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【超訳】小倉百人一首   ~百の彩り 百の想い~  作者: 桜井今日子
春は花 夏の月夜に 秋寂し 冬白清く うつくしやまと
28/110

025 言い訳? 純情?

25 名にし負はば 逢坂山の さねかずら 人に知られで くるよしもがな

 なにしおはば あふ(おう)さかやまの さねかずら ひとにしられで くるよしもがな


【分類】恋 (男子・悲恋)


【超訳】何か方法はない?

逢坂山には「逢う」っていう字が使ってあるし、さねかずらの名前には「さ寝(男女が一緒に寝る)」っていう言葉が入っているし、その名前のとおりなんだったら、誰にも知られずにキミに逢いに行く方法を教えてよ。逢坂山のさねかずらをたぐりよせるみたいにさ。


【詠み人】三条右大臣

藤原定方ふじわらのさだたか


【決まり字】なにし(3)


【雑感】何かしらの事情があって恋人のもとへ行けないことを詠った歌だそうです。またしても、許されない恋で逢いにいけないのか、もしくは、逢いに行かない言い訳として、だってみんなにバレちゃうじゃん、何かバレない方法ある? と逆ギレしているのか……。

 さねかずらはつる性の植物。つるをたぐりよせれば実や花を手に取ることができます。同じようにどうにか彼女に逢いたいんだ。何か方法はないのかよ、とつぶやいているのでしょうか。

♪次回予告

026 スクリーンショット?

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