あまりてなどか 人の恋しき

 あさぢ()の ()ののしのはら しのぶれど あまりてなどか ひとのこ()しき


【分類】恋 (男子・ラブラブ)


【超訳】もう抑えられない。

背丈の低いちがやがまばらに生えているここでは僕の想いは隠しきれないよ。もうどうしようもないんだ。どうしてこんなにキミのことが恋しいんだろう。


【詠み人】参議等さんぎひとし

源等みなもとのひとし


【決まり字】あさぢ(3)


【雑感】丈の短いちがやがまばらに生えている情景に自分の想いを重ねています。もう僕の想いは隠しきれないよ。押さえきれないよ。今まで隠してきた想いだけれど、どうしてこんなにキミのことが恋しいんだろう、と切ない想いが伝わります。

秘めた想い、隠そうとしているのに溢れる想い。切ないわ。オバさんだってキュンとくるわ。ただね、そこで禁を犯してしまうと「あららら〜」となってしまう。超えたいんだけれど、越えられない。とっても切ない当のおふたり。「超えちゃいなさいよ!」とけしかけるクセに、超えたら超えたで「あら、ホントに超えちゃったの?」と冷めた目で見る第三者。さじ加減がねえ……、重要です。無責任な第三者ですけれど。





♪次回予告

040 表情は正直

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