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【超訳】小倉百人一首   ~百の彩り 百の想い~  作者: 桜井今日子
春は花 夏の月夜に 秋寂し 冬白清く うつくしやまと
37/110

034 孤独感、喪失感

34 誰をかも 知る人にせむ 高砂の 松も昔の 友ならなくに

 たれをかも しるひとにせ() たかさごの まつもむかしの ともならなくに


【分類】別れ


【超訳】気づけばひとり……。

友達は次々と亡くなってしまうし、これからは誰を友達だと思えばいいのだ? この高砂の松だって、友のかわりにはなれっこないのに。


【詠み人】藤原興風ふじわらのおきかぜ

三十六歌仙のひとり。


【決まり字】たれ(2)


【雑感】友達を失くした悲しみをこめた歌です。「高砂の松」といえばおめでたい象徴なのだけれど、わざとその松を詠み込むことで、孤独感を強調させているそうです。

 まだ想像がつかないのだけれど、友を失う、亡くすというのも辛い経験でしょうね。歳を重ねるということは決して悪いことばかりではないけれど、そうした体験は人を孤独に感じさせてしまうんでしょうね。



♪次回予告

035 久しぶり

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